犬夜叉(アニメ動画)を無料視聴できるサイト!1話~最終回のあらすじ・声優まとめ

©高橋留美子/小学館・読売テレビ・サンライズ 2000

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放送時期2000年秋
話数全44話(全167話中1話~44話)
制作会社サンライズ
声優犬夜叉:山口勝平/日暮かごめ:雪乃五月

 

▼犬夜叉1期のあらすじ▼

神社の娘、日暮かごめは神社のほこらにある古びた枯れ井戸から戦国時代へとタイムスリップしてしまう。かごめは、半妖の犬夜叉と運命的な出会いを果たし、あらゆる願いがかなうと言われている“四魂の玉”を巡る戦いと陰謀に巻き込まれていくことになる…。

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目次

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『犬夜叉1期』各話あらすじ

第1話「時代を超えた少女と対印された少年」

魑魅魍魎の跋扈する戦国時代。半妖の少年・犬夜叉は本物の妖怪になるため妖怪の妖力を増大させるという"四魂の玉"を狙って村を襲っていた。しかし、玉を守る村の巫女・桔梗に胸を射抜かれ封印されてしまう。いっぽう、深手を負っていた桔梗も、妹の楓(かえで)に自分の亡骸と共に四魂の玉を燃やせと命じて絶命する。

それから500年が経った現代。由緒ある神社の娘、日暮かごめは平穏な日々を過ごす中学3年生の普通の少女。しかし15歳の誕生日、かごめは境内の洞にある井戸から出てきた妖怪によって井戸の中に引きずり込まれてしまう。その落ちた先にあったのは未だ妖怪うごめく戦国時代であった。井戸からはいでたかごめは、周りの風景が違うことに驚くと同時に、古びた矢によって張りつけにされている犬夜叉を見つける。これが、かごめと犬夜叉の初めての出会いであった。

第2話「四魂の玉を狙う者たち」

神社の娘・かごめは、15歳の誕生日に境内の祠にある井戸から戦国時代へタイムスリップしてしまう。そこで封印された半妖の少年・犬夜叉と出会う。その地で妖怪"百足上臓(むかでじょうろう)"に襲われたかごめは"四魂の玉(しこんのたま)"を奪われてしまい悩んだ末、犬夜叉の封印を解いてしまう。復活した犬夜叉は百足上臓を一撃で倒すが、四魂の玉を渡せとかごめに襲いかかる。

犬夜叉の鋭い爪は、かごめの立っていた地面を5m程えぐり取った。あわやのところで避けたかごめに再び犬夜叉が迫りくる。その時、楓(かえで)の投げた念珠が犬夜叉の首にかかった。さらに「魂鎮(たましず)めの言霊を!」と促されたかごめは、思わず「おすわり!」と。すると犬夜叉の身体は地上に叩き伏せられてしまう。しかも念珠は犬夜叉の力では外すことはできなかった。

第3話「骨喰いの井戸からただいまっ!」

神社の井戸を抜け、現代から戦国時代へタイムスリップしてしまった中学3年の少女・かごめは半妖の少年・犬夜叉と出会う。2人で協力して"四魂の玉(しこんのたま)"を飲み込んだ妖鳥"屍舞烏(しぶがらす)"を退治するが、屍舞烏から取り戻したのはわずか、一片の破片だけだった。かごめが放った破魔の矢は屍舞烏と一緒に四魂の玉までも打ち砕き、玉はばらばらに飛び散ってしまったのだった。

巫女の老婆・楓は「たとえひとかけでも、強い物の怪の手に渡れば災いの元となろう」と案じ、かごめと犬夜叉に2人で協力して四魂の玉のかけらを集めるように命じる。

しかし、幼稚で喧嘩腰の犬夜叉に怒ったかごめは現代に帰る決心を固め、1人で"骨喰いの井戸"へ向かった。そこへ四魂の玉を狙う妖魔"逆髪の結羅(さかさがみのゆら)"が現れ、かごめに襲いかかってきた。結羅は数本の髪の毛をあやとりのように弄びながら、かごめの懐から髪の毛を使って四魂の玉を奪い取る。かごめは結羅の振りかざす刀を間一髪でよけるが、バランスを崩して井戸の中へ。止めを刺そうとした結羅だが、井戸の中にいるはずのかごめの姿を見失ってしまう。

楓は村の女親に呼ばれ、いきなり倒れたという彼女の娘の元へ。すると突如、娘が起き上がり操り人形のように不自然な振る舞いで包丁を手に襲いかかってきた。結羅が村人を髪の毛で操り、破片の在り処を探ろうとしたのだ。

いっぽう山道で村の娘たちに襲われた犬夜叉は娘たちに手をかけようとした。しかし、そこへ怪我をした楓が現れ「娘たちを傷つけてはならん!」と。みな何者かに操られているだけなので、陰で操っている者を倒さねばならないと言う。まもなく結羅が両手を広げ髪の毛の結び目をギュッと締め上げた。その途端、犬夜叉は背後の大木に縛りつけられてしまう。犬夜叉の首を髪の毛がギリギリと締めつけていく。

「うがぁーッ!」掛け声とともに犬夜叉は髪の毛をプチプチと切断していった。結羅の髪の攻撃を逃れた犬夜叉は、楓を落ち葉の中に隠すと、かごめを探して走り出した。結羅の髪の毛を見極められるのは巫女・桔梗(ききょう)の生まれ変わり、かごめだけだった。  そのころ、結羅に襲われ井戸に落ちたかごめは現代に舞い戻っていた。かごめが自宅の風呂に入り至福の時を過ごしている間、犬夜叉はかごめを探して走り続けていた。

第4話「逆髪の妖魔 結羅」

現代から戦国時代へタイムスリップしてしまったかごめは、中学3年生の普通の少女。半妖の少年・犬夜叉と出会い、彼の封印を解いたことから2人で協力して砕け散ってしまった"四魂の玉"を集めることになる。そこへ四魂の玉を狙って妖魔"逆髪の結羅(さかさがみのゆら)"が出現する。しかし、かごめは結羅に襲われ"骨喰いの井戸"に落ち、現代の世界へ戻ってしまっていた。結羅の髪の毛を見極めることができるのはかごめ唯一人。犬夜叉はかごめを探して走りまわった。

その頃、久しぶりに現代の我が家へ帰ったかごめは家でくつろいでいた。かごめは犬夜叉と自分を襲った妖魔・結羅のことが気にかかるが、全てを忘れてしまおうと家族と一緒に夕食のおでんを食べる。そこへ井戸を通って戦国時代から犬夜叉がかごめを連れ戻しにやってきた。しかし、その肩には結羅の操る髪の毛が。現代世界に妖怪の攻撃が及ぶのをくい止めるため、かごめは再び戦国時代へ戻る決心をする。そんなかごめに犬夜叉は鎧よりも強いという火鼠(ひねずみ)の毛で織った衣を貸してやった。井戸の中に飛び込むと、2人をまばゆい閃光と漆黒の闇が包み込んでいった。

戦国時代に戻った犬夜叉とかごめは、森の中に張りめぐらされた結羅の髪の中から、光る髪をたどって結羅の巣にたどり着く。2人を待ち構えていた結羅は、犬夜叉の攻撃をさけると残忍な笑みを浮かべて刀で犬夜叉を斬りつけた。それを見たかごめは、途中で拾った弓矢で反撃を開始。その矢は結羅の髪の毛を消してしまう効力を発揮した。かごめの不思議な力を恐れた結羅は、かごめに向けて鬼火櫛(おにびぐし)を放つと、紅蓮の炎が櫛から放たれ、かごめは炎に包まれてしまう。かごめが死んだと思った犬夜叉は血の刃"飛刃血爪(ひじんけっそう)"を結羅に叩きつけた。さらに攻撃を続けるが、結羅は倒れない。不死身かと思われたその時、髪束を駆け登っていく赤い衣があった。火鼠の衣に守られたかごめが、結羅の弱点を突き止めたのだ。あせった結羅は、かごめの首に髪の毛を巻き付け、じりじりと締めつける。その瞬間、血の刃がかごめの周囲の毛と結羅を切り裂いた。ほっと一安心した犬夜叉の背後に刀を持つ結羅の右手が髪の毛に操られ迫っていた。胸を刺され、苦痛に顔をゆがめた犬夜叉が振り向くと、そこには致命傷を負いながらもたっている不死身の結羅の姿があった。

第5話「戦慄の貴公子 殺生丸」

野営の陣幕の中でひときわ大きな声をあげている侍がいる。剛力無双で知られる侍たちの大将だ。突然その大将の身体が宙に舞い上がった。背後からその首をつかむ影・・・。妖怪"殺生丸(せっしょうまる)"が、父の墓を探してこの地を訪れたのだ。足軽雑兵も集まり、殺生丸を退治しようとするが、手下の妖怪"邪見(じゃけん)"が"人頭杖(じんとうじょう)"をかざすと兵たちは杖から出た炎に飲み込まれてしまう。殺生丸の父の墓探しは困難を極めていた。そこへ邪見が犬夜叉なら墓の在り処を知っているのではないか?しかも50年前に封印された犬夜叉だったが、最近になって封印が解かれ廷ったと殺生丸に提言する。 その犬夜叉は楓の住む村にいた。"四魂の玉"のかけらを持つ妖怪を退治するため、骨喰いの井戸を通って現代と戦国時代を行き来するかごめを待っていたのだ。現代から自転車を持ち込んだかごめは、野良仕事をする農民たちを尻目に自転車に乗って走り抜けていく。

楓の村につくと妖魔"逆髪の結羅(さかさがみのゆら)"によって斬られた傷の手当てをしようとかごめは犬夜叉に迫る。しかし、すでに刀傷は跡形もなかった。そこへ指の先ほどしかないノミじじいの"冥加(みょうが)"が現れる。冥加は犬夜叉の父の墓守をしていたが、最近、その墓を暴こうとする者がいると知らせにきたのだ。犬夜叉の父は、西国を根城にしていた化け犬の大妖怪。犬夜叉の母親のことが気になったかごめは、そのことを聞くと「死んだよ。とっくの昔に」と答え、犬夜叉はその場を立ち去ってしまった。父親が大妖怪で犬夜叉が半妖ということは・・・、かごめは犬夜叉の母親も、もしかしたら人間ではないかと考え始める。

その時、怪しげな雲がただよい、カラカラと車輪の回る音を響かせ空飛ぶ牛車が強大な妖気と共に現れた。その牛車の御簾がひるがえると、中には死んだはずの犬夜叉の母の姿があった。その途端、暗雲を切り裂いて巨大な腕が伸びてくる。腕は牛車を握り潰し、巨大な鬼がその全貌を現した。その左手には犬夜叉の母を握りしめている。さらに巨大な鬼の首筋には殺生丸の姿があった。鬼を操っていたのは殺生丸だったのだ。犬夜叉の腹違いの兄である殺生丸が父の墓の在り処を聞き出すため、冥界(めいかい)から犬夜叉の母を呼び出したのだ。半妖の犬夜叉を蔑み、母を苦しめる殺生丸に怒った犬夜叉は鬼の手から母を奪い返そうと、鬼に立ち向かっていく。「かごめ!おふくろを連れて逃げろ!」かごめと鬼の間に立ちはだかる犬夜叉。その瞬間、母の手からまばゆいばかりの光りが発すると同時に、3人の姿は消えていた。彼女は犬夜叉とかごめを連れ、その場を逃れた。しかし、すべては邪見がもくろむ罠だったのだ。

第6話「不気味な妖刀 鉄砕牙」

殺生丸から母を奪い返し、犬夜叉はこの世とあの世の境で母との別れを惜しんでいた。いっぽう、目を覚ましたかごめは水面に映る犬夜叉と母の2人の姿を見て驚く。なんと、母親の顔には目鼻がなかったのだ。すべては殺生丸の手下・邪見が、犬夜叉の父の墓の手掛かりを探るために仕掛けた罠だったのだ。妖怪"無女"は正体を現し犬夜叉を身体に取り込もうとする。かごめは冥加に金縛りを解いてもらい、邪見の隙をうかがうのだった。 無女を操る邪見は、犬夜叉から「右の黒真珠」という言葉を聞き出す。その隙をついてかごめは邪見の頭を踏みつけ"人頭杖"を奪い取った。

しかし、なおも犬夜叉は無女に吸い込まれ続け、かごめにはどうすることもできない。そこに冥加が現れ「犬夜叉様の魂をお起こしせい!」と叫ぶ。かごめは水面に映る無女に向かって人頭杖を投げつけた。すると、水面の像がかき消え無女の身体から犬夜叉は脱出する。そこに殺生丸が現れ犬夜叉の右目を妖術で抜き出してしまう。"黒真珠"は犬夜叉の右目に封じ込まれていたのだ。怒りに我を忘れて殺生丸に飛びかかる犬夜叉だが、軽くかわされ逆に反撃を食らってしまう。 殺生丸が黒真珠に人頭杖を振り下ろすと、黒真珠を起点に黒い光りが渦巻くようにほとばしる。父の墓への入り口が開いたのだ。殺生丸を追って犬夜叉とかごめは、渦の中へ飛び込んでいく。

