犬夜叉2期(アニメ動画)を無料視聴できるサイト!1話~最終回のあらすじ・声優まとめ

©高橋留美子/小学館・読売テレビ・サンライズ 2000

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放送時期2001年秋
話数全43話(全167話中45話~87話)
制作会社サンライズ
声優犬夜叉:山口勝平/日暮かごめ:雪乃五月

 

▼犬夜叉2期のあらすじ▼

鬼術で死から復活した犬夜叉のかつての恋人、桔梗。いまだ桔梗を思い続ける犬夜叉に戸惑うかごめは、ささいな事で犬夜叉と喧嘩し、現代に戻ってしまう。その頃、ある者の策略により狙われた桔梗は、妖怪と戦い傷つき倒れたところを犬夜叉に助けられる。

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目次

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『犬夜叉2期』各話あらすじ

第45話「殺生丸、關鬼神を振るう」

犬夜叉を襲った灰刃坊は自ら鍛えた鬼の剣・闘鬼神に取り憑かれていた。しかし、犬夜叉が渾身の力で鉄砕牙を振るうと、その剣圧に耐えきれず消し飛んでしまう。残ったのは依然として邪気を放つ闘鬼神のみ。が、刀々斎ですら触ることができず、犬夜叉の鉄砕牙でも折ることができなかった。

犬夜叉は弥勒たちが反対するのも聞かず、座り込んで剣の真の持ち主が現れるのを待っていた。そんな中、かごめたちは鉄砕牙が犬夜叉の妖怪の血を封じ込める「守り刀」であり、命の危険が迫ったとき、犬夜叉が鉄砕牙を手放すと妖怪に変化してしまうことを犬夜叉に打ち明けるべきかどうかを話し合っていた。だが、冥加だけは犬夜叉が秘密を知ったら鉄砕牙に頼らず自分の爪と牙だけで闘おうとするため、犬夜叉に秘密を教えることを反対する。

一同の心配を察した刀々斎は1人で犬夜叉の元へ近づき隣に座り込んだ。そして鉄砕牙が重くなったのは、折れた部分を直すために犬夜叉の牙をつなぎとして使ったからであると明かし、さらに鉄砕牙を自由に触れるようになったときこそ、父を超えて本当に犬夜叉が強くなれたときだと語る。刀々斎の言葉に気付くところのある犬夜叉は考え込むが、かごめの応援に冷や汗をたらしながらも応える犬夜叉。

そのとき、白々と明け始めた空に暗雲が激しく流れ、雲の向こうから雷鳴がとどろく。闘鬼神の真の持ち主である殺生丸が現れたのだ。殺生丸が毒々しい邪気を放つ闘鬼神の柄を握ると、剣を包む怪しげな邪気が蒸発していくさまが見える。これには刀々斎も驚きを隠せなかった。そして、しばらく前に犬夜叉の血の匂いが変わったことを探るため、殺生丸は闘鬼神を振るい、犬夜叉に襲いかかる。だが、やはり半妖の血の匂いしかないことを確かめると殺生丸は犬夜叉の鉄砕牙を弾き飛ばした。 犬夜叉は丸腰で挑み掛かるが、殺生丸は闘鬼神の剣圧だけで犬夜叉の全身を切り裂き吹き飛ばす。すると犬夜叉の髪が怪しくざわめき、再び妖怪に変化しかけ・・・。

第46話「獣郎丸と影郎丸」

いつものように犬夜叉の一行は奈落の城を探す旅を続けていた。かごめが四魂のかけらの気配を感じ取ると妖狼族(ようろうぞく)の若頭・鋼牙が突然、現われ、奈落の城の場所を教えろと言う。

しかし、犬夜叉たちも知らないことを悟るとすぐさま去っていった。 一行と別れた鋼牙は、その夜、最猛勝(さいみょうしょう)の群れを見つけ匂いを頼りに森の茂みへと飛び込んでいった。すると奈落の新たな分身に遭遇する。その名は獣郎丸。口には轡をはめられ、両手は鎖でつながれているにもかかわらず、その素早さは鋼牙を凌駕していた。身の危険を察知した鋼牙はすぐに逃走する。 間もなく、犬夜叉も奈落の匂いを嗅ぎつけ、その場へ駆け付けた。そこへ逃走する鋼牙とすれ違いざま、鋼牙を追ってきた獣郎丸と対面。獣郎丸は鋼牙を追おうとするが犬夜叉に気付き、襲いかかる。そこに現われた奈落が獣郎丸の轡と手かせを外した刹那、獣郎丸の手が光の鎌となって奈落の傀儡の首をはねとばした。犬夜叉たちはその見境のなさに驚く。

そして犬夜叉と獣郎丸がぶつかり合った瞬間、獣郎丸の右手がいきなり光の鎌となって伸び、犬夜叉の顔に襲いかかる。 いっぽう、逃走していた鋼牙は妖狼族の手下にかごめの危機を指摘され、慌てて犬夜叉たちの元へ舞い戻る。 獣郎丸の右腕が光の鎌となって自由自在に伸び、続けざまに犬夜叉を襲う。ついに鉄砕牙を抜いた犬夜叉は獣郎丸の右腕を叩き斬ったかに見えた。が、光の鎌に見えたものは小さな妖怪・影郎丸(かげろうまる)。その両手はカマキリのような鎌を持ち、胴体は蛇で顔だけ獣郎丸と瓜二つであった。影郎丸は獣郎丸の腹の中に封印されていたが、轡を外され外に飛び出してきたのだ。獣郎丸は影郎丸の言うことしか聞かず、高速で連携し犬夜叉に攻撃を仕掛ける。

弥勒も風穴で対抗するが、影郎丸の素早さに追いつけない。しかもかごめの後方から影郎丸が両手の鎌を振り上げ襲いかかってきた。そこへ横から鋼牙が飛び出してきてかごめの危機を救う。 かごめを助けた鋼牙は犬夜叉と言い争いながらも獣郎丸と影郎丸の2体の妖怪と闘うが、土中にまで潜る影郎丸に苦戦し・・・。

第47話「奈落に残る鬼蜘蛛の心」

鋼牙とのやりとりで再び犬夜叉とけんかしてしまったかごめは骨喰いの井戸を通って現代に戻ってしまう。しかしかごめは薬と包帯を取りに現代に行くだけで、すぐに戻るつもりでいた。

その頃、鬼蜘妹の心が強く残る奈落は鬼蜘味の桔梗に対する想いがうとましく思い、その心を消し去るため巨大な死魂虫を桔梗に差し向けた。 桔梗が身を寄せている古寺の上空に不吉な暗雲が立ち込めると、その中で逃げまどう死魂をおいかける巨大死魂虫の影が。桔梗は弓をつかむと矢筒を肩に掛け、馬に乗り飛び出していった。

馬を降り上空を見上げた桔梗が弓をかまえ巨大死魂虫に向かって矢を射ると、矢は光の帯となって飛んでいく。が、巨大死魂虫は光の矢に気付き難なくかわしてしまう。そして超音波のような奇声を上げると両目が妖しく輝き、次の瞬間、桔梗の身体から数個の死魂が飛び抜けていく。死魂を抜かれた桔梗は体の力が抜け、いつもの力が出せず馬に乗って逃げ出す。辛くも逃げのびた桔梗だが、いつの間にか、かつて犬夜叉を封印した御神木と骨喰いの井戸の近くまできていた。

いっぽう、かごめに謝れと弥勒たちから責められた犬夜叉は、反発しながらも現代に戻ってしまったかごめが気になって骨喰いの井戸まで足を運んでいた。そこへ、死魂を抜かれて衰弱した桔梗が現れる。最猛勝(さいみょうしょう)と巨大死魂虫を見つけた犬夜叉は奈落の目論見を察して襲ってきた巨大死魂虫に向かって鉄砕牙を振り上げた。すると断末魔の叫び声を上げて絶命する巨大死魂虫の身体から無数の死魂の光が飛び出していく。

桔梗を助けた犬夜叉は、今でも50年前と同じ想いで桔梗を愛していると打ち明け、さらに1人で奈落を滅ぼそうとしている桔梗の身を案じ、守るのは自分しかいないと桔梗を抱きしめる。その桔梗と犬夜叉を偶然、戦国時代に戻ってきたかごめは目撃してしまい…。

第48話「出会った場所に帰りたい!」

奈落の差し向けた巨大な死魂虫(しにだまちゅう)から桔梗を助けた犬夜叉は、思わず桔梗を抱きしめる。その現場を目撃してしまったかごめを犬夜叉は悟りきったような表情で真っ直ぐ見つめた。かごめはその場にいられなくなり、後ずさりをするときびすを返して駆け去っていった。そして楓(かえで)の家に医療用品を置くと、再び現代へ戻ってしまう。 桔梗を守ることを選んでしまった犬夜叉は2度とかごめとは会わないと心に決める。いっぽうかごめもまた、犬夜叉の気持ちを察し戦国時代へは戻れないと思うのだが、手元には四魂のかけらが残っていた。かごめはそれを返したら全部おしまいにして現代の普通の生活に戻ろうと考えていた。

突然、家に舞い戻り何かに悩んでいるかごめを弟の草太とじいちゃんは心配する。 かごめがため息をつきながら久しぶりに学校に登校すると、後方から親友の仲良し3人組が駆け寄ってくる。そして以前言っていた二股男にかごめが振られたと聞き、いろいろ聞き出そうとするが、かごめの作り笑顔に何も聞けないでいた。

弥勒は犬夜叉が桔梗を選んだ以上、かごめに現代から帰ってこいというのは酷であると考える。しかし、井戸を通ってかごめのいる現代に行けるのは犬夜叉しかいないので、弥勒は犬夜叉にかごめから四魂のかけらを回収してこいと命じた。楓は骨と土で作られた死人の桔梗の望みは犬夜叉とともに死ぬことであり、所詮(しょせん)この世では一緒になれる運命ではないと説得するが犬夜叉の決心は固い。 その頃、かごめは現代の御神木の前で五百年前、初めて犬夜叉と出会ったことを思い出していた。そして桔梗がいなくなってしまえばいいと思うほど犬夜叉が好きだったと自覚する。そこへかごめの気持ちを汲み取った母親が現れ、かごめを抱き締めるとそっと勇気づけた。母親の言葉に勇気づけられ、戦国時代に戻ったかごめは犬夜叉と再会し・・・。

第49話「失われた琥珀の記憶」

現代から戦国時代に戻ってきたかごめは、犬夜叉の一行とともに八衛門狸の案内で奈落の城跡にたどり着く。初めは奈落の城かどうか疑っていた犬夜叉だったが、珊瑚が父親の鎧の破片を発見し、ここが奈落の城跡だと確信する。そこで弥勒は土の中から遺品を掘り出すと、近くの丘の一角に埋葬し供養した。その背後で犬夜叉たちも手を合わせる。

その頃、城跡の麓の村では珊瑚の弟・琥珀が記憶をなしく老夫婦の世話になっていた。そこへ飛来した最猛勝の群れに襲われた琥珀は、奈落に殺されそうになり城から逃げてきたことを思い出す。琥珀は助けてくれた老夫婦に危害が及ばないようにと、その家を後にする。しかし、山道を走りつづける琥珀に奈落の差し向けた妖怪が襲いかかり、琥珀の命をつなぎとめている四魂のかけらを回収しようとした。

かけらの気配を察知した犬夜叉の一行は、琥珀が妖怪に襲われているところを発見し危ういところで救出する。弟との再会を喜ぶ珊瑚だが、琥珀は珊瑚のことをまったく覚えていなかった。珊瑚は自分が何者かもわからず心細くなっている琥珀に自分が姉であることや、退治屋の里での思い出をやさしく語りかけた。が、奈落に操られた琥珀が父や仲間を殺してしまったことは話せない。しかも琥珀を信じたい珊瑚は奈落の罠と疑う犬夜叉と大声で言い争いになってしまう。そのやりとりを聞いてしまった琥珀はそっと姿を消そうとする。それは自分に関わると珊瑚が自分の追手との争いに巻き込まれてしまうと考えての決断だった。 そこへ無数の妖怪と最猛勝が琥珀の身体に埋まっている四魂のかけらの気配を追って現れる。琥珀がいないことに気づいた珊瑚はかごめと琥珀を守るために雲母(きらら)に乗って追いかけた。

いっぽう犬夜叉と弥勒の前には神楽(かぐら)が現れ琥珀の身柄を要求する。目的は琥珀の背に埋められた四魂のかけらであった。 琥拍を追っていた珊瑚とかごめは妖怪たちに取り囲まれた琥珀を発見し、その中へ飛び込んでいく。

第50話「あの顔が心から消えない」

奈落の元から逃げ出した珊瑚の弟・琥珀から四魂のかけらを奪いにきたという神楽(かぐら)の言葉を信じた犬夜叉と弥勒は、琥珀を逃がすため追手の足止めを引き受けた。犬夜叉と弥勒は無数の妖怪の前に悠然と立つ神楽と対時する。

しかし、琥拍をかばって逃げたかごめは突然、奈落に操られた琥珀によって右腕を負傷してしまう。奈落の狙いはかごめの命だったのだ。奈落の支配下にあり、よどんだ眼をした琥珀は無表情のまま鎖鎌を振りかざそうとするが、なぜか琥珀の動きがピタリと止まる。琥珀の心の中の葛藤がかすかに見てとれたかごめだが、その微妙な変化に気付いたとき、出雲(きらら)に乗って珊瑚が駆け付けた。琥珀は新手の出現に逃げ去ってしまう。珊瑚は弟がかごめを傷つけたことをわびると、今にも泣き出しそうな表情で琥珀を追った。そんな珊瑚の顔には悲壮な決意があった。

いっぽう、妖怪たちを引きつけておくため背後にあるお堂の中に琥拍がいるように見せかけていた犬夜叉と弥勤は妖怪たちと熾烈な闘いを繰り広げていた。が、まだ鉄砕牙が重くて自由に扱えない犬夜叉は神楽を前に苦戦を強いられる。その時、お堂が壊され中に誰もいないと知った神楽と妖怪が、目的のはずの琥珀を追いかけようとしないことから犬夜叉たちは自分らの方が足止めされていたと悟る。弥勒は犬夜叉をかごめの救出に向かわせるため、右腕に巻いてある数珠をはずすと毒虫共々、大量の妖怪を吸い込んだ。だが神楽だけは取り逃がしてしまう。

かごめの元に駆け付け、無事を確認した犬夜叉は琥珀がかごめに止めをささなかったことを知ると、たとえ奈落に操られていても琥珀には人の心が残っていると確信し、すぐさま珊瑚と琥珀の後を追った。 その頃、琥珀を追いつめた珊瑚は琥珀に馬乗りになって剣を振り上げようとする。珊瑚の両目には涙が溜まっていた。そして「おまえを殺して、あたしも死ぬ!おまえを奈落から取り戻すには…それしかないんだ!!」と叫ぶとボロボロ涙をこぼしながら珊瑚は剣を琥珀に突きたて…。

第51話「心を喰われた犬夜叉」

珊瑚(さんご)の弟・琥珀(こはく)を使った奈落の罠で風穴から最猛勝(さいみょうしょう)の毒を吸い込んだ弥勒は小屋で寝込んでいた。身を犠牲にして闘ってくれた弥勒を看病する珊瑚を弥勒は逆に元気づける。しかし、そんな中でも弥勒は珊瑚にセクハラをすることを忘れはしなかった。また、弟の罠にかかりながらも普段と変わらない犬夜叉たちの態度に、珊瑚は改めて仲間たちの有り難さを感じていた。

同じ頃、犬夜叉の変化の謎を探る殺生丸は深い森の中で道無き道を進んでいた。そこへ突然、どこからともなく声がすると、パキパキと木の表皮がひび割れ朴の木の幹の一部が盛り上がり老人の顔が浮かび上がった。この老人こそ鉄砕牙と天生牙の鞘(さや)を削り出した朴の木の妖怪・朴仙翁。朴仙翁は殺生丸に半妖である犬夜叉は追いつめられ命が危険にさらされると、身を守るため妖怪の血が身体を支配し変化してしまうと明かした。さらに、それを封じていたのが鉄砕牙であり、犬夜叉が鉄砕牙を手放し変化を繰り返せば妖怪の血に心を喰われ、ついには化け物になってしまうだろうとも告げた。