その中は明るい冥界のような世界が広がっており、巨大な妖怪の骨があった。大妖怪の父が変化(へんげ)を解いた真の姿である。殺生丸の狙いはは亡骸(なきがら)の中におさめられた宝刀"鉄砕牙"にあった。父の骸(むくろ)の体内に入った殺生丸は台座に突き刺さっている古びた剣を見つける。それこそが一振りで百匹の妖怪をなぎ倒すという牙の剣・鉄砕牙であった。殺生丸は剣を抜こうと柄(つか)に手をかけるが、閃光が走り鉄砕牙を抜くことはできない。そこへ犬夜叉が現れ殺生丸への嫌がらせのため自分も鉄砕牙を抜こうとするが、やはり剣を抜くことはできなかった。殺生丸が犬夜叉に襲いかかった瞬間、思わず飛び出したかごめだが、逆に邪見に投げ飛ばされてしまう。よろめきながら立ち上がり無意識のうちに鉄砕牙の柄(つか)に手をかけたかごめは、難なく鉄砕牙を抜いてしまう。

第7話「激対決!殺生丸VS鉄砕牙!!」

犬夜叉と殺生丸の父の墓におさめられていた妖刀・鉄砕牙。2人でも抜けなかった剣をかごめは、難なく抜いてしまう。そんなかごめを冷やかに見つめる殺生丸は、犬夜叉の攻撃をかわすと、毒の爪でかごめに襲いかかった。犬夜叉があわてて飛び込んでくるが、すでにかごめの姿はなく、ただ鉄砕牙だけが転がっていた。かごめが殺されたと思った犬夜叉は怒りに我を忘れ、殺生丸に突っ込んでいく。

犬夜叉の一撃が殺生丸の腹を突き胴鎧が砕け落ちる。今までかすりもしなかった犬夜叉の攻撃が初めて殺生丸に当たったのだ。いっぽう、死んだと思われていたかごめは鉄砕牙の結界に守られ生きていた。かごめから鉄砕牙を渡された犬夜叉が剣を構えると、殺生丸は全身からおびただしい妖気を発散させて、みるみるうちに変化していった。現れいでたのは巨大な犬の姿をした、妖犬殺生丸だった。 犬夜叉は妖犬殺生丸に鉄砕牙を振り下ろすが、傷一つつけることができない。殺生丸の攻撃をかわしながら鉄砕牙で斬りつけるが、何度やっても跳ね返されるだけである。それを見ていたかごめは「やっぱり・・・駄目なの?」と言い大粒の涙を流す。あわてた犬夜叉が「おれがおまえを守るっ」と叫ぶと、それに呼応するかのように鉄砕牙の脈打つような鼓動が始まった。犬夜叉の心に反応し、鉄砕牙が巨大な牙のような姿に変わった。犬夜叉が鉄砕牙を一閃させると、妖犬殺生丸が崩れ落ちた。さらに2度目の攻撃を胸にうけた妖犬殺生丸は、そのまま姿を消してしまう。

黒真珠から黒い光りの渦が吹き上がり、犬夜叉たちが姿を表す。元の世界に舞い戻ってきたのだ。 翌朝、楓の家で囲炉裏を囲み、かごめと冥加は楓と話し合った。なぜ、かごめに鉄砕牙が抜けたのか?すると冥加が、鉄砕牙は犬夜叉の父君が、人間である母君の身を守るために作った妖刀だと、剣のできた経緯を話す。また、だからこそ人間のかごめが鉄砕牙を抜くことができたのではないか、もともと人間を慈しみ守る心がなければ、使うことはできない刀なのだから。そのため人間に対して慈悲の心を一切持たぬ殺生丸には、鉄砕牙を使うことができなかったと推理する。そうとは知らない犬夜叉は、元のボロ刀に戻った鉄砕牙の使い方がわからずに刀を振り回していた。

第8話「殿様妖怪九十九の蝦蟇」

犬夜叉、かごめ、冥加は四魂の玉を探す旅の途中に武田家の若侍、甘利信長と出会う。一見うつけ者のように見える信長だったが、彼には重大な使命があった。武田家から嫁いだ露姫の夫の殿様が乱心したという噂を聞きつけ真偽を確かめるべく駆けつけてきたのだ。まもなく、城の殿様が物の怪に爆かれていると噂話を聞きつけた犬夜叉の一行は、妖怪退治に乗り出す。そこへ信長もついてきた。犬夜叉たちが城内に忍び込むと、城の者は全て妖術で眠らされていた。露姫の身を案じて懸命に探す信長は、ついに姫を見つけ出す。

そこへ包帯だらけの城主が現れた。大夜叉が鋭い爪を振り下ろすと城主の顔に巻かれていた包帯が宙を舞い中から蛙の顔が現れる。この蛙こそ齢(よわい)三百年の妖怪"九十九の蝦蟇"であった。蝦蟇が口から瘴気を吐くと、犬夜叉は喉を抑えて床に倒れ込んでしまう。その間に蝦蟇は露姫を抱いて逃げようとする。露姫を慕っている信長は姫を奪い返そうと刀を抜くが、蝦蟇は信長に大怪我を負わせ姫を担いで逃げ出してしまう。 蝦蟇が逃げ込んだ部屋には巨大な蛙の卵がいくつも積み上げられ、中には村の娘達が入っていた。その部屋に飛び込んだ犬夜叉は、鉄砕牙を抜き瘴気を吹き飛ばしながら一閃させる。しかし、斬られた蝦蟇は卵から飛び出した娘の魂を食らって傷を治してしまう。信長が卵の中から露姫を助け出そうとすると、蝦蟇が信長に襲いかかってきた。犬夜叉が鉄砕牙の峰を蝦蟇の頭に振り下ろすと、蝦蟇の意識が昏倒したのか、中から殿様の心が表に現れ出た。まもなく身も心も物の怪に奪われ、このままでは露姫を食らってしまうと心配した殿様は自分ごと蝦蟇を斬れと言う。しかし、信長はそんな殿様をかばうのだった。 冥加から蝦蟇は熱いものに苦手だと聞いたかごめは、猿の日吉丸が持ってきた油皿の火に、ヘアスプレーを吹きつける。

すると霧が炎となって蝦蟇の顔面に襲いかかった。城主の身体から飛び出した蝦蟇を、犬夜叉は一刀で退治してしまう。 元に戻った城主と仲むつまじい露姫を見た信長は気を落とすが、そんな信長をかごめと犬夜叉は元気づけてやるのだった。

第9話「七宝登場!雷獣兄弟 飛天満天!!」

かごめは現代と戦国時代を骨喰いの井戸を通って自由に行き来していた。犬夜叉がかごめが現代から持ってきたカップラーメンを食べていると、突然青白い炎が現れ、間抜けなまんまるい妖怪が現れる。犬夜叉がその妖怪を張り飛ばすと、途端に弱々しい炎となり子狐妖怪・七宝が姿を現した。七宝は雷獣兄弟に殺された父親の仇を討つため、かごめの持っている四魂の玉を狙っていたのだ。犬夜叉を"手乗り地蔵の術"で金縛りにした七宝はかごめから、まんまと四魂のかけらを盗み出す。 かごめは犬夜叉を置き去りにして、一人で七宝を追いかける。

そこへ、四魂の玉の気配を嗅ぎつけた雷獣兄弟の弟・満天が草むらから現れる。親の仇を目の前にした七宝は果敢にも満天に飛びかかるが、簡単に弾き飛ばされてしまう。四魂のかけらをよこせと詰め寄る満天。絶体絶命のピンチに陥った七宝だったが、かごめの放った破魔の矢に危ういところで救われる。大事な髪の毛をかごめに吹き飛ばされた満天は激怒し、かごめに雷獣波を放つ。紙一重でかわしたかごめだったが、その余波で気絶してしまう。かごめの無防備な姿を見た満天は、あまりのかわいさにかごめを小脇に抱え連れ去ってしまう。 命の恩人のかごめを置いて逃げてしまい、負い目を感じる七宝は犬夜叉の元に戻って金縛りの術を解き、かごめを助けてくれるように頼み込む。はじめは横柄な態度を取っていた犬夜叉だったが、意外にあっさりとかごめの救出に向かうのだった。

雷獣兄弟の根城で目が覚めたかごめは、満天が自分を毛生え薬にするつもりだと知り驚く。まもなく兄の飛天が女を連れて戻ってきた。人間の姿に似た飛天を見たかごめは、始め安心するが、飛天も何気ないことで連れの女を灰にしてしまうさらに危ない妖怪だと知る。満天に殺されそうになったかごめは、雷獣兄弟が四魂の玉のかけらを欲しがっていると知り2人に嘘をついて犬夜叉を探させる。 一方、犬夜叉と七宝、そして冥加の3人はかごめを救うため、雷獣兄弟が棲むという山へむかっていた。

第10話「妖刀激突!雷擊刃VS鉄砕牙!!」

雷獣兄弟の弟、満天に連れ去られたかごめを救うため、犬夜叉と七宝、冥加の3人は雷獣の棲む山へ向かっていた。そこで、かごめを連れた雷獣兄弟と遭遇する。兄・飛天の振るう雷撃を放つ槍・雷撃刃を鉄砕牙で受けとめた犬夜叉は強敵を前にして緊迫する。しかし、犬夜叉はかごめに気を取られ苦戦を強いられるのだった。

七宝の活躍で一度は満天の手を逃れたかごめだったが、最後の髪の毛を吹き飛ばされた満天は大激怒し、目茶苦茶に雷撃を放つ。かごめに化けた七宝は満天の動きを封じ、その間にかごめは満天の鼻先に刺さった矢を抜こうとするが、激怒している満天は七宝を弾き飛ばし、かごめを絞め殺そうとした。 犬夜叉はかごめが気になって飛天との戦いに集中できない。それにも増して雷獣兄弟の卑劣さに怒りを覚えた犬夜叉は、飛天めがけて鉄砕牙を投げつけた。が、犬夜叉は飛天を狙うと見せかけて、満天を狙っていたのだ。鉄砕牙は満天を貫き、かごめと七宝はピンチを脱する。弟を殺された飛天は慟哭し、満天の額にあった四魂のかけらを取り込んだ。かけらが5つになった飛天は、パワーアップした雷撃を犬夜叉に放つ。

空気全体が震えるような膨大な量の雷撃が犬夜叉に襲いかかった。さけられないと見た犬夜叉は、冥加の助言を聞き鉄砕牙の鞘で雷撃を防いだ。鉄砕牙の鞘には妖力を封じる力が備わっていたのだ。鞘を楯にして飛天に突っ込む犬夜叉だが、飛天は空中に飛んでかわし犬夜叉を翻弄する。かごめは弓に化けた七宝で飛天に矢を放ち犬夜叉に加勢する。その刹那、飛天の懐に飛び込んだ犬夜叉は鞘を捨て、飛天の顔を殴りつけた。

雷撃波に包まれた2人は焼き殺されたように見えた。そして、雷撃刃を受け止める大刃の鞘が今にも折れようとしたその瞬間、鞘の妖力は鉄砕牙を呼ぶのだった。

第11話「現代によみがえる呪いの能面」

高校受験をひかえる中学3年のかごめは学校の定期テストを受けるため、500年前の戦国時代から現代へ戻ってきた。 その日、かごめが学校へテストを受けに行っている間に日暮神社の倉庫で火事騒ぎが起こる。境内で掃除をしていたかごめの祖父が、倉庫の入り口から煙があがっているのを発見し倉庫へ向かうと、"肉づきの面"と呼ばれる能面が封印の札を焼いて暴れ出し、祖父に襲いかかづてきた。能面の攻撃に祖父は御札を持って構えるが、火がまわって焼け落ちてくる柱に頭を直撃され気絶してしまう。

かごめが学校から帰ってくると、自宅の神社の前に何台もの消防車が止まっていた。驚いたかごめはあわてて母親のもとに行くが、すでに消火活動も終わり火事はおさまっていた。しかし、肉づきの面は誰にも悟られることなく消防隊員に取り憑き、消防車を暴走させて逃走した。そして何人もの犠牲者を身体に取り込み能面の身体は膨れ上がっていった。