いっぽう弥勒の体調が回復した犬夜叉の一行は旅を再開した。途中、あぜ道を踏み外した老人を助けた犬夜叉は、その孫の少年と一緒に村の近くまで送り届ける。しばらくして血の臭いに気がついた犬夜叉たちが村へ引き返すと村が夜盗に襲われていた。 村に駆け付け夜盗の頭と対峙した犬夜叉と弥勒は、その正体をすぐさま妖怪と見破る。そこで正体を現した妖怪・蛾天丸は村の女を犬夜叉に投げつけ、その隙をついて口から毒粉を吹きつけた。犬夜叉は片目がつぶれ胸を傷つけられながらも鉄砕牙を振り下ろす。これをかわした蛾天丸が、口から犬夜叉の手元に粘液を浴びせると、犬夜叉は鉄砕牙を思わず手放してしまう。再び犬夜叉に蛾天丸から粘液が浴びせられようとしたとき、弥勒は錫杖(しゃくじょう)を差し出し結界を張りめぐらした。すると蛾天丸の粘液が犬夜叉と弥勒を取り巻き、2人は毒繭(まゆ)の中に封じ込められてしまう。

第52話「止められない!妖怪の本性」

村を襲った夜盗の頭に扮した妖怪・蛾天丸と対決した犬夜叉と弥勒は、蛾天丸によって毒繭に閉じ込められてしまう。毒繭の中で咄嗟に結界を張った弥勒だが、その気力も限界に近づき、さらに蛾天丸に傷つけられた犬夜叉の傷も広がり始め2人は絶体絶命のピンチに陥る。そんな2人をあざ笑うように蛾天丸は2人の目前で夜盗の1人が差し出した村娘を餌食にした。怒りに打ち震える犬夜叉だが、全身に毒がまわりどうすることもできない。心臓だけが怒りに大きく脈打ち、犬夜叉の目の奥がかすかに赤く輝き始める。

すると突然、倒れていたはずの村の老人が起き上がり、鉄砕牙を夜盗から奪うと、決死の覚悟で犬夜叉に手渡そうとする。しかし、寸前で阻まれてしまう。

そこへかごめたちが駆け付けると、老人は最後の力をふりしぼりかごめに鉄砕牙を託した。珊瑚は襲ってくる夜盗たちの剣を飛来骨で払いのけるが、多勢に無勢で向かってくる夜盗についに前後左右を囲まれる。 いっぽう、弥勒の気力も弱まり結界の輝きが弱々しく明滅すると、次第に繭の中の空間が小さくなる。そして、ついには結界の輝きが消え、繭がどんどん弥勒と犬夜叉にせまってくる。

そのとき・・・、犬夜叉が繭を突き破り飛び出した。赤い目を輝かせ牙をむき出しにしながら夜盗を一撃で追い払う犬夜叉の姿は妖怪に変化してしまっていた。蛾天丸は妖怪の本性を現し、巨大な蛾となって犬夜叉に嵐のように毒粉を浴びせるが、犬夜叉は微動だにしない。さらに蛾天丸は毒繭の糸を吹きつけるが、妖怪となった犬夜叉の敵ではなく、あっと言う間に蛾天丸は粉砕されてしまう。 頭をやられた夜盗の一味は一斉に逃げ出すが、爪をむき出しにした犬夜叉は命乞いする夜盗たちを笑みを浮かべながら切り裂こうとする。これを止めようとするかごめの声も犬夜叉の耳には届かなかった。

そこへ突然、殺生丸が姿を現す。妖怪に変化した犬夜叉を見た殺生丸は・・・。

第53話「父の宿敵 竜骨精」

蛾天丸(がてんまる)との闘いで妖怪に変化していた間のことを何も覚えていなかった犬夜叉は、このままだと妖怪に変化したときかごめにも危害をくわえてしまうかもしれないと思い、1人で刀々斎の元を訪ねた。そして犬夜叉は自分の妖怪の血を封じ込めている鉄砕牙を軽くするための方法を刀々斎に尋ねる。

刀々斎は新しい鉄砕牙が重くなってしまったのは、鉄砕牙を修復するために刀に打ち込んだ犬夜叉の牙が父親の牙の強さに追いついていないからだと明かす。しかし、鉄砕牙を手放してしまうと、犬夜叉は命を守るために妖怪に変化してしまう。そこで刀々斎は「竜骨精を斬れ」と助言する。竜骨精とはかつて犬夜叉の父親が闘って封印した大妖怪。その妖怪を斬れば、父親の強さを超えられるからだ。

竜骨精の眠る谷に案内する途中、冥加はくれぐれも封印されたままの竜骨精の心の臓を貫くだけだと釘を刺す。しかし犬夜叉は寝首をかくような真似は嫌いだと不満顔だ。そんな2人の様子をひっそりと最猛勝(さいみょうしょう)がうかがっていた。 深い霧の立ち込める竜骨精の谷に到着した犬夜叉は険しい断崖をよじ登っていく。

すると、崖に巨大な竜の妖怪が微動だにせず封印されている姿が浮かび上がる。その灰色の胸には犬夜叉の父親の爪が突き刺さっていた。 そのとき、爪の上に人影があることに気づく犬夜叉。凝視すると、その人影は狒々の皮をかぶった奈落であった。奈落は封印の爪を瘴気で溶かし、竜骨精を蘇らせ犬夜叉を始末しようと考えていた。そして竜骨精の胸の奥まで刺さった爪が消失すると不気味な心臓の音が響き始め、竜のまぶたがゆっくりと開いていく。それに呼応するがごとく、暗雲が立ち込め、不気味な妖気が漂う。

初めから封印されていた竜骨精を斬ることに不満を持っていた犬夜叉は、目覚めた竜骨精に正面からぶつかっていった。崖から飛び出した竜骨精は巨体に似合わず、驚くほどのスピードで犬夜叉に向かっていく。犬夜叉は眼前に迫る竜骨精の爪の傷跡をめがけて渾身の力で鉄砕牙を振り下ろすが、まったく歯が立たない。 その頃、犬夜叉の行方を探して刀々斎の元を訪れていたかごめたちも竜骨精の谷へと向っていた。

第54話「鉄砕牙の奥義爆流破」

妖怪の血を封じ込める鉄砕牙を軽くするために、かつて犬夜叉の父が封印した竜骨精と対決した犬夜叉だが、竜骨精の凄まじいパワーに弾き飛ばされ、ついに鉄砕牙を手放してしまう。その瞬間、妖気の鼓動が脈打ち始め、妖怪に変化した犬夜叉の目は真っ赤に燃え上がった。これまでにない超速の動きで竜骨精を翻弄する犬夜叉は鋭い爪で竜骨精の胴体を切り裂く。怒りをあらわにした竜骨精は口を開くと閃光のエネルギー弾を放った。しかし、それをジャンプ一番でかわした犬夜叉は竜骨精の懐に飛び込み、強烈な一撃を見舞わせる。

そんな犬夜叉の闘いぶりを見ていた刀々斎は、かごめたちに引き上げを命じて、この闘いの場から飛び去ろうとする。このままだと、妖怪に変化した犬夜叉はたとえ竜骨精に勝っても、次は自分たちに危害を加えると考えたからだ。だが、かごめだけは闘っている犬夜叉を残して逃げることはできないと、1人その場に残る決意をする。

その時、大地に突き刺さっている鉄砕牙に向け一歩一歩突き進む犬夜叉の姿があった。犬夜叉もまた、自分の中に流れる妖怪の血と必死に闘っていたのだ。

次の瞬間、竜骨精が口から閃光のエネルギー弾を放つと、真っ直ぐに犬夜叉の背中に向かい迫っていった。だが、背中の鞘の結界が犬夜叉を守りエネルギー弾の直撃を防いだ。再び竜骨精からエネルギー弾が放たれるが、弥勒が風穴を開きエネルギー弾の軌道を曲げさせる。そしてついに犬夜叉が鉄砕牙に届き、柄を握りしめると、とたんに妖怪の邪気が抜けていく。

そんな犬夜叉の闘志が鉄砕牙の脈動を呼んだのか、今まで振るのもやっとだった鉄砕牙がどんどん軽くなっていく。この機とばかりに立ちはだかる巨大な竜骨精に向けて全速力で走り出した犬夜叉は、竜骨精の心臓を鉄砕牙で貫いた。すると鉄砕牙の刃の周囲に風の傷がとり巻き、犬夜叉はいつでも「風の傷」を出せるように進化していた。だが、竜骨精は風の傷を浴びても体には傷一つつかない。

そこへ竜骨精が、オーラを最大限に高めたエネルギー弾を犬夜叉に向けて放った。避けきれないと判断した犬夜叉は逃げもせず、そのエネルギー弾に向かって跳び込んでいく。

第55話「石の花と七宝の初恋」

四魂のかけらの噂を聞きつけ、犬夜叉の一行はとある村を訪れた。しかし、かごめは四魂のかけらの気配をまったく感じていなかった。 そんな中、七宝はその村でサツキという少女と知り合いになる。生まれてまもなく親を亡くしたサツキは戦(いくさ)で大手柄を立てて、村に帰ってくると言った唯一の兄をひたすら信じて待っていた。しかもサツキは兄がたとえ死んでいても、生きて帰ってくると言う。ただならぬ口調に少し身を引く七宝にサツキは兄がくれたという宝物を見せる。サツキが懐を探って出したのは川面の反射にきらきら光る石の破片、四魂のかけらであった。