入院した祖父の付き添いで母親は病院に泊まり、かごめは弟の草太と留守を守ることになった。まもなく、かごめは一連の騒ぎは"四魂の玉"のかけらを現代に持ってきてから異変が起こったことに気づく。 そこへ、肉づきの面が四魂のかけらを狙って襲いかかってきた。かごめは四魂のかけらを持った自分を囮にして草太を逃がし、祠の井戸から犬夜叉を呼んでくるように言う。草太は思い切って井戸に飛び込むが、かごめのように戦国時代に行くことはできない。草太が半べそをかいていると突然、犬夜叉が目の前に現れる。 草太を背中に乗せて、犬夜叉は猛スピードで血のにおいを頼りにかごめを追いかける。いっぽうかごめは、能面に追われ工事現場に息を切らせて駆け込んでいた。逃げ場を失ったかごめは建設中のビルに登るが、あっと言う間に追いつかれてしまう。危機一髪のところで犬夜叉が現れ、能面の肉体を切り刻むが、能面の身体はまだ身動きを続けていた。

数百年前に四魂のかけらを受けた大桂の木から掘り出され、以来人を食い続けてきたと語る能面。四魂のかけらが埋め込まれている額が弱点だとかごめから聞いた犬夜叉は、能面めがけて拳を放つ。しかし、能面の顔は拳を受ける前に縦に真っ二つに裂け、犬夜叉の腕を飲み込んでしまうのだった。

第12話「タタリモッケと小さな悪霊」

戦国時代から1週間ぶりに現代にもどってきたかごめは学校の帰り道、公園で花火をしている親子たちを見かける。すると1人の女の子が彼らの花火の束に火のついたネズミ花火を投げかけたのを目撃する。悪質なイタズラにかごめはその女の子に注意をしようとするが、一瞬のうちにその姿は消えてしまった。

翌日、弟の草太が入院している友達の見舞いに行くというので付き添うことになった。草太の友達・悟は半年前の火事以来、ずっと眠り続けていた。その病室でかごめは、昨日イタズラをした少女を再び目撃する。彼女は、半年前の火事で死んだ悟の姉・真由の幽霊だった。真由は恨みか未練があるのか、弟の悟の命を狙い続けていた。真由の悲しそうな目を見たかごめは彼女に放っておけないものを感じる。また、真由に寄り添う赤子のような妖怪も気になり、戦国時代に行き冥加(みょうが)にその妖怪のことを尋ねてみた。 その妖怪はタタリモッケと言い、本来は子供の魂を鎮める優しい妖怪で子供が無事に成仏するまで見守ってやるのだが、現世に災いをもたらすような魂は地獄に運ぶ役割を持っていた。幽霊は妖怪よりもやっかいなため関わるなという犬夜叉の制止も聞かず、かごめは真由を救うため急いで現代へ舞い戻った。

半年前の火事の日、真由が帰宅したことを知らなかった母親は悟を救い出すだけで精一杯だった。だが、真由は自分だけ助けてもらえなかったと誤解して悟を狙い続けていたのだ。 再び、真由が悟を狙って病室に現れた。かごめがドアを開けて駆け込むと、悟の寝ているベッドが持ち上がっていた。かごめと一緒に病室に飛び込んだ母親は真由の姿を見て驚く。見えない力に押されてストレッチャーは母親めがけて突進し、ストレッチャーに当たった母親は気を失ってしまう。火事を引き起こした原因はすべて自分にあり、母も悟も悪くないと判っている真由だが、自分だけ死んでしまったことに納得いかず理不尽な怒りが爆発する。ポルターガイスト現象が起こり、悟が窓の外に放り投げられた。そこにタイミングよく現れた犬夜叉が悟をキャッチして助け出す。真由は悪霊寸前にまでなってしまった。

タタリモッケは悪霊になってしまった子供の魂を、死んだ場所と時間に戻し、そこから地獄に引きずり込む。悪霊の一歩手前にまでなってしまった真由の魂をタタリモッケは地獄に引きずり込もうとしていた。悲しげにふりむく真由の姿を見たかごめは真由を助けるため、犬夜叉の背中に乗ってタタリモッケの後を追うのだった。

第13話「新月の謎黒髪の犬夜叉」

小舟に乗って四魂のかけらを探す旅にでかけたかごめたちは川を下る途中、妖怪嫌いの少女・なずなと出会う。彼女は最近、頻繁にこのあたりに出没する妖怪"蜘蛛頭"に追われていた。なずなによると、蜘蛛頭は春先からこの山に住み着き、死体の頭に巣くって人を襲ってまわっているらしい。犬夜叉たちはなずなを送って彼女が身を寄せている寺を訪れた。寺の和尚は、なずなは両親を蜘蛛頭に殺されたため、妖怪嫌いになったと言う。犬夜叉の一行は和尚の法力で守られている寺に泊めてもらうことになった。

その夜、和尚の結界が破られ、蜘蛛頭たちが一斉に襲ってきた。犬夜叉の活躍かと思われたが、半妖である犬夜叉は1月に1度、妖力を失ってしまう時がある。それが今日、朔の日(新月)であった。蜘蛛頭から危うく逃げてきたなずなが、寺に残っている和尚の救出を頼むが、人間になってしまった犬夜叉は断ってしまう。しかし、かごめが寺に四魂のかけらを忘れたと聞いて、犬夜叉は七宝を連れて寺へ戻って行った。

犬夜叉と七宝は蜘蛛頭たちを蹴散らしながら、寺の本堂々へ向かった。犬夜叉たちが本堂に着くと和尚が、かごめのリュックを開け四魂のかけらを手にしていた。和尚は邪悪な本性を現し突然、蜘蛛和尚となった。和尚こそが蜘蛛頭の親玉だったのだ。そしていくつかの四魂のかけらを取り込んでしまう。

かごめと七宝の加勢で犬夜叉は何とか鉄砕牙の結界に逃げ込むが、蜘蛛和尚の毒にやられ意識を失っていた。かごめたちが閉じこもった部屋の戸を蜘蛛和尚は破ろうとするが、鉄砕牙の結界にはばまれて開けることはできない。その間に、冥加は死んだように横たわる犬夜叉の首に吸いつき毒を吸い出した。泣きじゃくるかごめを前にして犬夜叉は一瞬、目を覚ますが再び眠りについてしまう。

長く太く伸びた蜘蛛和尚の手足が本堂を締めつけ、ついには壁も屋根も吹き飛ばしてしまう。残りの四魂のかけらを奪った蜘蛛和尚はパワーアップし、かごめたちが絶体絶命かと思われたとき・・・。

第14話「盗まれた桔梗の霊骨」

楓の村が鬼女・裏陶によって襲われ、桔梗の骨と墓土が持ち去られた。楓は裏陶に向かって矢を放つが、難なくかわされ逆に楓は吹き飛ばされてしまう。

同じ頃、夢を見て桔梗を思い出していた犬夜叉は、大鎌を持ちつづらを背負った裏陶が田んぼの上を飛び去っていくのを目撃する。裏陶から楓の血の臭いを嗅ぎ出した犬夜叉はかごめと七宝をうながして、楓の村に急いだ。

犬夜叉たちを出迎えた手負いの楓は、盗まれた桔梗の骨を裏陶から取り戻してほしいと犬夜叉に頼む。桔梗は巫女の中でも並はずれた力を持っていたため、その骨が妖怪の手に渡って悪用されることを恐れたのだ。50年前に自分を封印した桔梗を敵と憎んでいる犬夜叉は一度は断るが、結局、楓、かごめたちと共に桔梗の骨を取り戻しに向かうのだった。

裏陶は桔梗の骨と墓土を使い人形の人器を作って鬼窯で焼いていた。窯の煙突からは白い煙が立ちのぼる。裏陶の住処に近づくかごめは、道中、桔梗のことになると犬夜叉の態度が変わることに気づく。そして、もしかしたら犬夜叉は本当は桔梗のことが好きだったのではないかと思い始める。  いっぽう、焼き上がった人器の中から桔梗の身体が現れた。裏陶は桔梗を使って四魂のかけらを集め、その力を使って闇の世界に君臨しようとしていた。しかし、桔梗の身体には魂が入っておらず、ただの抜け殻であることから、桔梗の魂はすでに転生しほかの身体に生まれ変わっていることを知る。  裏陶の住処へ通じている吊り橋にたどりついた犬夜叉たちは、土人形たちの襲撃を受ける。闘いの様子を対岸の崖の上からながめていた裏陶は、かごめが桔梗にそっくりなことから、かごめが桔梗の転生した姿だと見抜く。そこで吊り橋を切って、大夜叉たちを谷底に落とし、かごめ1人をさらって住処へ帰って行った。

両手を縛られ石の棺に入れられたかごめに、裏陶は薬草の入った水を注ぎ込む。その薬草は魂を身体から引き離す力を持っていた。

第15話「悲運の巫女桔梗復活」

楓の村を襲った鬼女の裏陶は、奪った骨と墓土で桔梗を復活させた。桔梗を自分のしもべにして四魂のかけらを集めさせようとしたのだが、再生された桔梗は魂がなく抜け殻であった。かごめを見つけた裏陶は、かごめを桔梗の転生した生まれ変わりだと見抜き、かごめをさらって住処へと戻って行った。

いっぽう、谷底へ落とされた犬夜叉だったが、裏陶の兵隊である土人形がクッションになり難を逃れた。楓も七宝の木の葉の術で無事に地上に着陸した。 住処に戻った裏陶はかごめを薬湯に浸けて魂を取り出そうとするが、結界が生じて出てこようとする魂を押さえ込む。そこへ現れた犬夜叉が抜け殻の桔梗を見て、思わず名前を叫んだ。その瞬間、桔梗の魂は結界を破ってかごめから離れ、再生した桔梗の身体に流れ込む。裏陶は復活した桔梗を使って犬夜叉たちを始末しようとするが、桔梗は裏陶の体をバラバラに吹き飛ばし、さらに犬夜叉を見て憎悪の力を放った。

50年前、人間になると誓った犬夜叉を信じた桔梗は、四魂の玉を渡そうと決意する。しかし約束の朝、現れた犬夜叉に襲われ玉を奪われてしまう。そして末期の力をふりしぼって桔梗は犬夜叉を封印したのだ。 犬夜叉を憎んで死んだ桔梗は、犬夜叉が生きている限り救われないと、犬夜叉を殺そうと迫る。姉の悲しい姿に心を痛めた楓は、鬼術でよみがえらされたまがいものの身体を壊し、桔梗の魂をそこから出してやってくれと頼むが、犬夜叉には桔梗を殺すことはできなかった。 反撃できぬ犬夜叉に、桔梗の破魔の矢が迫った瞬間、意識のないかごめの目が見開かれた。それに呼応するかのように、桔梗の身体は力が抜け、膝から崩れ落ちていった。同時に桔梗の身体からいくつもの光の玉が飛び出し、かごめの身体に戻っていく。が、陰の気に満ちた怨念だけが桔梗の身体に残り、その場を逃れた。

そして追ってきた犬夜叉が電撃を放って桔梗は霧深い谷底へ落ちて行くのだった。 犬夜叉は50年前、四魂の玉を狙う妖怪を次々に倒しながら、犬夜叉にはとどめを刺さなかった桔梗のことを思い浮かべる。四魂の玉で本物の妖怪になろうとしていた犬夜叉に桔梗は玉の力を使って人間になることを勧めた。犬夜叉は桔梗となら人間になっても共に生きて行けると思っていたのだ。しかし、約束の日…。

第16話「右手に風穴不良法師 弥勒」

若き法師・弥勒は法力はあるが、女好きが玉にきずの不良法師である。茶屋で領主の姫が妖怪に取り憑かれているという噂を聞いた弥勤は、姫を化けイタチから救ってやるが、ちゃっかり金目の物まで奪って遁走した。

その場を逃げた弥勒は化けイタチを退治した際、手に入れた、"四魂のかけら"を見ながら温泉の露天風呂に浸かっていた。すると、背後の岩場で女の声が聞こえてくる。岩場の陰から覗いた弥勒は、四魂のかけらのペンダントをしているかごめを発見する。そして四魂のかけらの奪取を目論むのだった。風呂からあがった弥勒は仲間の八衛門狸に犬夜叉を襲わせ、かごめの誘拐に成功する。しかし、かごめに答められるとあっさりと解放し、自転車と四魂のかけらを盗んで去って行った。

犬夜叉はかごめと七宝を背中に乗せ、弥勒の臭いを追って猛然と追いかける。一方追いかけられているとは知らない弥勒は遊女をはべらせ、近くの宿場で宴会を開いていた。そこへ弥勒を追ってきた犬夜叉が乱入する。 庭に逃げ出した弥勒に犬夜叉の振り降ろす鉄砕牙が迫った。弥勤はとっさに錫杖で受けとめる。その後も鉄砕牙を難なく受け流す弥勒は、自分は法力で人を助ける法師だと名乗り、妖怪に四魂のかけらを渡すわけにはいかないと言う。 鉄砕牙の波状攻撃をことごとく受けとめていた弥勒だが、足をすべらせ錫杖を弾き飛ばされてしまう。弥勒は見物していた人たちを遠ざけ、右掌の篭手を外し、犬夜叉に向かって右手をかざした。すると、掌に向かって凄まじい風が噴き出す。犬夜叉は地面に突き刺さった鉄砕牙にしがみつき、吸い寄せられるのを耐えた。その両脇を馬小屋の瓦礫や、馬が吸い寄せられ、弥勒の右掌に開いた風穴へ吸い込まれていく。

しかし、人間を吸い込まないようにしている弥勒が悪い人間ではないと悟ったかごめは風穴に自ら飛び込み、弥勒の風穴を閉じさせることに成功する。 犬夜叉とかごめは、目を覚ました弥勒から四魂のかけらを集めている事情を聞いた。右手の風穴は奈落という妖怪の呪いでうがたれたものだと。そして奈落は50年前、弥勒の祖父と戦い、また四魂の玉を守っていた巫女をも殺したと打ち明けた。それを聞いた犬夜叉は、5O年前に自分の姿に扮し桔梗を傷つけた妖怪が奈落だったことを知る。

第17話「地獄絵師の汚れた墨」

落武者の無残な屍を見つけた犬夜叉たちは、四魂のかけらを持った妖怪の仕業と見抜く。さらに犬夜叉は屍から血の臭いだけではなく墨の匂いも交じっていることに気付く。いっぽう、犬夜叉たちと別れた法師・弥勒は京から流れてきた絵師・紅達(こうたつ)を見て何かに取り憑かれていると感じるが、病弱そうな姫が気になり彼女の後を追う。 屍から匂った墨の匂いを手がかりに妖怪を捜す犬夜叉たちは、怪しい絵師・紅達を見つける。しかし、紅達が胸元から一枚の巻物を取り出すと、そこに描かれていた黒鬼が実体化し犬夜叉の前に立ちはだかった。犬夜叉は黒鬼を鉄砕牙で一刀両断するが、紅達を取り逃がしてしまう。そして鼻の利く犬夜叉は黒鬼から弾け飛んだ臭気に当たって目を回してしまうのだった。

姫の後を追い御祓いを請け負った弥勒が、毎夜迎えに来るという妖怪を待ち伏せていると、そこへ墨の匂いを嗅ぎつけた犬夜叉たちが現れる。弥勒から話を聞いたかごめたちは姫に化けた七宝を囮にして、妖怪を待ち受けた。しばらくすると、牛車を中心にして地獄の妖怪軍団が出現し、姫を連れて夜空の満月に消えていった。 紅達は姫がくるのを家で今か今かと待っていた。

すると、夜空に連れられて姫と一緒に彼女を追って弥勒が現れる。紅達は2人を前にして姫をさらった経緯を語り始める。以前、地獄絵師を務めていた紅達は戦場で偶然、四魂のかけらを手に入れ、かけらを溶かした墨で鬼を描くと生命が宿ったこと、さらに墨に混ぜるのは人の生き肝が最もよいことなどを見つけ、京では多くの人々を殺し過ぎたため逃げてきたことなどを話した。そして紅達は自分だけの姫を得るために、姫を写そうとさらっては毎晩、描いていたと告白する。 弥勒は四魂のかけらを渡せと迫るが、紅達は鬼の軍勢を絵図から実体化させて差し向けた。そこへ洗濯挟みを鼻にはさんだ犬夜叉が現れるが、あまりの数の多さに臭気を押さえきれず犬夜叉はまたも気絶してしまう。

弥勒は右手の風穴を開き、鬼の軍勢をすべて吸い込んでしまうが、あまりの邪気の多さに疲労困憊する。その刹那、紅達は三つ首の蛇にまたがり空へ舞い上がっていく。意識を取り戻した犬夜叉はすかさず紅達を追う。弥勒は犬夜叉に紅達は人間だから殺してはならないと呼びかけるが、大夜叉は・・・。

第18話「手を組んだ奈落と殺生丸」

鉄砕牙をめぐる闘いで、犬夜叉に左腕を切り落とされてしまった兄の殺生丸は、代わりとなる妖怪の腕を欲していた。そこへ狒狒の皮で顔と身体を隠した得体の知れない男が現れ、四魂のかけらを仕込んだ人間の腕を差し出した。奈落と名乗るその男は、妖刀・鉄砕牙を掴むことができる腕を提供する替わりに、犬夜叉を殺してくれという。不遜な申し出に手下の邪見は気色ばむが、殺生丸は素直に腕を受け取った。この奈落こそ、犬夜叉と行動を共にする法師・弥勒の仇敵だった。

その頃、犬夜叉とかごめたち一行は、弥勒の御祓いのおかげで立派な屋敷に宿をとった。しかし、御祓いがインチキと知った犬夜叉は弥勒に突っかかる。その途端、大きな衝撃と共に四魂のかけらが近づいてくる気配をかごめは感じ取る。屋敷から出た犬夜叉たちは、巨大な鬼に驚いた。しかも鬼の肩には殺生丸の姿があった。 挑発する殺生丸に犬夜叉は鉄砕牙で斬りかかるが、太刀筋を読まれ難なく腕をつかまれる。鉄砕牙を手放せと促す殺生丸。反発した犬夜叉は力任せに殺生丸を押し返すが、虚を衝かれ鉄砕牙を手放してしまう。その鉄砕牙の柄を殺生丸が掴み取る。以前、鉄砕牙の結界に阻まれた殺生丸が、鉄砕牙を掴めることに犬夜叉は愕然とする。

殺生丸は犬夜叉に"鉄砕牙の真の威力を教えてやる"と言うと、邪見に合図して山の妖怪をすべて追い出させた。すると山中のこずえを鳴らして、無数の妖怪たちが一斉に天に向かって飛び出していく。殺生丸が全身の気をみなぎらせ、鉄砕牙を振り切ると百匹程いた妖怪たちは一瞬にしてなぎ倒されてしまった。

犬夜叉に加勢しようと前に飛び出した弥勒は、風穴で対抗しようとする。しかし、奈落は弥勒封じの秘策までも殺生丸に授けていた。殺生丸が投げた蜂の巣のようなものの中から飛び出した地獄の虫・最猛勝は自ら弥勒の風穴に飛び込み、その毒を持って弥勒の動きを封じてしまう。 苦しげにうずくまっている弥勒に肩を貸した犬夜叉は、物陰へ隠れた。そこへ殺生丸が悠然と近づいてくる。さらに気をみなぎらせて静かに鉄砕牙を掲げると、キラリと光った鉄砕牙はすさまじて勢いで振り抜かれた。するとゴォーッと大気が鳴り、弥勒の風穴に半分吸い込まれた鬼のむくろが一挙に吹き飛んだ。犬夜叉たちが吹き飛ばされ、殺生丸がきびすをかえそうとした、その時…。

第19話「帰れ、かごめ!お前の時代に」

殺生丸が犬夜叉めがけて鉄砕牙を振り下ろそうとした瞬間、かごめの放った矢が命中し鉄砕牙の変化をといてしまぅ。いっぽう最猛勝(さいみょうしょう)の毒で衰弱していく弥勒は邪見から殺生丸に毒虫・最猛勝を授けたのが奈落であることを聞き出す。かごめは弥勒に現代から持ってきた解毒剤を与えるのだが・・・。

四魂のかけらを仕込んだ人間の腕によって鉄砕牙をつかむことができるよになった殺生丸は気をみなぎらせて、鉄砕牙を振り下ろそうとする。そのとき、かごめの放った矢が命中して、鉄砕牙の変化(へんげ)をといてしまう。なおも矢を射るかごめだが、殺生丸は矢をかわしつつかごめに殺到する。そこで辛くもかごめを守った犬夜叉は、かごめに逃げろと促す。

一方、最猛勝の毒で衰弱していた弥勒は捕まえた邪見から"奈落"という名前を聞き出す。奈落が殺生丸の裏で糸を引いていたのだ。そしてこの奈落こそ、弥勒が長年追いかけている仇敵であった。そこへ駆けつけたかごめは現代から持ってきた解毒剤を弥勒に与えるが、闘いが長引けば弥勒の命も危ないと悟る。かごめは犬夜叉に加勢して、再び矢を殺生丸に放った。かごめをうっとうしく思った殺生丸は犬夜叉をつかんでかごめに投げつけた。

かごめが昏倒してしまったことに激しく動揺してしまった犬夜叉は、弥勒にかごめを託し遠くへ逃げるように頼む。殺生丸は再び変化した鉄砕牙の真の力を放とうと気をみなぎらせ、鉄砕牙を振るった。その懐に飛び込んで剣圧を止めようと犬夜叉は殺生丸の左腕を渾身の力で押し戻す。その刹那、殺生丸は右腕の鋭い毒爪で犬夜叉の背を一気に貫く。だが、それは犬夜叉の作戦であった。犬夜叉は殺生丸の腕に付けられた人間の手ごと鉄砕牙をもぎ取ると、膝を落として刀を上段に構えたまま身じろぎもしなくなってしまう。犬夜叉の間合いに踏み込めば刀を振り切ると悟った殺生丸は、あっさりと撤退していった。

奈落から授けられた最猛勝が、殺生丸の腕に仕込まれた四魂のかけらを回収していく。その後を追った殺生丸だが、再び殺生丸の前に現れると言い残し奈落は去って行った。 大怪我を負った犬夜叉とかごめたちが楓の村に帰ってくると、犬夜叉はかごめを骨喰いの井戸に呼び出した。そこで、かごめが闘いの中で死ぬのが怖いと告白する。そう言ってかごめを抱き締めると、四魂のかけらを奪って井戸に突き落とす。現代に帰ってしまったかごめは、もう一度井戸に飛び込むが、何故か犬夜叉たちのいる戦国時代に戻れなくなってしまっていた。

第20話「あさましき野盗 鬼蜘蛛の謎」

犬夜叉に井戸に突き落とされ現代に戻ってしまったかごめは戦国時代にタイムスリップできなくなる。奈落の出現でかごめに危機が及ぶのを案じた犬夜叉が、井戸に木を丸々一本突き刺してしまったせいだ。犬夜叉は弥勒と共に奈落を捜し出して倒そうとするが、奈落に関する手掛かりは一切なかった。

犬夜叉から50年前の話を聞いた弥勒は当時、奈落はもともと犬夜叉に恨みを抱いていたのではなく桔梗と関わりがあったのではないかと推理する。 楓によると50年前、桔梗が四魂の玉を浄化していたのだが、桔梗の心が汚れて玉も汚れ邪悪な力が増すことを望んでいた者が一人だけいたという。その男は鬼蜘蛛と名乗る野盗であった。全身ひどい火傷を負って動けないところを桔梗が見つけかくまっていたのだ。しかし、鬼蜘味は桔梗にあさましい邪念を抱いていた。当時、桔梗が犬夜叉を封印して死んだ数日後、かくまわれていた洞窟で火災が起き焼け死んだと思われていた。だが、犬夜叉たちがその洞窟へ行ってみると、人間とは思えないすさまじい妖怪の邪気が残っていた。

そこへ四魂のかけらを追う妖怪・狼野干が襲撃してきた。殺生丸との死闘で負った怪我が回復していない犬夜叉は口から狼を吐き出す狼野干にてこずる。楓と七宝では犬夜叉を守り切れないと悟った弥勒は風穴を開き、一気に勝負に出る。弥勒の風穴に吸い殺されるのを恐れた狼野干は逃げ去っていった。 その頃、犬夜叉たちの危機を知らぬかごめは同学年の男の子・北条にデートに誘われていた。そして家に帰り、井戸に飛び込むが、やはり戦国時代に行くことはできない。

いっぽう、奈落はおびえる狼野干にさらに四魂のかけらを埋め込み狂わせ、犬夜叉たちを再び襲撃させる。 弥勒と楓は手負いの犬夜叉を封印し、結界を張って待ち受ける。奈落に埋め込まれた四魂のかけらのせいで、身体も大きくなった狼野干は結界の前で立ち往生してしまう。結界を張っているため、妖怪の目には犬夜叉のかくまっている小屋が見えないのだ。しかし、奈落によって結界も破られてしまう。弥勒は風穴で対抗しようとするが、毒虫・最猛勝も出現し風穴までも封じられ…。

第21話「50年前の真実 奈落の正体

「四魂のかけら」の気配を掴んで戦国時代に戻ったかごめのおかげで強くなった犬夜叉は、襲ってきた妖怪・狼野干を倒した。その様子を監視していた奈落が、一同の前に姿を現して…。

第22話「悪しき微笑 さまよう桔梗の魂

谷底から落ちたが一命を取りとめた桔梗は、ある村で暮らしていた。桔梗を死人と見抜いた僧侶は彼女を成仏させようとするが、逆に殺されてしまう。その僧侶の弟子を助けた犬夜叉は…。