いっぽう、村の名主の家でトカゲ妖怪を祓(はら)っていた犬夜叉の一行の元に、七宝が四魂のかけらを見つけたと言ってサツキを連れてきた。しかし、サツキの持っていた四魂のかけらは「石の花」…いわゆる石英であり四魂のかけらではなかった。本当のことを言えない七宝はニセのかけらを信じて兄を待つ寂しいサツキの境遇を心配する。 翌朝、刀を杖にして足を引きずった侍姿のサツキの兄が帰ってくる。優しい笑みの兄に思わずサツキは抱きついた。

いっぽう、せめて別れのあいさつをしようとサツキの家へ向った七宝はサツキから兄が帰ってきたことを知らされ驚く。サツキの家へ着いた七宝は、さこでサツキの兄がトカゲの妖怪が化けたニセモノだと見抜くが、逆に殴り飛ばされ、サツキを人質に取られてしまう。さらにサツキが四魂のかけらと信じている石を握りつぶした妖怪は七宝に本物の四魂のかけらを持ってこいと迫る。

サツキをだましたことに怒った七宝は狐妖術でサツキを救い出し、サツキを逃がすと1人でトカゲ妖怪に闘いを挑んだ。分身した七宝は爆雷筒(ばくらいづつ)を投げつけ、トカゲ妖怪の首にかみつくが、七宝の小さなあごでは歯が立たない。呆気なくたたき落とされてしまう。だが、歯をくいしばった七宝がクラクラする頭を上げ、キッとトカゲ妖怪をにらむと…。

第56話「霧の奥に美女の誘惑」

奈落を探す旅を続けていた犬夜叉の一行だが、弥勒が美女にだまされ路銀をスリ盗られてしまう。しかし、またもこりずに村娘に近付いていった弥勒は、彼女たちから村の男たちが妖怪にたぶらかされ、山に入って帰ってこないと打ち明けられる。さらに妖怪が絶世の美女らしいと聞いた弥勒は1人で退治に行こうとするが、弥勒を心配する珊瑚も同行することになった。

この山には戦に負けて逃げのびた落ち武者が住み着いたという話を村人から聞いた珊瑚は、最後の生き残った姫が死に、その怨念が妖怪化したものではないかと推理する。しばらくすると、2人の前方に空間が歪む結界が現れた。珊瑚に数珠を渡した弥勒は2人で結界の中に突進していく。 しかし、妖気の霧で珊瑚と引き離された弥勒は霧の中に浮かぶ公家屋敷の前にたどりつく。屋敷の正面に姿を現した美しい姫に誘われるまま、弥勒は屋敷の中に入っていった。一方、珊瑚は年をとった村人を発見。妖怪が若さを吸い取ると知り、珊瑚は急いで屋敷の方へ向かった。

そのころ、神殿に招き入れられた弥勤は杯(さかずき)を手に姫から酌(しゃく)を受けると、優しく姫を抱き寄せる。そこに駆け込んできた珊瑚は、意識を失ったかのような弥勒と、取りつくようにすがりつく姫を見つけ、飛来骨を構える。珊瑚が弥勒に声をかけると、怪しい姫は黒髪が白く変わり、山犬の化け物へと変化していった。

しかし、先ほど弥勒から渡された数珠の力により、山犬は珊瑚の姿を見つけることはできない。そこで目を覚ました弥勒は飛来骨(ひらいこつ)を投げようとする珊瑚を止め、懐から取り出した護符を投げつける。すると、バチバチと山犬の身体を護符が焼き、その中に苦しそうな姿をした姫が浮かび上がる。錫杖(しゃくじょう)で山犬の身体を払うと、姫の姿が弾き出された。

猛り狂った山犬は弥勒たちに猛然と襲いかかる。珊瑚も飛来骨を投げつけ応戦するが、手負いになった山犬が珊瑚の方をにらみつけると、珊瑚の手首の数珠が砕け散った。そこで珊瑚の姿を確認した山犬は鋭い爪の一撃を振り下ろす。珊瑚は飛来骨で受けとめるが、その飛来骨に亀裂が走り…。

第57話「すべては桃源郷の夜に 前編」

楓(かえで)の村に向かう犬夜叉の一行は、途中、人間を養分にして育つ妖木・人面果(にんめんか)の実を発見する。そこで、調査に向かった犬夜叉たちは崖の上にそびえ立つ巨大な人面果の樹木を発見。 犬夜叉は、この木を切り倒そうと1人で崖の上に向かう。

しかし、人面果の前に仙人の桃果人(とうかじん)が立ちふさがり、 犬夜叉を瓢箪(ひょうたん)の中に吸い込んでしまう。 旅を続ける犬夜叉の一行だが、かごめは学校の模擬試験を受けるため3日間だけ現代に帰りたいと犬夜叉に頼み込む。また、珊瑚も山犬との闘いでヒビが入った飛来骨(ひらいこつ)を直すため、退治屋の里に帰りたいと言う。そこで、珊瑚は退治屋の里へ、かごめたちは現代に通じる骨食いの井戸がある楓の村へ向かった。その途中、犬夜叉たちは川上から流れてくる果物の実を見つける。

七宝が拾い上げると表面には苦悶の表情を浮かべる人の顔のようなくぼみがあった。人間を養分にする妖木・人面果の実と知った犬夜叉たちは、流れてくる実があまりに多いため、川の上流を調査することに。深い霧の中を進む犬夜叉たちは、断崖絶壁の上から人面果が落ちてくる場所を発見する。上を見ると崖の上に鬱蒼と生い茂る巨大な人面果の樹木が!犬夜叉は人面果を切り倒そうと1人で崖の上に向かっていく。この日は犬夜叉の妖力が消えて人間になる朔(さく)の日であるため、日が暮れる前にすべてを終わらせようとしていたのだ。

しかし、崖の上に駆け上がった犬夜叉の前に仙人の桃果人が立ちふさがる。人面果を育てた張本人が、桃果人と知った犬夜叉は鉄砕牙を一閃させた。だが、桃果人の肉体は犬夜叉の鉄砕牙を弾き返す。さらに腰から瓢箪を取り出した桃果人は、犬夜叉を瓢箪の中に吸い込んでしまう。いっぽう、犬夜叉を心配したかごめたちは、七宝に乗って崖の上に上がろうとするが、かごめと弥勒の重さを支えきれない七宝は失速。危うくせりだした崖に飛び移り、草木の上に着地する。しかし、草木は底抜けでかごめたちは洞窟の中に落ちてしまう。その洞窟の中でかごめたちは、小さな小さな人間が歩いている箱庭を発見する。驚愕したかごめたちが箱庭の中をさらに覗き込もうと顔を近づけると、3人は箱庭の中に吸い込まれてしまう。

同じころ、桃果人の瓢箪に吸い込まれた犬夜叉は、溶解液に浸っていた。何とかして外に出ようと、瓢箪の内壁に爪を立てるが、薄い傷跡しかつかない。間もなく、日が沈み犬夜叉の髪が色濃くなっていく。ついに人間になってしまった犬夜叉に溶解液が迫り…。

第58話「すべては桃源郷の夜に 後編」

妖木・人面果(にんめんか)を切り倒すため、1人崖の上に駆け上がって行った犬夜叉を心配したかごめたちは、絶壁の上へ登るろうとするが、途中で見つけた箱庭に囚われてしまう。箱庭の中で小さくなったかごめたちは何とかして壁に穴を開けて脱出しようと試みる。しかし、謎の仙人・桃果人によって、かごめは1人だけ連れ去られ、残る弥勒と七宝は小さな穴から箱庭を脱出し、犬夜叉の下へと急いだ。

いっぽう、朔の夜を迎え妖力を失った犬夜叉も桃果人との闘いで虜にされていた。桃果人に捕まり茨の根に巻き付けられた犬夜叉は、桃果人が持ってきたかごめの衣服を見て怒りをあらわにし、茨の根ごと引き抜こうとする。その様子を見ていた弥勒は、小さな姿のまま犬夜叉を捕らえている茨の根を風穴を使って天井ごと吸い込んだ。