第23話「かごめの声と桔梗のロづけ」

死魂虫を追って弥勒たちとはぐれてしまったかごめは、桔梗の張りめぐらす結界を通り抜け、巨木にもたれてかかってやすらかな顔で眠っている桔梗と初めて対面する。目を覚ました桔梗が、かごめの眉間に指を突きつけると、かごめの体は硬直したように動けなくなってしまう。そして犬夜叉がこの地へ向かっていると知った桔梗は結界を解き、犬夜叉をこの地へ誘った。そこへ現れた犬夜叉は桔梗と再会を果たすが、桔梗の術によって犬夜叉の目にかごめは映らなくなっていた。

犬夜叉への怨念に突き動かされ、死者の魂をまといこの世にあり続ける自分はおぞましいだろうと恨み言を言う桔梗に対して、犬夜叉は桔梗のことを1日たりとも忘れたことがなかったと告白。2人はかごめの目の前で口づけをかわす。

犬夜叉と桔梗が両想いだったことを知り、かごめは落ち込んでしまう。すると突然、犬夜叉と桔梗の足元に亀裂が生じ、割れた地面が盛り上がった。犬夜叉の意識を奪った桔梗が、そのまま地獄へ引きずり込もうとしたのだ。 それを見たかごめは、奈落こそ桔梗の命を奪った本当の仇(かたき)だと必死に訴えるが、桔梗は耳をかそうともせず、犬夜叉を地獄へ連れ去ろうとする。 桔梗があざ笑うかのように犬夜叉の唇に口をつけようとした瞬間、「犬夜叉に触らないで!」とかごめが叫ぶと、桔梗の体内から無数の死魂が飛び出していった。

かごめの声で目を覚ました犬夜叉は、かごめを金縛りにしていた死魂虫を切り裂く。「私よりかごめの方が大切なのか?」と犬夜叉に問いかけた桔梗は「おまえに口づけした気持ちに嘘はない」と言い残し、その場を去って行った。 楓の許を訪れた桔梗は、50年前、犬夜叉と自分を闘わせた妖怪・奈落が鬼蜘味だったという真実を聞き出す。しかし、死んでしまった自分の代わりに犬夜叉のすさんだ心を癒したかごめへの敵対心を消すことはできなかった。そして犬夜叉への未練も・・・。

第24話「妖怪退治 珊瑚登場」

妖怪退治屋の娘・珊瑚は山間の村に出没した怪物ムカデを倒し、その死骸(しがい)から四魂のかけらを見つけ去って行った。村人がその怪物ムカデの後始末をしているさなか、犬夜叉の一行がこの村を通りかかる。そして、妖怪退治屋の隠れ里で"四魂の玉"が生まれたという話を聞き、妖怪退治屋の里探しを始める。

いっぽう、里に戻った珊瑚は四魂のかけらを父親のお頭に渡した。50年ほど前、邪気を鎮める霊力を持った巫女に四魂の玉を預けたこともあった。が、その巫女も玉を巡る争いで死に、今は再び霊力を持つ者が見つかるまで、かれらを集め守っておくことが里の役目であるとお頭は言う。

人見城に出没する妖怪退治を頼まれた退治屋たちは、手練(てだれ)を集めて城に参上した。そこには珊瑚と、初めて実戦に参加する珊瑚の弟・琥珀の姿もあった。まもなく、巨大な化け蜘蛛が現れるが、村一番の使い手である珊瑚と退治屋たちは絶妙なチームワークで化け蜘蛛を退治する。しかしその瞬間、琥珀の首筋に小さな蜘蛛が飛びついた。その途端、琥珀は妖怪に操られ、父と仲間の退治屋たちを惨殺してしまう。 驚く珊瑚は琥珀を操る城主の正体に気づくが、琥珀の鎖鎌(くさりがま)で深手を負う。さらに城主の命令で、家臣たちから弓を射られてしまう。 城主・人見の異変に気が付いた若殿の蔭刀(かげわき)は、城主を乗っ取った蜘蛛妖怪を退治した。

また、退治屋たちを気の毒に思い、蔭刀は家臣に彼等の埋葬を命じる。 同じ頃、退治屋の隠れ里を探す犬夜叉たちは禍々(まがまが)しい殺気を放った妖怪の大集団を目撃する。妖怪たちが向かっているのは退治屋の隠れ里だった。主戦力を人見城に送っていた里は妖怪の総攻撃を受け、全滅。その里の中には妖怪をそそのかし、攻撃させ、密かに四魂のかけらを集める奈落の姿があった。

第25話「奈落の謀略をうち破れ!」

奈落にだまされ、犬夜叉を仇と信じて仇討ちに向かう珊瑚だが、弟・琥珀(こはく)に負わされた傷は重傷だった。奈落は傷の痛みをおさえるため、珊瑚に四魂のかけらを与え犬夜叉の下へ向かわせた。

同じ頃、退治屋の里で犬夜叉は妖怪たちの残骸を乗せた荷車を村のはずれにある鍾乳洞へ運んでいた。冥加(みょうが)から四魂の玉が、この鍾乳洞で生まれた伝説があると聞いた犬夜叉たちは中に入ろうとするが、結界が張っているため中に入ることはできない。犬夜叉の一行は四魂の玉が生まれた事情を聞くため、城へ妖怪退治に行ったという手練(てだれ)に会いに出発する。

鬱蒼(うっそう)と茂る山の獣道を進んでいる犬夜叉たちを、突如、木々をなぎ倒して巨大なブーメラン・飛来骨が襲う。里に戻ってきた珊瑚が犬夜叉を見つけ攻撃を仕掛けたのだ。弥勒は風穴で珊瑚の飛来骨を吸い込もうとするが、弥勒の前に毒虫・最猛勝の巣が投げ出された。この最猛勝(さいみょうしょう)の出現で弥勒の風穴は封じられてしまう。 犬夜叉は珊瑚の背後にいる奈落を見つけ鉄砕牙で斬りかかるが、犬夜叉を里の仇と信じる珊瑚がその邪魔をする。激突する鉄砕牙と飛来骨。そんな珊瑚の背中には四魂のかけらが光っていた。いっぽう、弥勒は錫杖(しゃくじょう)で奈落に攻撃を繰り出すが、一瞬のすきをついて奈落はかごめから四魂のかけらのペンダントを奪い取る。 四魂のかけらを持って逃げる奈落を見た珊瑚は、雲母(きらら)を追手に差し向け、犬夜叉と闘い続ける。しかし、失血がひどく気を失ってしまう珊瑚。奈落は珊瑚に死ぬまで犬夜叉と闘わせるつもりだったのだ。

奈落を追った弥勒は雲母の助けをかりて奈落を追いつめる。そこへ気絶した珊瑚とかごめを背中に乗せた犬夜叉も追いつき、ついに鉄砕牙で奈落の首を切り落とすが・・・。

第26話「ついに明かされた四魂の秘密」

珊瑚の怪我が回復するのに10日が経った。かごめは奈落を倒すために一緒に旅をしないかと珊瑚を誘うが、珊瑚は1人で奈落を討ち果たすと宣言。そんなかごめに珊瑚は仲間を弔ってくれたお礼に、四魂の玉が生まれたわけを教えようと村のはずれにある鍾乳洞へ案内する。鍾乳洞の結界に弾き飛ばされないために、妖怪の骨や皮で作った武具を着込んだ一行は鍾乳洞の中へ。

その奥には竜や物の怪などが合体した妖怪に、半身が飲み込まれている鎧を着た巫女のミイラの姿があった。さらにミイラの胸には大きな穴が開いていた。

その時、かごめが持っていた四魂のかけらが輝き始めた。犬夜叉、かごめ、弥勒、珊瑚は同時に意識を無くし倒れてしまう。4人は四魂の玉の伝説の中に取り込まれてしまったのだ。 そこで犬夜叉たちは鎧を着た伝説の巫女・筆字がー瞬にして数匹の妖怪を浄化させていくのを目撃する。彼女は妖怪の魂を取り出して喜める術を使い、十匹の妖怪をー度に滅ぼすほどの霊力を持っていた。 弥勒の説明によるとこの世の物は人間でも動物でも木でも石でも四つの魂でできており、荒魂、和魂、奇魂、幸魂の四つが一つにそろって一霊となり、肉体に宿ったのが心だという説あり、この一霊(四魂)は行いの善悪によって良くも悪くも変化するという。

妖怪を浄化して滅する力を持つ翠子を恐れた妖怪たちは彼女を倒すために融合して闘いを挑んだ。しかし、多くの妖怪がひとつに固まるには邪心を持った人間をつなぎに使う必要がある。そこで翠子を秘かに慕う瑠璃丸の心の隙につけこみ妖怪たちは融合した。

闘いは七日七晩続き、力尽き体を食われ魂を吸い取られそうになった翠子は最期の力で妖怪の魂を奪い取り、自分の魂に取り込んで体の外に弾き出した。そのあとに残った魂の塊が四魂の玉である。だが、肉体が滅びた妖怪と翠子は、今も四魂の玉の中で闘い続けているという。そして四魂の玉を浄化するために預けた巫女・桔梗の命さえも奪った因果が自分へ引き継がれていることをかごめは知る。

第27話「水神が支配する闇の湖」

新たに珊瑚(さんご)も加わった犬夜叉の一行は、奈落の城を探す旅の途中、水神(すいじん)に子供の生贄(いけにえ)を差し出す村を通りかかる。犬夜叉たちは生贄にされるはすだった名主の子供から、自分の身代わりになった使用人の子を助けるため水神退治を頼まれた。湖の中央にある社に乗り込んだ犬夜叉たちは水神と対面するが、神器「あまこいの鉾(ほこ)」の神通力によって水の底へ追いやられてしまう。 犬夜叉の仲間に新たに珊瑚も加わり、一行は奈落の城を探して旅を続けていた。そんな中、水神に生贄を差し出す村に通りかかる。子供を生贄にしていると聞き、弥勒は御祓(おはら)いを申し出るが、村の名主によって断られてしまう。

名主の不自然な断り方に不審を抱く犬夜叉たちの前に、むしろを被った百姓風の子供が現れ、反物や蒔絵箱(まきえばこ)を投げ出し、代わりに水神退治を請け負えと横柄な態度で犬夜叉たちに強要する。その子供は生贄にされるはずの名主の息子・太郎丸であった。太郎丸は自分の身代わりになった使用人の子・末吉を助けるために犬夜叉たちを雇おうとしたのだ。 湖の中央にある水神の社に乗り込んだ犬夜叉たちは兵隊たちを蹴散らしながら水神のもとへ向かった。しかし、水神が使う神器「あまこいの鉾」の神通力によって水の底へ追いやられてしまう。

かごめは七宝、太郎丸と共に水神の前に引き上げられるが、太郎丸を食おうとする水神に咳き込むかごめは気がつかない。そこへ末吉が太郎丸を助けるため、覚悟を決めて水神に立ち向かっていく。やっと我を取り戻したかごめが、矢を放つと水神の片腕が粉砕された。その隙をついてかごめは七宝、太郎丸、末吉を連れて逃げ出す。 社の外に出された犬夜叉たちは水神に仕える金魚女官たちに助けられる。今の水神は神器を奪った蛇の精霊が水神に成り代わっており、本物の水神は岩屋に幽閉されているという話を金魚女官から聞いた弥勒は早速、水神を助け出す。

いっぽう、かごめが心配で彼女のもとへ駆けつけた犬夜叉はいち早くニセ水神と闘っていた。ついに蛇の正体を現したニセ水神が犬夜叉を水の中へ引き込む。 そこに、弥勒が本物の水神である女神を伴い駆けつける。女神は水を左右にわけ水中で窮地に陥っていた犬夜叉を救い出すが、ニセ水神は神器「あまこいの鉾」の力を使って、竜巻を起こし村を押しつぶそうとする。

第28話「過酷な罠にかかった弥勒」

旅の途中、かごめたちが妖怪退治をしている最中、弥勒は美しい娘に誘われて娘の後をついていく。しかし、彼女の正体は大蟷螂妖怪であった。弥動は風穴で難なく大蟷螂を吸い込むが、その際に風穴を傷つけられてしまう。

翌朝、弥動は傷の手当を頼むため犬夜叉たちには何も言わず、育ての親・夢心和尚の寺へ向かった。このまま傷を放置すると寿命が縮まってしまうためだ。弥勒の祖父も父も奈落がうがったのろいの風穴が広がり自らも飲み込まれて死んでいた。すべての事情を知る夢心は傷が治るまで風穴を開くことを弥勒に禁ずる。

本堂で手当をすることになった弥勒は夢心から傷を縫うために痛み止めとなる麻酔薬を渡される。しかし、手術前に夢心は突然現れた妖怪・壷使いの放つ蠱壷虫に取りつかれてしまう。麻酔によって身体が麻痺した弥勒を見下ろす夢心は渾身の力を込めて鉈(なた)を降り下ろす。が、朦朧(もうろう)としながらも弥勒は危機一髪で夢心の攻撃をかわしていく。弥動は辛くも八衛門狸(はちえもんだぬき)の手を借りてその場を逃げ出すが、弥勒を殺そうと無数の妖怪たちが集まってくる。妖怪たちがうごめく中、弥勒は座禅を組み結界を張るが、麻酔が効きはじめ次第に弱っていく。

いっぽう助けを求めるために寺を脱出した八衛門狸は犬夜叉の一行と遭遇。弥勒の危機を知った犬夜叉は急いで夢心の寺へ向かう。まさに危機一髪のところで弥勒の元へ駆けつけた犬夜叉。しかし、夢心は弥勤の恩師のため思うように闘えず犬夜叉は苦戦する。 そんな中、さらに無数の妖怪たちが来襲してくる。犬夜叉たちを助けるため死を覚悟した弥勒は禁じられていた風穴を開き妖怪を吸い込むが、風穴の傷をさらに広げてしまう。それを見た犬夜叉は強引に数珠を握らせて弥勒の風穴を封印し、ひとりで襲いかかってくる無数の妖怪に立ち向かっていった。

第29話「珊瑚の苦悩と琥珀の命」

犬夜叉が鉄砕牙の真の力を引き出し、ピンチを切り抜けたという報告を最猛勝(さいみょうしょう)から受けた奈落は犬夜叉たちを殺そうと、さらなる策略を張りめぐらす。

その頃、かごめは温泉に入りながら珊瑚から弟・琥珀の死んだ経緯を聞いていた。妖怪退治を生業(なりわい)にしている珊瑚の一族は、その日も妖怪退治を頼まれ城に赴いた。そこで妖怪に操られた琥珀が珊瑚の背中に傷を付けたことなどを。かごめも自分の体の中から四魂の玉が出てきたことや、桔梗の生まれ変わりであること、また妖怪と一緒に四魂の玉を砕いたことなどを打ち明ける。そんな風にうちとけ合った2人の入浴姿を偶然、覗いてしまった犬夜叉と弥勒は2人にしたたかに殴られる。

一夜が明け、旅の支度をした一行は再び、奈落の住む城探しを始める。珊瑚は弟・琥珀の在りし日を思い出しては、沈んでいた。 しかし、城で死んだはずの琥珀は生きていた。奈落に操られた琥珀は村を全滅させ犬夜叉たちが現れるのをひっそりと待ち受ける。そこへ血の臭いを嗅ぎつけ全滅した村にたどりついた犬夜叉たちの前に突然、現れる琥珀。その姿を見た珊瑚は衝撃を受け、逃げ出した琥珀を慌てて雲母(きらら)に乗って追いかける。犬夜叉たちも慌てて珊瑚を追うが、結界が張られ珊瑚を追うことができない。

奈落の張りめぐらした結界の中で対時する奈落と珊瑚。奈落は身体の中に仕込んだ四魂のかけらが琥拍の命をつないでいると明かし、弟の命を救いたかったら犬夜叉から鉄砕牙を奪ってこいと珊瑚に交換条件を持ち出す。 やがて結界が消滅し珊瑚はかごめたちのいる元へ戻るが、真実を打ち明けられず1人悩みを抱えたまま犬夜叉の一行は夜を迎える。

第30話「盗まれた鉄砕牙 対決奈落の城!」

奈落から弟・琥珀の命と引き換えに犬夜叉の鉄砕牙を奪ってこいと脅かされた珊瑚は、囲炉裏(いろり)を囲んで雑魚寝(ざこね)する犬夜叉たちを前に1人悩んでいた。しかし、どうしても琥珀を救い出したい珊瑚は眠っている犬夜叉の鉄砕牙に手を伸ばす。かごめも薄目を明けてそんな珊瑚の様子をうかがっていた。

そこへ数十匹の妖怪を引き連れて琥珀が現れる。犬夜叉は琥珀を捕らえようとするが、琥珀は自分の身体の中から四魂のかけらを取り出そうとする。かけらを取り出したら、たちどころに琥珀が死んでしまうと悟った珊瑚は犬夜叉から鉄砕牙を奪い、琥珀を追って奈落の城へたどり着く。 しかし、そこにはかつての自分の命を救ってくれた人見城の若殿・蔭刀がいた。蔭刀こそが奈落の素顔であった。珊瑚は刀を渡すと見せかけ隠し刀で奈落を倒そうとするが、逆に身体の自由を奪われてしまう。珊瑚は巨大化した雲母(きらら)を奈落に差し向けるが、奈落の持つ毒と瘴気(しょうき)で雲母は苦しそうにのたうち回る。さらに珊瑚は奈落に操られた琥珀の攻撃で重傷を負ってしまう。

いっぽう、最猛勝(さいみょうしょう)に誘われ奈落の城に到着した犬夜叉は珊瑚を助けようとするが、瘴気に包まれピンチに陥る。弥勒も死を覚悟して封じていた風穴を開こうとするが、弥勒の身を案じた犬夜叉は当て身を食らわし弥勒を気絶させる。そんな様子をあざける奈落に怒りが爆発したかごめは、ついに奈落の気配を感じ取り破魔の矢を放つ。すると建物に矢が突き刺さり壁が爆発し、腕を吹き飛ばされた奈落が姿を現す。それと同時に周囲の瘴気も薄れていく。さらにかごめの放った矢は奈落に命中し、その瞬間、奈落の上半身が吹き飛ぶが・・・。

第31話「心優しき哀愁の地念児」

奈落との死闘で毒が身体から抜けない雲母を助けるため、犬夜叉とかごめは2人で毒消しの薬草を探しに出た。 その途中、人喰い妖怪に襲われた若い娘を運ぶ村人と出会う。彼らはすべては薬草の畑を守る妖怪。地念児の仕業と言い、犬夜叉に妖怪退治を依頼する。しかし、地念児を退治しようとした犬夜叉は地念児から血の臭いがしないことを不思議に思う。しかも、村人から石を投げられた地念児は大きな体を震わせて泣き叫ぶ始末だった。すかさず飛び出してきた地念児の母親から事情を聞くと、地念児は心優しい半妖で人を喰うような悪さをするはずもをく、かえって村人たちにいじめられていると言う。

地念児から、刻んだ薬草を紙包みにしてもらった犬夜叉とかごめは、母親からとばっちりをくう前に早く帰れと促される。 帰り際、地念児たちのことが気になりながら麓の村の前を通ると、武器を集めて地念児を襲撃しようとする村人を目撃する。地念児の誤解を解くために、犬夜叉は本当の人喰い妖怪探しに。いっぽう、かごめは村人に犬夜叉が戻るまで地念児を襲わないように頼み込み、地念児の元ヘ残り畑仕事を手伝う。地念児はかごめといることで初めて心の安らぎを覚える。

闇に包まれた森の中で、犬夜叉は妖怪の巣を襲撃するが、巣の中はすでにもぬけのからであった。そこで卵の殻を見つけた犬夜叉は、人喰い妖怪が生まれたばかりの自分の子供に人間の狩りを教えるため村人を襲いに出た後だったと悟る。しかし、その村人たちもかごめとの約束を破って地念児を退治しようとしていた。そこに人喰い妖怪が現れ…。

第32話「邪気に満ちた桔梗と犬夜叉」

ある寺の境内で桔梗が霊力を使って戦で傷ついた大勢の雑兵たちの傷の手当をしていた。そこへ瀕死の重傷を負った兵士たちの傷までも治してしまうという噂を聞きつけ、人見城の家老が迎えに現れた。 主君の病を治せと通された部屋で、蔭刀(奈落)と対面した桔梗は強い邪気を感じ取る。奈落も死んだはずの桔梗が50年前の姿のままで現れたことに驚き、その身柄を拘束する。

同じ頃、犬夜叉の一行はバラバラに引き裂かれた妖怪の残骸が降ってきたという村を訪れていた。弥勒が村人から礼金を前払いで受け取ってしまったことから一行は事の究明に乗り出す。異様な邪気に包まれている山が怪しいとにらんだ犬夜叉たちは、その山へ向かうが、あまりの強い邪気に皆、一抹の不安を覚える。山腹で瘴気(しょうき)の噴き出す洞穴を見つけた犬夜叉は、珊瑚(さんご)とかごめらを残し、弥勒と2人で中に踏み込んで行った。 いっぽう人見城では奈落が意味ありげな顔をして邪気の立ち込める山を見つめていた。また、桔梗も同じように尋常でない邪気を山から感じとり、死魂虫(しにだまちゅう)を使って秘かに座敷牢(ざしきろう)を抜け出し山へ向かう。 邪気の渦巻く洞穴は巨大な空洞となっていた。その空洞の中で犬夜叉と弥勒は死闘を繰り広げている2匹の妖怪を見つける。何百という妖怪がいたらしく、底には妖怪の残骸が溜まっていた。その死闘の決着がつくと、負けた妖怪は勝った妖怪に吸収されていった。

その様子を見た弥勒はこれが巨大な"巫蠱(ふこ)の術"だと悟る。巫蠱の術とは一つの器の中に毒虫やトカゲを入れて殺し合わせ、最後に生き残った1匹が"蠱毒(こどく)"という生き物になる呪術だ。この洞窟こそ蠱毒を作るための巨大な器であった。残った妖怪は、さらに犬夜叉を発見し、犬夜叉を倒して洞窟を脱出しようとする。しかし、この場で闘う限り、たとえ大夜叉が勝っても妖怪と1つに融合されてしまうと弥勒から聞かされた犬夜叉は妖怪を攻撃することができない。そこへ邪気を追って桔梗も姿を現すが・・・。

第33話「囚われた桔梗と奈落」

蠱毒(こどく)によって新しい身体を得た奈落は桔梗をさらい、城へ連れ帰った。その城の一角にとらわれた桔梗は奈落の前身が、50年前に自分が命を救った"夜盗鬼蜘味"だと見抜く。 いっぽう、桔梗を助けに向かおうとした犬夜叉の一行の前に最猛勝(さいみょうしょう)が不気味な羽音を上げて現れ、犬夜叉たちを誘うように飛び去った。同時に死魂虫(しにだまちゅう)も現れる。近くに桔梗がいる証拠だ。犬夜叉は罠と知りつつも死魂虫の消えた霧の中に突っ込んで行った。

霧の中に入った犬夜叉が背後を振り返ると誰もいない。しかも周りを見ると、そこは50年前、犬夜叉が桔梗に封印された"日"だった。その時、50年前と同じように飛んできた桔梗の矢によって犬夜叉は胸を貫かれ大木の幹に叩つけられる。犬夜叉は奈落の罠だと必死に訴えるが、桔梗には通じない。まもなく犬夜叉はすべてをあきらめ・・・。同じ頃、一面の霧に囲まれた弥勒は自分の右手から、微かに風が鳴っていることに気付く。次の瞬間、凄じい勢いで風穴が右腕ごと吸い込み始めた。

七宝も珊瑚も霧の中で幻に包まれていた。犬夜叉たちは、それぞれの最も弱い急所をつく妖術"幻影殺"に捕らわれてしまっていたのだ。しかし、かごめだけは奈落の術は効かなかった。そんな中、かごめは森の中で奈落と桔梗の姿を見つけ、かごめは弓を射って奈落を倒そうとする。しかし、そこにいたのは奈落の操る傀儡(くぐつ)であった。奈落の傀儡はかごめの足元の大地を裂き、その中にかごめを落とそうとする。悲鳴を上げて落下するかごめ。その手が崖っぶちから垂れた蔓(つる)をつかむ。その時、動けるはずのなかった桔梗が奈落の傀儡を壊し、崖っぶちにつかまるかごめを上から見下ろした。

時を同じくして、奈落の幻影殺の中にいた犬夜叉はかごめのことを思い出し、辛くも呪縛から逃れた。そして弥勒を助けた犬夜叉は、弥勤に珊瑚たちの救出を頼み、かごめの救出に急ぐ。

第34話「鉄砕牙と天生牙」

殺生丸の手下・邪見(じゃけん)が刀鍛冶・刀々斎の仕事場へ依頼した刀を取りに行くと、そこはもぬけのからであった。刀々斎は好き嫌いが激しく、自分が気に入った者でないと刀を打たない偏屈者であるため、殺生丸から逃げ出したのだ。しかしこの刀々斎こそ、あの鉄砕牙を打った刀鍛冶であった。

その頃、街道沿いを犬夜叉たちが歩いていると、妖気をほとばしらせながら、三つ目の牛に乗った刀々斎が現れた。そして犬夜叉が本当に鉄砕牙に相応しい使い手かどうか確かめにきたのだという。しかも、相応しくなければ鉄砕牙を叩き折るとも。そこへ犬夜叉の兄、殺生丸が飛来する。