すると、犬夜叉の渾身の力と相まって天井の岩が崩れ、桃果人を生き埋めにする。茨の根から介抱された犬夜叉は、その隙に弥勒たちと共にかごめを助け出した。しかし、妖力のない犬夜叉は、あまりに血を流し過ぎたため気絶に近い状態で倒れ込んでしまう。桃果人の家を脱出しようとしたかごめは部屋の隅にあった鉄砕牙と弓矢を見つけ、犬夜叉が妖力を取り戻す夜明けまで、自分が皆を守ろうと決意を固めた。

そんな中、かごめたちは人面果の木の脇に老仙人の顔をした花を見つける。その老仙人の話によると、ひと月ほど前、四魂のかけらで妖力を得た人面果は、老仙人の弟子であった桃果人をたぶらかし、自らの実を与えて仙力を持たせ操り始めたという。さらに、不老長寿の薬の作り方を聞き出すため、師匠を花に変え、人面果から四魂のかけらまでも奪ったと語った。

そこへ、犬夜叉たちを追って桃果人が現れる。犬夜叉は人の姿のまま桃果人に立ち向かうが、まったく歯が立たない。老仙人はせめてもの罪滅ぼしにと最後の力を振り絞って、弓矢へと変化した。その弓矢を握りしめたかごめが桃果人に狙いをさだめると矢を放つと、光に包まれた矢は桃果人の身体を突き抜け、四魂のかけらを押し出した。怒り狂った桃果人は、かごめに向かってすごい勢いで突進する。が、崖っぷちに立っていたかごめに逃げ場はない。2人の間に飛び出した犬夜叉はかごめをかばって桃果人もろとも、深い崖の下へと落ちていった…。

第59話「美少女姉妹の弟子入り志願」

飛来骨(ひらいこつ)を修理するため妖怪退治屋の里に戻っていた珊瑚は、そこでセリナとスズナの姉妹に出会う。彼女たちは退治屋の噂を聞きつけ、弟子入りを志願するために里を訪れたのだった。その夜、武器庫に忍び込む2人の姿が!

彼女たちの真の目的は弟子入りではなく、妖怪退治の武器を手に入れることにあった。  現代に戻っていたかごめが骨食いの井戸を通って戦国時代に戻ってきた。が、いっぽうで妖怪退治屋の里に向かった珊瑚は、いまだ飛来骨の修理のため戻ってこない。退治屋の里にある武器倉庫に立てこもった珊瑚は山と積まれている妖怪の骨や皮膚などを使って、何とか飛来骨のひび割れをふさいだ。

修理後、里のはずれにある墓地を訪れた珊瑚は父と仲間の墓に花を手向け手を合わせた。父との思い出を回想していた珊瑚は不穏な気配を感じ取り緊張する。その瞬間、珊瑚めがけて石つぶてが飛来するが、珊瑚は難なくこの石つぶてをかわした。彼女を襲ったのは2人の姉妹、姉のセリナと妹のスズナだった。彼女たちの話によると、村で鎮守の森を切り開いたところ、妖怪たちが現れ始め何人もの村人が犠牲になったという。そこで退治屋の噂を聞きつけた2人は、弟子入りするために里を訪れたのだった。妖怪退治の技を教えて欲しいと頼まれた珊瑚は、セリナとスズナに妖怪を追い払う方法を教えることを決心する。

早速、珊瑚から妖怪退治の武具を配られた2人は、その武具を見てあっけに取られる。それは、団扇とほっかむり用の手拭いだった。珊瑚は村を守るには妖怪の嫌いな粉を使って煙をたけば充分だと考えたのだ。もっと派手な技を教えてほしいと頼むスズナに珊瑚は半端な技を身につけたら、かえって危ないと諭す。

その夜、武器小屋に忍び込むセリナとスズナの姿があった。実は2人は忍びの村の出身で、妖怪に滅ぼされた村の仇を取るため妖怪退治の武器を手に入れようと里に近づいたのだ。2人は妖怪の材料を背負うと珊瑚を振り切って逃げていった。しかし、妖気の取り除いていない武具まで持ち去った2人は妖怪の大群に襲われ…。

第60話「黒巫女 五十年の呪い」

50年前に桔梗に破れた黒巫女・椿(つばき)を呼び寄せた奈落は、彼女を使って再びよからぬ企みを思いつく。奈落は椿に四魂の玉との引き換えにかごめに呪いをかけさせたのだ。すると、かごめの持っていた四魂のかけらが突如黒く輝きだし、かごめの体内に入っていった。弥勒と珊瑚は呪詛をかけた黒巫女を探し出そうとするが…。

現代に帰ったかごめは久しぶりに授業を受けた。しかし、どの科目も勉強が遅れているためまったく分からず落ち込んでしまう。そんなかごめを見た仲良し3人組の友人は、また彼氏のことで悩んでいるのかと心配する。かごめは犬夜叉とは仲直りできたので大丈夫だと言うと、再び元気を取り戻して戦国時代へ戻って行った。

その頃、奈落は1人の老婆を城に呼び寄せていた。彼女は50年前、四魂の玉を奪い取ろうとして桔梗と闘い破れた黒巫女の椿。突如、美しい巫女へと変貌した椿は妖怪に魂を売って若さを保っていた。椿は四魂の玉と引き換えという条件で奈落の企みに応じる。骨食いの井戸から戦国時代に戻ったかごめは草むらの中に足を下ろした瞬間、何かに足をかまれて慌てて足を引っ込めた。かごめを迎えにきた犬夜叉は、妖しい人影を切り裂くが、千切れた紙が舞うだけである。それは椿が放った式神であった。

式神を駆使してかごめの血を奪った椿は、四魂の玉を使ってかごめに呪いをかける。すると、かごめが身につけている四魂のかけらが黒く染まっていく。さらに弾け飛んだ四魂のかけらは黒い輝きを放ちながら、かごめの体内に溶け込んでいった。精気を失っていくかごめを見た楓(かえで)は黒巫女がかごめを呪っていると見抜く。

弥勒は珊瑚と共に黒巫女を探し出して倒すことを決意し、邪気の感じる方角に雲母(きらら)に乗って飛んで行った。いっぽう、犬夜叉はかごめの側に付きっきりで看病していた。するとかごめの体内に入った四魂のかけらが黒く輝き、かごめの脳裏に「犬夜叉を殺せ!」という声が響きわたる。必死に抵抗するかごめだが…。

第61話「現れた桔梗と式神使い」

黒巫女・椿(つばき)に操られたかごめはついに犬夜叉に矢を放ってしまう。しかし、間一髪で矢をそらしたかごめは四魂の玉の気配を感じ取り、犬夜叉と共に椿のいる祠(ほこら)へと向かった。いっぽう、椿の元に突然桔梗が現れ…。

黒巫女・椿に操られたかごめは必死で抵抗するが、ついに犬夜叉に向けて矢を放ってしまう。いっぽう、椿のいる祠に向かった弥勒と珊瑚だが、強い結界に阻まれて中に入ることができない。そこへ弓を持った桔梗が現れる。桔梗はたじろぎもせず結界の中に踏み込んで行った。

祠では椿の背後に笑みを浮かべる奈落の姿があった。しかし、弓鳴りの音がした瞬間、奈落の傀儡(くぐつ)が崩れ落ちる。桔梗が奈落に向けて弓を放ったのだ。桔梗の出現に動揺した椿は、かごめへの呪いを途切れさせた。

間一髪で矢の軌道を外して犬夜叉を助けたかごめは、呪いの力が弱まったことで自由を取り戻す。さらに四魂の玉の気配を感じ取り、犬夜叉に連れて行ってくれと頼んだ。

同じ頃、桔梗と対峙した椿は50年前のことを思い出していた。当時、永遠の若さと美しさを保つため、桔梗から四魂の玉を奪い取ろうとした椿は四魂の玉を守る桔梗に式神を差し向けた。しかし、逆に桔梗によって呪い返しを受け、椿の顔の右半分にはくっきりと式神のうろこが残ってしまう。その後、椿は妖怪に魂を売り、永遠の若さと妖力を得ていたのだ。また、死人の身で現世に留まる桔梗を見くびる椿は桔梗の生まれ変わりであるかごめを侮っていた。

すると突然、四魂の玉を取り巻いていた黒い光が薄まっていき透明度が増していく。玉の気配を突き止めたかごめと犬夜叉が近づいてきたのだ。かごめの霊力は汚れた四魂の玉を浄化していった。ついに椿の居所を突き止めたかごめは犬夜叉に背負われたまま弓を構え、結界を破魔の矢で打ち破る。  そこで、椿がかごめを操って犬夜叉を殺そうとしたことを知った桔梗は…。