刀々斎は犬夜叉を倒したら新しい刀を打ってもいいと殺生丸を焚きさつけて2人を闘わせた。しかし、殺生丸に押され気味の犬夜叉を見た刀々斎は口から炎を吹きつけ殺生丸の目をくらまし、犬夜叉の一行を連れてその場を遁走(とんそう)する。 犬夜叉と殺生丸の父親である化け犬の牙から天生牙と鉄砕牙を作った刀々斎は、天生牙を兄・殺生丸に、鉄砕牙を弟・犬夜叉に渡すように遺言されていた。一振で百匹の妖怪をなぎ倒す鉄砕牙に対して、天生牙は一振りで百名の命を救うことができるという癒しの刀。しかし天生牙に満足できない殺生丸は刀々斎に新たな刀を打てと追ってきたのだ。

あまりの弱さに犬夜叉を見限って逃げ出した刀々斎だが、しばらくして牛に乗った刀々斎が土煙を上げながら戻ってくる。殺生丸に見つかったのだ。殺生丸は以前、犬夜叉に斬り落とされた左腕の変わりに新たに竜から奪った腕を付けて現れた。 犬夜叉は妖気がほとばしる鉄砕牙で殺生丸に斬りかかる。が、殺生丸は竜の左腕で難なく受け止め、さらに殺生丸は刀の真の威力を引き出す鉄砕牙の奥義"風の傷"を読み取ることができると豪語する。余裕の殺生丸を前にして勝機を見出せない犬夜叉は・・・。

第35話「名刀が選ぶ真の使い手」

かつて鉄砕牙を犬夜叉に、天生牙を殺生丸に たくした刀鍛治・刀々斎だが、闘う刀を欲する殺生丸は刀々斎に新たな刀を要求した。その騒ぎに巻き込まれた犬夜叉は、殺生丸の猛攻を受けることになる。

しかし、鉄砕牙の奥義「風の傷」の判らない犬夜叉は殺生丸に苦戦を強いられる。さらに殺生丸の放った毒華爪の毒で目をふさがれてしまった犬夜叉に、殺生丸は本性を現し始めた。そんな中、目の見えない犬夜叉は妖気の流れがぶつかる匂いから、ついに鉄砕牙の奥義「風の傷」を読み取り、渾身の力を込めて鉄砕牙をその軌道めがけて振り下ろそうとした。すると凄まじい風が地面を切り裂きながら殺生丸に襲いかかる。鎌イタチのような風をまともに受けた殺生丸だったが、その瞬間、腰の天生牙が光り、殺生丸の身体を包み込んだ。鉄砕牙を最後まで振り切れず、兄・殺生丸を殺せなかった犬夜叉に対し、刀々斎は冷酷になれない犬夜叉こそ鉄砕牙の真の使い手に相応しいと認め、再び鉄砕牙を研ぎ去って行った。

いっぽう、殺生丸は天生牙に守られたとはいえ、激しく傷を負って身体を動かすこともできずにいた。そこへ現れた人間の娘・りん。彼女はそんな殺生丸を何とかして救おうとする。村人からさげすまされ、殴られても殺生丸に食べ物を用意しようとするりんは、以前、目の前で夜盗に親兄弟を殺されてしゃべることができなくなっていた。

その頃、刀々斎と別れたかごめは四魂のかけらの気配を察し、谷間に見える小さな村落へとたどり着く。ところが、その村にたどり着いた犬夜叉たち一行はがく然とする。道や家の前には村人たちの死体が転がっていたのだ。犬夜叉はその臭いから、この惨劇を狼の仕業と見抜くが…。

第36話「かごめ略奪!超速の妖狼鋼牙」

四魂のかけらの気配を察し、とある村落を訪れた犬夜叉たちはそこで狼の群れが村人たちを襲っているのを目撃する。そこで狼たちを撃退していた犬夜叉の前に突如、つむじ風を伴って妖狼族の若頭・鋼牙が出現。 鋼牙は右腕と両足に四魂のかけらを仕込んでいた。手下の狼たちを犬夜叉に殺され、激怒した鋼牙は俊敏な足技と強力な鉄拳で犬夜叉と互角の闘いを繰り広げる。しかし、鉄砕牙の真の力を引き出そうと奥義「風の傷」を繰り出そうと、目を閉じて構える犬夜叉に危険を察知した鋼牙は、あっさりと身を引き逃げ去って行く。

犬夜叉たちも人食い狼を操る妖怪に四魂のかけらを持たせておくわけにはいかないと、一行は狼の臭いを頼りに鋼牙の後を追い始めた。 いっぽう、四魂のかけらが見えるかごめの霊力に興味を持った鋼牙は手下の狼に命じて犬夜叉の一行を襲わせ、犬夜叉たちが狼を相手にしている間に鋼牙はまんまとかごめをさらい逃げ去っていく。珊瑚(さんご)は雲母(きらら)に乗り上空に舞い上がり、空からかごめを探すが鋼牙とかごめの姿は複雑な岩山の中に消えていき2人を判別することはできない。猛スピードで鋼牙が消えていった方向へと飛んでいく雲母だが、その背後に音もなく不気味な翼の影が追っていた。その正体は人間の上半身を持つ異形の妖鳥・極楽鳥(ごくらくちょう)。この極楽鳥こそ鋼牙率いる妖狼族の天敵であった。

その頃、複雑な地形を超スピードでかごめを抱えたまま駆け抜ける鋼牙も極楽鳥に襲われていた。間一髪で極楽鳥の爪をかわす鋼牙は、群れの中に四魂のかけらを持った極楽鳥がいないことを確かめると、さらに加速し極楽鳥を引き離す。そしてかごめと、いつの間にか一緒にいた七宝は妖狼族の巣である洞窟へ連れ去られた。鋼牙は、四魂のかけらを集めるために、かごめの霊力を利用しようとしていたのだ。 同じ頃、かごめたちを捜す犬夜叉たちも極楽鳥の襲撃を受け・・・。

第37話「かごめに惚れたあいつ」

かごめは鋼牙に妖狼族の巣である洞窟に連れ去られていた。そしてかごめの四魂のかけらを見抜く霊力と度胸、その容姿に惚れ込んだ鋼牙は自分の女になれと言い出す。かごめは自分には犬夜叉がいると断るが、鋼牙は犬夜叉さえいなくなれば問題はないと尊大な態度を現した。

いっぽう、かごめを捜す犬夜叉たちの前に発光しながら成長する「泣きキノコ」が出現。それが七宝の目印だと気付いた犬夜叉たちはスピードをあげて森を駆け抜けていく。

その頃、かごめを連れた鋼牙と妖狼族、人食い狼たちは雲を突くような険しい山にそびえ立つ極楽鳥の巣へ襲撃を開始していた。巨大な満月の下、死闘を繰り広げる妖狼族とその天敵・極楽鳥。妖狼族は槍で、狼たちは鋭い牙で極楽鳥を攻撃する。それに対し極楽鳥は空中から急降下攻撃で、妖狼族を翻弄していた。

そんな中、かごめは突然、四魂のかけらの気配を察知する。すると突如、眼前の岩盤が崩れ現れたのは極楽鳥の親玉兄弟。この兄弟はそれぞれ、口の中に四魂のかけらを仕込んでいた。鋼牙は手下の妖狼にかごめを守るように命じ、親玉兄弟へ立ち向かって行く。しかし、合体して1つの身体になった親玉兄弟に鋼牙は苦戦を強いられる。

かごめは成り行きで1人の妖狼を極楽鳥から助けたことから、妖狼族から"姐さん"と慕われるようになる。そこへようやく犬夜叉たちが駆け付ける。 合体した親玉兄弟と戦う鋼牙は、犬夜叉が斬りかかってくることを察知し、身をかわす。すると、そのはずみで犬夜叉の鉄砕牙は親玉兄弟の翼を切り裂く。チャンスと見た鋼牙は四魂のかけらを仕込んだ右手を振りかざし親玉兄弟の兄の胴体を鋭い爪で切り裂いた。 親玉兄弟の弟は去っていくが、残った犬夜叉と鋼牙は…。

第38話「はなれて通うふたりの気持ち」

妖狼族(ようろうぞく)の若頭・鋼牙(こうが)をかばったことが原因で犬夜叉とけんかしてしまったかごめは、怒って現代の実家に戻ってしまった。しかし、実家に帰ってもかごめの不機嫌さは直らず、ピリピリとした空気が日暮家に漂う。そんな中、久しぶりに登校した学校では、いつもかごめに言い寄っていた北条に下級生の女子が急接近していた。 だが、そんなことをまったく気にしないかごめを見た友人の3人はたちまちかごめに彼氏がいることを見抜く。学校の帰り際、ハンバーガーショップで友人たちに問い詰められたかごめが犬夜叉の性格を説明すると、3人は極悪ヤンキーの最低野郎と勘違いしてかごめに別れるよう勧める。が、かごめがその彼氏のことが好きだと知りため息をつく3人。

いっぽう、かごめに謝まらせようと"骨喰いの井戸"を通って現代のかごめの部屋をこっそりと訪れた犬夜叉は草太に見つかり、口止めをして再び戦国時代に戻ってしまった。 翌日、学校で北条からデートに誘われたかごめは、友人の3人に促され思わずOKと返事をしてしまう。 その頃、かごめが現代に戻ったまま戦国時代に帰ってこないことをに業を煮やした七宝は犬夜叉を連れて楓(かえで)の家へ向かう。そこで七宝は犬夜叉、かごめ、鋼牙を犬、猫、狼に例え楓に今までの経緯を話し始めた。七宝は犬の元にいた猫をさらった狼を、犬がやっつけようとしたとき、猫が狼を逃がしてしまったと3人の関係を説明。さらに猫は怪我をしている狼をかばっただけなのに、猫が狼に気があるんじゃないかと犬が疑ったため、猫は怒って自分の国に帰ってしまったと語り、楓に恋愛指南を請う。楓は犬夜叉のことだと気が付きつつも、気付かないフリをして犬が悪いから迎えに行くべきだと助言する。また猫もそれを待っているとも。

かごめは井戸を通って戦国時代に向かおうとしたが、再び犬夜叉とけんかになってしまうことを恐れ、やめてしまう。その夜、草太が口を滑らし犬夜叉が来ていたことを聞かされたかごめは…。

第39話「仕組まれた死闘」

四魂のかけらの気配を追って鬱蒼(うっそう)と繁る森の中へ入っていった犬夜叉の一行は、突然四魂のかけらを持つ化け熊に遭遇。この化け熊は珊瑚(さんご)の飛来骨(ひらいこつ)と犬夜叉の鉄砕牙(てっさいが)をかわすと森の奥へ逃げていった。化け熊を見失った犬夜叉たちだが、まもなく森の奥で無数の最猛勝がたかっている化け熊を発見。そこで四魂のかけらを持って飛んでいく最猛勝を見た犬夜叉たちは、奈落(ならく)の城を探し出すため最猛勝の群れを追っていく。

その頃、東の妖狼族の若頭・鋼牙の元に北の妖狼族から四魂のかけらを集めている城の殿様がいるという噂を聞いたので、協力してその四魂のかけらを奪いにいこうと誘いにくる。しかし、極楽鳥との死闘で負った右腕の傷が癒えない鋼牙はこの誘いを断る。北の妖狼族が噂で聞いた城にたどり着くと、そこで待っていたのは妖しい瞳を持つ女、神楽(かぐら)であった。

しばらくすると、鋼牙の元に北の妖狼族と一緒に城に向かった一族の1人が傷だらけになり四魂のかけらを1つ持って戻ってきた。鋼牙はその四魂のかけらを受け取ると、右腕の傷の中に埋め込み猛スピードで隠れ家を飛び出し、北の妖狼族が向かった城へと走り出す。だが、すべては奈落の仕掛けた罠であった。鋼牙の元に四魂のかけらを届けさせたのも奈落の差し金だったのである。

いっぽう、最猛勝を追って奈落の城にたどり着いた犬夜叉たちは城内に累々(るいるい)と横たわる妖狼族の死骸に慄然(りつぜん)とする。しかも、神楽に操られて妖狼族のゾンビ妖怪が突然、立ち上がり犬夜叉たちに襲いかかってきた。犬夜叉がそのゾンビ妖怪を切り捨てていると、さらに鋼牙が現れる。鋼牙は足元に転がる妖狼族の惨殺(ざんさつ)された死骸を見て逆上し、犬夜叉に殴り掛かっていった。

鋼牙の繰り出す拳を鉄砕牙で受け止める犬夜叉だが、圧倒的な拳圧に犬夜叉は鉄砕牙を弾き飛ばされてしまう。そこに会心の一撃がヒットし、犬夜叉は地面をえぐりながら、凄まじい勢いで飛ばされ・・・。

第40話「風使い神楽の妖艶なる罠」

奈落の城に突入した弥勤と珊瑚だがそこには無数の最猛勝(さいみょうしょう)が待ち受けていた。最猛勝を粉砕し奈落を追いつめる弥勒たちだが、この奈落も傀儡(くぐつ)であった。そこで弥勤と珊瑚は傀儡に足止めを食らってしまう。

いっぽう、奈落の策略により1人で鋼牙との死闘を繰り広げる犬夜叉だが、右手の骨を砕かれ形勢は不利な状況に追い込まれる。さらに強烈な拳の一撃を叩きつけられた犬夜又は死んだように動かなくなってしまう。その一部始終を見ていた神楽がついに姿を鋼牙の前に現す。神楽は屍になった妖狼族(ようろうぞく)を操り、鋼牙に襲わせた。だまされたと気付いた鋼牙は神楽に攻撃を仕掛けようとするが、突然、右腕が動かなくなる。そこで初めて鋼牙は右腕に仕込んだ四魂のかけらが本物ではなく、毒と療気の結晶であったことに気付く。神楽の風の刃に切り刻まれていく鋼牙は屈辱に満ちながらも、立ち上がることすらできないでいた。

身動きができない鋼牙から神楽が両足に仕込まれている四魂のかけらを奪おうとすると、そこにかごめの放った破魔の矢か神楽の頬をかすめる。かごめは鋼牙を助けようと矢を放ったのだが、逆に神楽の繰り出す風の刃に襲われてしまう。

その刹那(せつな)、犬夜叉の鉄砕牙が風の刃をなぎ払う。気が付くとかごめの前にさっそうと立ちはだかる犬夜叉の左手には鉄砕牙が握られれていた。意識を取り戻した犬夜叉は神楽と対時するが、神楽が城の風と空気をすべて支配しているため、犬夜叉は鉄砕牙の力を最大に引き出す奥義"風の傷"を見いだせない。そこで犬夜叉は自分に向けて破魔の矢を射るようにかごめに指示する。 かごめは犬夜叉を信じて弓矢を構えると、破魔の矢を放った。すると矢は閃光となって犬夜叉に向かい、神楽の風の刃と竜巻を切り裂いていき…。

第41話「神楽の舞と神無の鏡」

命からがら奈落(ならく)の城に帰ってきた神楽は、犬夜叉の鉄砕牙の力を試すため奈落に差し向けられたと知り怒る。しかし、奈落の身体から生まれ、心臓までも握られている神楽は奈落に逆らうことができない。まもなく奈落は神楽に続き神楽の姉・神無を刺客として犬夜叉に差し向ける。

いっぽう、犬夜叉の一行は油長者の家から逃げ出した娘・小春と知り合う。小春は弥勒の姿を見かけると思わず抱きついた。3年前、ひもじいところを弥勒に優しくされた小春は「私の子供を産んでくれぬか?」と口説かれて以来、ずっと弥勒のこと思い続けていたという。小春は弥勒にすがりつき一行に加えてくれと頼むが、奈落との闘いに巻き込むことはできない弥勒は、旅の途中で見つけた裕福そうな村の村長に小春を預ける。また、犬夜叉たちも一夜の宿を借りることになった。

その夜、突然村に現れた神無は鏡を使って小春の魂を吸い取ってしまう。小春と同じように神無に魂を吸い取られ、操られた村人が犬夜叉たちを襲うため村長の家に続々と集まってきた。上空に無数の最猛勝(さいみょうしょう)が飛び交っていることから、奈落の罠と悟る犬夜叉だが、村人を殺すわけにもいかず窮地(きゅうち)に陥る。

そんな中、かごめと珊瑚、七宝は魂を吸い取られ操られている小春にだまされ犬夜叉と引き離されてしまう。しかもそこには神無が待っていた、珊瑚(さんご)は飛来骨(ひらいこつ)を投げつけるが、神無の持つ鏡に弾き返され、珊瑚と巻き添えを食った七宝は気を失ってしまう。 一人残ったかごめも小春にはがい締めにされ、神無の持つ鏡の前にさらされた。するとかごめの身体から魂が飛び出し鏡に吸い込まれていく。 同じ頃、身動きのできない犬夜叉の前に神楽までもが現れ・・・。

第42話「破られた風の傷」

倒れているかごめの身体からオーラのように魂がほとばしり、神無の鏡の中にその魂が吸い込まれていく。しかし、かごめの魂は神無の鏡の許容量を超えていたためすべてを吸収することはできなかった。かごめが動けないことを確認した神無は、かごめから四魂のかけらを奪おうとするが、神楽(かぐら)に呼ばれてその場を去る。

いっぽう、かごめを助けるために村長の家に飛び込んだ弥勒だが、操られた小春に出刃包丁で刺されそうになる。弥勒は小春の刃から逃れると、かごめの元へと急いだ。 同じ頃、神楽の風刃(ふうじん)の舞の攻撃に対して、逃げ回っていた犬夜叉は妖力の切れ目を見つけると、鉄砕牙(てっさいが)をかまえて奥義"風の傷"を繰り出そうとする。が、操られた村人が神楽の前に立ちふさがり鉄砕牙を振り切ることができない。そこへ突然、人垣が解け目の前に妖力の切れ目が現れると、犬夜叉はなりふり構わず鉄砕牙を振りかぶり神楽めがけて"風の傷"を放った。地を割ってすさまじい勢いの爆風が神楽めがけて襲いかかる。すると神楽の前に鏡を持った神無が出現し、その鏡が爆風をはじき返した。犬夜叉は自分の出した爆風でズタズタにされてしまう。

傷ついた犬夜叉の前に突然、現れた奈落は神楽も神無も自分から生まれた妖怪であることを明かし、さらに桔梗(ききょう)から四魂のかけらを渡されたと語った。かごめと犬夜叉たちは奈落の手の中でほとんど玉になっている四魂のかけらを見て驚きショックを受ける。

奈落の不遜な態度に怒りが爆発したかごめは 弓を引き絞り、奈落に向かって破魔の矢を放った。奈落は神無に命じて鏡で矢を跳ね返させようとするが、かごめの矢は鏡の中に閃光と共に吸い込まれてしまう。矢が跳ね返せなかったことに奈落が驚いていると、鏡の中はかごめの矢から出たおびただしい量の魂が充満し、やがて外にこぼれ出した。そして鏡にヒビが入った瞬間、今まで吸い込んでいた魂が鏡から飛び出すと、魂は倒れている小春や村人、かごめの中に戻っていき…。

第43話「ついに折れた鉄砕牙」

神楽、神無との闘いで傷ついた犬夜叉は、桔梗が四魂を奈落に渡してしまったことを知りショックを受けていた。そんな折、犬夜叉のいる小屋に向かって現れた妖気の光。桔梗の放った死魂虫である。桔梗の誘いに乗った犬夜叉は七宝が止めるのも聞かず、鉄砕牙(てっさいが)を杖代わりに使って一人で死魂虫の後を追い、森の中へ足を踏み入れていった。

森の中で犬夜叉の前に現われた桔梗は奈落に四魂の玉を渡したことを素直に認めた。しかし四魂の玉を奈落に渡したものの、奈落を四魂の玉と共にこの世から消し去るためと明かし、それまでは奈落に殺されるなと告げ、犬夜叉の無事な姿を確認すると桔梗は去っていった。

かごめたちの元に戻った犬夜叉は桔梗が四魂の玉を奈落に渡したのは事実であるが、奈落と手を組んだわけではないと告げる。が、いまだに桔梗を必死でかばう犬夜叉にかごめは腹を立て出ていってしまう。 そんな中、新たな奈落の分身・悟心鬼(ごしんき)が現れる。神楽も犬夜叉をおびき出す作戦に協力するが、悟心鬼の凶暴さにあきれて身を隠してしまう。 悟心鬼は村の住民をほとんど食べ尽くし、牛小屋のワラの中に隠れていた幼い兄妹までも襲おうとした。そこに犬夜叉が鉄砕牙を突きたて小屋に飛び込んでくる。悟心鬼と対時した犬夜叉は、悟心鬼の背中に蜘蛛(くも)の痣(あざ)があることに気付く。しかも悟心鬼は相手の心を読むことができる妖怪であった。そのため犬夜叉の太刀筋をことごとく読み、その攻撃をかわしていく。

犬夜叉は奥義"風の傷"を放つが、犬夜叉の心を読んだ悟心鬼は妖気の切れ目を突き抜けてきたため、大夜叉は直接鉄砕牙で斬り伏せようとする。ところが悟心鬼は鉄砕牙をかみ砕き、犬夜叉をたたきのめしてしまう。さらにかごめに襲いかかろうとする悟心鬼は突然、犬夜叉の思考が"喜び"に変わり、目まで赤く染まってしまったことに気付く。

第44話「灰刃坊の邪悪な剣」

夜風にさらされている犬夜叉に斬られた悟心鬼の屍(しか)。そこに現れた殺生丸は悟心鬼の牙が鉄砕牙をかみ砕いたことを知り、その牙を持ち去った。 いっぽう犬夜叉は砕かれた鉄砕牙を持って刀々斎の仕事場へ。鉄砕牙の修理を頼まれた刀々斎は犬夜叉の牙をつなぎに使い3日で直すと請け負う。

その間にかごめたちは冥加(みょうが)から、鉄砕牙が犬夜叉の妖怪の血を封じ込めるための刀であったことを聞かされる。そして一度目ざめてしまった妖怪の血は、たとえ鉄砕牙を打ち直したところで今までのように抑えきれないとかごめは知る。 悟心鬼のクビを持ち帰った殺生丸は刀々斎が破門した元弟子・灰刃坊の仕事場を訪れた。そして憎い師の刀々斎を見返すために悟心鬼の牙から新しい刀を打ちおこしてみないかと持ちかける。しかし、死んだ牙ではろくな刀が打てないと灰刃坊が言うので、殺生丸は天生牙を使って悟心鬼をよみがえらせた。3日後、新しい刀を取りに訪れた殺生丸の手下・邪見を灰刃坊は鬼の剣"闘鬼神"を使って斬り殺してしまう。灰刃坊は悟心鬼の怨念を宿した闘鬼神に操られてしまっていたのだ。

まもなく、邪見の死体を発見した殺生丸は再び天生牙の力で邪見を甦らせる。 朔(さく)の夜、月に一度だけ人間になってしまう半妖の犬夜叉の前に闘鬼神に操られた灰刃坊が出現。珊瑚(さんご)は灰刃坊に駆け寄りながら、飛来骨を投げつける。しかし、襲いかかる飛来骨を灰刃坊は闘鬼神で真っ二つに叩き斬る。弥勒は闘鬼神に操られた灰刃坊を倒そうとするが、灰刃坊は頭を割られても絶命せず、なおも犬夜叉に襲いかかろうとする。 灰刃坊の挑発に乗り、妖力のない犬夜叉が灰刃坊に立ち向かおうとした瞬間、直した鉄砕牙を持った刀々斎が到着。朔の夜も明け妖力を回復した犬夜叉は鉄砕牙を持って闘おうとする。だが、直した鉄砕牙はとてつもない重い刀になっていた。

『犬夜叉1期』出演声優

犬夜叉/声優:山口勝平

妖怪の父と人間の母を持つ半妖の少年。
桔梗がかけた封印をかごめが解いたために復活し、かごめと共に「四魂のかけら」を探している。
その旅の途中、父の形見の刀「鉄砕牙」を手に入れる。

日暮かごめ/声優:雪乃五月

日暮神社の娘で、中学生三年生。
自宅の神社の隠し井戸を通って、現代と戦国時代を行き来することに。
桔梗の生まれ変わりで「四魂の玉」を体内に持っていた。
犬夜叉と共に、砕け散った「四魂の玉のかけら」を集めることになる。
犬夜叉を言霊で抑える事ができる、唯一の人間。

桔梗/声優:日髙のり子

かつて犬夜叉を封印した巫女。
「四魂の玉」を浄化する力を持つために自らの命と引き換えに
「四魂の玉」を封印するが、裏陶の術により蘇る。
犬夜叉と自分を罠にかけた、宿敵・奈落を倒そうとしている。

殺生丸/声優:成田剣

犬夜叉の異母兄。犬夜叉に並々ならぬ憎悪を抱いており、「鉄砕牙」を手に入れようとしていた。性格は誇り高く冷酷。
ひと振りで百の命を救うという刀「天生牙」と、鬼の牙で打った剣「闘鬼神」を持つ。

楓/声優:京田尚子

老婆の巫女で、桔梗の妹。かごめを姉の生まれ変わりと見抜き、犬夜叉を抑える言霊の念珠をかけた。

『犬夜叉』シリーズ・関連作品