第62話「底知れぬ椿の呪縛」

椿の呪いがかごめの身体をむしばんでいく中、さらに椿は三尾の狐を犬夜叉に放った。しかも鉄砕牙を使えばかごめを殺すと威嚇され、犬夜叉は思うように闘えず窮地に立たされる。犬夜叉のピンチを察した弥勒と珊瑚は椿の呪いを絶とうと攻撃を仕掛けるが、破魔の札も飛来骨(ひらいこつ)も椿に弾き飛ばされてしまう。

あざ笑うかのように2人をにらみつけた椿が黒い四魂の玉を握りしめると、かごめはあまりの激痛に気絶してしまった。椿の呪詛によって意識を奪われたかごめは幻想の世界にいた。そこは現代のかごめの部屋で、かごめの家族たちはだれも戦国時代と現代を行き来していることを知らなかった。しかも境内にある井戸はいまだ封印されたままになっている。

学校でも親友の3人は犬夜叉のことを覚えていない。次第にかごめは幻想の世界の中で犬夜叉たちのことを忘れていった。しかし、何とかしなければならないという焦りだけが募っていく。そんな中、学校の弓道部の前を通りかかったかごめは、弓道部の顧問から弓矢を渡された。的をめがけて弓を射るかごめだが、中心には当たらない。「おまえは誰だ?」と問いかける顧問は桔梗の姿をしていた。その言葉で何かを思い出しそうになったかごめは、ゆがんでいく風景の中で必死に桔梗似の顧問を追いかける。遠ざかる顧問は再び「おまえは誰だ?」という質問を繰り返した。

すると、その言葉がキーワードだったのか椿の呪縛に囚われていたかごめはついに現実の世界に戻ってくる。 自分を取り戻したかごめは犬夜叉を襲う三尾の狐めがけて弓を放った。だが、三尾の狐は寸前でその矢をかわす。それを見た椿が四魂の玉に再び毒液をたらすとかごめは力なく倒れ込んでしまう。そんなかごめに三尾の狐が襲いかかり…。

第63話「行く手を阻む紅白巫女」

四魂の玉を持ったまま逃げ去った椿は、かつて修行した陰陽師の館を訪れた。そこで館を守る巫女・紅葉(もみじ)と牡丹(ぼたん)に出会う。2人は姉弟子である椿の言葉を信じ、助力を申し出る。いっぽう、椿の呪いから開放されたかごめは四魂の玉の気配を追って館の近くまでたどり着くが、そこに紅葉と牡丹が現れ、巨大な式神を犬夜叉たちに差し向ける。

かごめたちに破れた椿は四魂の玉を持ち、かつて修行した陰陽師の館を訪れた。山門をくぐると、若く凛々しい巫女・紅葉と牡丹が現れる。現在この館を守っているのは彼女たちであった。椿が姉弟子と知った2人は、妖怪に追われているという椿の言葉を信じ助太刀を申し出る。紅葉と牡丹は館に戻り使えそうな護符や榊(さかき)などを次々と取り出していった。

そのころ椿は禁断の多宝塔に続く扉の前にいた。すると突然旋風が巻き起こり神楽が出現する。四魂の玉を取り戻しにきた神楽に椿は多宝塔にある力を使って犬夜叉たちを殺してみせると宣言した。そんな椿に神楽は四魂の玉を使う最上の方法を教える。いっぽう、椿の呪いから開放されたかごめは四魂の玉の気配を感じ取り、楓たちと椿の行方を追った。かごめの指示を受け、ついに四魂の玉の近くまでたどり着くが、妖怪に反応する結界が犬夜叉たちの行く手をはばむ。

そこで、木立の中からさっそうと現れたのは紅葉と牡丹。彼女たちが結界を張りめぐらしていたのだ。椿が黒巫女と知らずに、だまされていると察知したかごめたちは彼女たちに説得を試みる。だが、弥勒の手癖の悪さが災いとなり、さらに2人の誤解を深くしてしまう。紅葉と牡丹が小さな紙片を放つと、紙片は小鬼のような姿の式神になって犬夜叉たちを襲った。 しかし、その式神を軽くいなす犬夜叉たちを見た2人は、さらに犬夜叉とかごめの姿を写した身長5メートルもある巨大式神を繰り出す。犬夜叉は鉄砕牙の「風の傷」で対抗しようとするが、紅葉と牡丹が印を組むと、 犬夜叉は動きまでも封じられてしまい…。

第64話「多宝塔の巨大な鬼」

椿を追って陰陽師の館にたどり着いた犬夜叉の一行は、さらに奥にある多宝塔に向かって突き進んだ。ようやく塔にたどり着いた犬夜叉たちの前に神楽と強力な式神が立ちふさがる。苦戦する犬夜叉だが、かごめと楓の力を借りて式神を粉砕。

いっぽう、塔の地下では椿が四魂の玉の力を使って封印していた鬼を体内に取り込んでいた。椿を追って犬夜叉たちは陰陽師の館にたどり着いた。そこで楓は50年前、桔梗と並び称されていた巫女・椿を思い出す。さらに、この館で封じられていた鬼のことも…。 間もなく、四魂の玉の気配を追って館の裏山にある多宝塔に近づいた犬夜叉たちの前に何体もの式神が立ちはだかる。犬夜叉は鉄砕牙を抜き、式神に斬りかかっていった。いっぽう、気を失っていた紅葉と牡丹は弥勒と七宝の介抱によって目を覚ます。

弥勒から椿が黒巫女だと聞かされた2人は、どうしても信じることができない。真実を確かめるため紅葉と牡丹は弥勒たちと共に椿のいる多宝塔へと向かった。 境内の奥にそびえる多宝塔にたどり着いた犬夜叉たちの前に神楽と強力な式神が立ちふさがる。式神と神楽の同時攻撃に苦戦する犬夜叉だが、かごめと楓の連携により式神を粉砕。その時、かごめは扉の多宝塔の中に四魂の玉の気配を感じ取る。塔に入ると、そこには結界を張っていた封印の跡があり、中央には地下へと続く石造りの階段があった。

塔の地下では、しめ縄の張られた要石(かなめいし)の前で椿が印(いん)を組み呪文を唱えていた。すると、しめ縄が吹き飛ぶと同時に要石が砕け落ち、その闇の奥では鬼の影がうごめいていた。姿を現した鬼が、椿の持つ四魂の玉を奪い取ろうとすると、椿の右目の周辺が渦巻き、鬼を吸い込んでしまう。椿は右目に四魂の玉を仕込んでいたのだ。 崩れ落ちる多宝塔の中から巨大な鬼と化した椿が出現。ジャンプした犬夜叉は鉄砕牙で斬りかかるが、椿は鉄砕牙の刃をものともせず、素手で弾き返す。また、椿は鉄砕牙の必殺技「風の傷」も受け止めてしまった。鬼に変化した椿は犬夜叉も体内に取り込もうとするが…。

第65話「さらば青春の日々」

大ムカデの妖怪を倒した犬夜叉の一行は妖怪に苦しめられていた村人たちの歓待を受けることになった。庄屋の家で宴が行われたたその夜、何者かに操られた珊瑚が弥勒を襲う。昨夜倒した大ムカデで仕業と考えた犬夜叉たちは翌日、大ムカデの骸を確かめるが、異常はない。そこで今度は突然、弥勒が珊瑚に襲いかかり…。

妖気の漂う草原で犬夜叉たちは毒液を吐き出す妖怪“アオ大ムカデ”と対峙していた。しかし、見かけとは裏腹に大ムカデは弥勒の一撃で、簡単に瘴気を発して消えてしまう。その時、草むらの向こうから歓声が上がると、妖怪に苦しめられていた村人が駆け付けきた。

喜んだ村人たちは庄屋の家で犬夜叉の一行を歓待することになる。宴の席では弥勒がいつものように「私の子供を産んでくれないか」と若い娘を口説いていた。そこで、弥勒は逆にバアさんに手を握られ迫られる。強引なバアさんに気押された弥勒は思わず珊瑚に助けを求めるが、冷たくあしらわれてしまう。その席に突如、冥加が現れる。

犬夜叉に大ムカデと闘っているとき、どこにいたんだと問い詰められた冥加は、ヤボ用があって姿を消したと言い訳をし、妙な忍び笑いをするのだった。その夜、弥勒が何者かに操られた珊瑚に襲われた。

珊瑚が飛来骨を弥勒に振り下ろそうとした瞬間、犬夜叉が割って入り珊瑚をはがい締めにすると、珊瑚は崩れ落ちるように倒れてしまう。しかも珊瑚は弥勒を襲ったことをまったく覚えていなかった。昨日倒した大ムカデの仕業と考えた犬夜叉たちは翌朝、大ムカデの骸を確かめるが、異常はない。 あらためて御札を貼って封印しようとする弥勒の眼が突然怪しく光ると、今度は弥勒が珊瑚に襲いかかった。慌てて雲母に乗って、その場を逃げ出した七宝と冥加を弥勒は追いかけようとするが、失敗。すると、何か小さな影が弥勒から飛び出し犬夜叉に取り憑き、ついには犬夜叉を操って七宝たちを追いつめ始める。

第66話「奈落の結界 神楽の決心」

朔の日を今宵に控えて、奈落の結界にゆがみが生じていた。そんな中、奈落の臭いを追って鋼牙と犬夜叉の一行は奈落の城に接近する。妖力の落ちている犬夜叉より一足先に城の結界までたどり着いた鋼牙だが、迎え撃って出た神楽の攻撃により窮地に追い込まれる。鋼牙の仲間に助けを求められた犬夜叉だが、すでに日も隠れ、犬夜叉は人間の姿になっていた。

月が隠れる朔の日を今宵に控えて、奈落の城の結界にゆがみが生じていた。妖狼族の仲間を奈落に殺された鋼牙は、敵を取るため奈落の臭いを追って城に接近。いっぽう、犬夜叉も奈落の臭いを感じ取るが、朔の日を前に妖力を失いつつあった。

そこへ敵討ちに燃える鋼牙が犬夜叉の前に現れる。鋼牙と犬夜叉はお互いに牽制し合うが、犬夜叉を後にして鋼牙は一足早く奈落の城を取り巻く結界までたどり着く。鋼牙の出現を察知し、奈落の指示を待たずに討って出た神楽。彼女の背後には骸骨武者の軍勢が刀を抜き控えていた。闘志むき出しの鋼牙は猛然と飛び出すが、神楽と骸骨武者の攻撃に窮地に陥る。その様子を見ていた鋼牙の仲間、銀太と白角は助けを求めるために犬夜叉の下へと急いだ。

同時刻、弥勒と珊瑚、七宝は犬夜叉には黙って奈落の城の位置を確認しに行こうと密談していた。そこへ銀太と白角が駆け込んでくる。かごめたちは慌てて人の姿になっていた犬夜叉を隠し、2人から訳を聞く。それを聞いた犬夜叉は銀太と白角の前に堂々と人間となった姿を現し、銀太らに口止めをして闘いの場へと向かった。骸骨と無数の刀の竜巻に巻き込まれた鋼牙は何とか竜巻から脱出するが、両手両足を骸骨にかみつかれ、身体の自由を奪われてしまう。

すかさず両足から四魂のかけらを奪い取った神楽は鋼牙にとどめを刺そうとした。そこへ駆け付けた珊瑚の放った飛来骨の一撃を受け、神楽は余計な闘いをさけてその場を撤退。鋼牙に人間の姿を見られてしまった犬夜叉は…。

第67話「吹き荒れる家切りの風」

奈落を裏切ることを決意した神楽は殺生丸に近付き、鋼牙から奪った四魂のかけらとの引き換えに奈落殺害を持ちかける。いっぽう、神楽を探す犬夜叉たちは、奈落の結界が弱まった原因は、奈落もまた半妖であり、妖力が衰える日があるとの結論に達する。そんな中、ようやく神楽を見つけ、鋼牙が1人で立ち向かっていく。

鋼牙から四魂のかけらを奪った神楽は結界がゆるんでいることから奈落がいないことに気づき、勝手に動き始める。裏切りを決意した神楽は殺生丸に近づき、四魂のかけらと引き換えに奈落の殺害を持ちかけた。しかし、四魂の玉に興味はないという殺生丸に即座に断られた神楽は悪態をつき去って行く。

いっぽう、傷ついた鋼牙の手当てを終えたかごめたちは、鋼牙と一緒に神楽から四魂のかけらを取り戻すため、かけらの気配を追う。その途中、なぜ犬夜叉や鋼牙が奈落の城の臭いを嗅ぎつけることができたのか? なぜ奈落の結界が弱まったのかを推論した一行は奈落の妖力が衰えていることに気付く。鬼蜘蛛という人間をつなぎにして数多くの妖怪が集まった妖怪、奈落。その奈落が半妖なら、犬夜叉が朔の日に妖力を失うのと同じように、奈落にも妖力が衰える日があるかもしれないとの結論に達する。

そんな中、ようやく神楽を見つけ、鋼牙が1人で立ち向かって行った。今や四魂のかけらも持たず、神楽には歯が立たないと自覚する鋼牙だが、強がって珊瑚の加勢を拒否。そこへ妖怪群が出現したため、奈落を裏切ろうとしていた神楽も焦る。その隙に鋼牙の攻撃を受けた神楽は四魂のかけらを手放してしまう。が、かけらに飛びつこうとした鋼牙に神楽は深手を負わした。 神楽の扇がゆっくりと舞い、鋼牙にとどめの一撃を見舞おうとした瞬間、鋼牙を救ったのは人の姿をしたままの犬夜叉だった。同時に朝が訪れ、犬夜叉の黒い髪は白く変色し、指の爪も伸びていく。しかし、神楽にも犬夜叉が朔の日に妖力を失うことを知られてしまい…。

第68話「七宝へ怒りの挑戦状」

犬夜叉の一行が旅を続けている最中、七宝宛てに果たし状が届く。送り主は雷獣一族の長・蒼天。強がる七宝は弥勒や珊瑚たちの助太刀を断り、約束の雷鳴谷へと向かった。しかし、雷鳴谷に到着した一行は蒼天の罠にはまり、七宝は犬夜叉たちと離ればなれにされてしまう。さらに蒼天の家来・紅竜に捕らえられ雷獣の館へ連れ去られる。

ある日、子狐妖怪の七宝に果たし状が届く。送り主は以前、犬夜叉に討たれた飛天、満天の雷獣一族の長・蒼天であった。蒼天は一族の誇りをかけて決闘を申し込んできた。虚勢を張る七宝は助太刀をするという弥勒と珊瑚の申し出を断る。しかし、格好をつけてはみたものの、いざ約束の地である雷鳴谷に向かう七宝は震えを抑えることができない。しかも、犬夜叉が脅かすと飛び上がって気絶してしまう始末。

いっぽう、果たし状を送りつけた蒼天は実はまだ子供。家来の紅竜に作戦書を渡す蒼天は七宝と正々堂々と闘う気はまったくない。紅竜が調査した結果、犬夜叉たちと闘っては勝ち目がないと踏んだ蒼天は七宝だけをターゲットとしたのだ。

雷鳴谷に到着した犬夜叉の一行の頭上を突然、超巨大な岩が襲いかかる。蒼天の作戦通りに犬夜叉たちと離ればなれになった七宝は紅竜に捕まり、雷獣の館に連れ去られる。鉄籠の中に囚われた七宝は、そこで初めて蒼天が子供だと知る。

弥勒と珊瑚が雲母に乗って上空から七宝を探していると、鬱蒼と繁る森から煙が立ちのぼってきた。紅竜が山盛りのマタタビを燃やしていたのだ。雲母はマタタビの匂いに酔って戦闘不能になる。また、弥勒と珊瑚も紅竜の罠にかかり深い落とし穴に落ちてしまう。そして犬夜叉には、かごめに扮装した紅竜が「おすわり」と声をかけるが、もちろん効くはずもなく大失敗。紅竜は犬夜叉に捕まり、雷獣の館まで案内させられる。

そのころ、七宝と蒼天は似顔絵描き合戦を続けていた。そこで七宝の持つクレヨンが欲しくなった蒼天は七宝と妖術合戦を開始する。

第69話「顔のない男の恐怖」

学校のテストを受けるため現代に戻ったかごめは、家で幸せなひとときを過ごしていた。そのころ、戦国時代では自分に逆らう肉塊を切り離し谷底へ捨てる奈落の姿があった。すると、谷底に転がった肉塊から人影が出現。顔のない奈落の分身は、顔を求めて気ままに殺戮と略奪を繰り返していた。

かごめは学校のテストを受けるため、戦国時代から現代に戻っていた。しかし、必死で問題用紙に取り組むがまったくできず、ショックを受ける。それでも、親友の3人組の間では”二股男”で通っている犬夜叉の話題で盛り上がり、家では母親の手料理を食べて大満足。さらに風呂に入って、ふかふかの布団の感触を味わい幸せな現代の生活を満喫していた。

いっぽう、戦国時代では、かごめの帰りを待ちつつ犬夜叉の一行は奈落の手がかりを探して旅を続けていた。そんな中、断崖の上で冷やかに立つ奈落の姿があった。そこで奈落は自分に逆らう肉塊を切り離すと谷底へと捨て、城へと戻っていった。

すると、谷底に転がった肉塊から人影が出現。その男の背中には蜘蛛の文様が浮かびあがる。この肉塊から生まれた奈落の分身は顔のない男になり、顔を求めて野盗たちを襲った。そこへ現れた旅の僧侶・無双はこの男が顔欲しさに人を殺めたことを知ると、杖を構え必殺の一撃をくらわす。しかし、返り討ちにあい、逆に顔を奪われてしまう。自分のことが何一つ分からないこの男は無双と名乗り、気ままに略奪と殺戮を繰り返していた。ところが、馬上から楓の村を見た無双は、突然何かを思い出したように馬を走らせると村への道を刀を抜いて一目散に突進していった。

そこへ、奈落の匂いを嗅ぎつけて犬夜叉が無双の前に現れる。しかし、奈落の存在も知らない無双は、逆に犬夜叉に自分が何者かと問いかけた。犬夜叉は野盗を襲ったのが無双と名乗るこの男の仕業と知ると鉄砕牙を抜き放ち、怒りの一撃を振り下ろすのだが…。

第70話「よみがえった鬼蜘蛛の記憶」

奈落の捨てた肉塊から生まれた無双は、楓の村の近くで犬夜叉と遭遇。そこで、かごめの顔に見覚えがある無双は、自分でもわからずにかごめを捕まえようとする。だが、犬夜叉の放つ風の傷で無双は身体を切り裂かれる。間もなく、身体が再生し復活した無双は50年前に野盗鬼蜘蛛がかくまわれていた洞窟でかごめと対面し、すべての記憶を蘇らせる。

奈落が切り離した肉塊から生まれた顔のない分身は、法師の顔と名前を奪って無双と名乗った。楓の村の近くで犬夜叉と遭遇した無双は現代から戻ってきたかごめを見ると何かを思い出したかのようにかごめを捕まえようとする。しかし、どうしてかごめを欲するのか無双自身もわからない。そこへ、犬夜叉の繰り出した風の傷が無双は切り裂いた。

その様子を神無の鏡を通して見ていた奈落は、神楽を開放し、復活した無双の後を追わせると犬夜叉たちに無双の行き先を伝えさせる。  いっぽう、吹き飛ばされた身体を再生して復活した無双は、そこで初めて自分が犬夜叉を知っていることに気づき不思議に思う。  無双の復活にまったく気付いていない犬夜叉たちはかごめの安全を確保するために現代に返すことにした。現代に帰ろうとしたかごめだが、楓から50年前、野盗鬼蜘蛛がかくまわれていた洞窟の話を聞き、洞窟へと向かってしまう。洞窟の中では野盗鬼蜘蛛のころの記憶の一部を思い出した無双の姿があった。そこで、かごめの姿を見た無双は自分を介抱した桔梗を思い出し、すべての記憶を蘇らせる。

同じころ、神楽から復活した無双が洞窟へ向かったという情報を得た犬夜叉たちは奈落の罠と知りつつも洞窟へと向かっていた。洞窟の中で無双と対峙したかごめと楓。無双の触手がかごめに迫ったその瞬間、犬夜叉が間一髪でかごめを救う。楓は無双が放つ気配で、その正体が野盗鬼蜘蛛だと見破る。無双は奈落の生んだ鬼蜘蛛の心が奈落に捨てられ、肉体を得たものだったのだ。

第71話「三つ巴の死闘の果て」

野盗鬼蜘蛛としての記憶をすべて蘇らせた無双。犬夜叉は風の傷で無双を粉砕するが、何度斬られても再生してしまう無双に犬夜叉はなすすべもない。が、蜘蛛の模様の部分に心臓があることを見破った犬夜叉は、そこに風の傷を放つ。しかし、神楽に邪魔されて風の傷の軌道をずらされてしまう。さらに最猛勝に無双の身体を持ち去られ、犬夜叉はその後を追う。

奈落が捨てた肉塊から生まれた無双は、50年前の野盗鬼蜘蛛の記憶をすべて取り戻す。犬夜叉は風の傷で無双を倒そうとするが、何度斬られても再生する無双に犬夜叉はなすすべもない。しかし、粉砕された身体が蜘蛛の模様を中心に集まりひとつの塊となって蘇る無双を見た弥勒は、蜘蛛の模様の部分に心臓があると推測。そのことを犬夜叉に伝えた。

そこで、無数に広がる風の傷の軌道から、犬夜叉は無双の心臓をめがけて風の傷を繰り出した。しかし、突然現れた神楽に邪魔され風の傷の軌道をずらされてしまう。しかも、最猛勝によって無双の身体の破片を持ち去られてしまった。犬夜叉は弥勒と共に最猛勝を追っていった。

そのころ、再生して復活した無双の前に奈落が現れ、再び無双を身体に取り込もうとする。だが、50年前、桔梗を殺した奈落を無双は恨んでおり、奈落から逃れようとした。そこへ無双を追ってきた犬夜叉が現れ、奈落、無双、犬夜叉の三つ巴の闘いとなる。

奈落の放つ触手は槍となって犬夜叉を襲うが、犬夜叉もまた、風の傷で奈落に対抗する。2人の力はまったくの互角。そして、触手を伸ばした奈落が技を出そうとした瞬間、奈落の身体を無双の触手が貫いた。だが、触手に貫かれたまま立ち上がった奈落は、そのまま無双を取り込んでしまう。

そこで奈落は、まだ身体の“つなぎ”として鬼蜘蛛の心が必要であったと犬夜叉に明かすのだった。そこへ間髪入れず、弥勒は奈落もまた半妖で弱体化するときがあるのではないかと探りを入れると奈落は…。

第72話「刀々斎の珍妙な試練」

奈落の強力な結界を破る技を求めて犬夜叉は1人、刀々斎の工房を訪ねた。そこで刀々斎の頼みを勝手に修行と勘違いした犬夜叉は水汲みから薪割り、風呂炊きを買って出る。また、この工房には山猫妖怪のブンザもきていた。ブンザは一族の縄張りに現れたナナフシ妖怪の張る結界を破るためにきたのだというが…。

犬夜叉は奈落の結界を破る秘技を求めて、鉄砕牙の力を知り尽くしている刀々斎の工房を訪ねた。そこで神妙に教えを請う犬夜叉に対し刀々斎は曖昧な返事を返す。もったいぶって、教え渋っていると思った犬夜叉は刀々斎の頼みを聞き、水汲み、薪割り、風呂炊きを買って出る。しかし、実は一週間、風呂に入っていない刀々斎は体中がかゆくて、ただ風呂に入りたいだけ。それを犬夜叉は修行と勝手に勘違いしてしまったのだ。

工房には犬夜叉と同じく結界破りの技を教えてもらおうと山猫妖怪の子供・ブンザもきていた。ブンザは後からきた犬夜叉に兄弟子風をふかせつつ、水汲みと薪割りに励むが、10日の間、飯も食べていなかったブンザは体力がつきて倒れてしまう。犬夜叉はブンザに飯を振る舞うと、なぜ、刀々斎の下へきたのか事情を聞いた。もともと山猫一族が縄張りにしていた山に最近、ナナフシ妖怪が現れ、一族を山から追い出し結界を張ってしまったとブンザは話し始めた。山にも入れず、餌も取れなく生活がままならなくなった一族はついに頭領であるブンザの父・シマジを見捨て始めたのだという。そんな父のために結界破りの技をブンザは会得しようとしたのだ。

そこへ、ブンザの妹・トラコが駆け付けてきた。トラコによると父・シマジが一族の餌場を取り戻すため、無謀にも1人でナナフシに闘いを挑んだという。ブンザは、刀々斎の工房から大刀を手に取ると、父を救うため1人、一族の山へと向かった。そんなブンザを放っておけない犬夜叉はブンザを雲母に乗せ、共に山へ向かう。犬夜叉たちが山へ到着すると、シマジが罠と知りつつも結界の中に入り、ナナフシと闘って重症を負っていた。ブンザは大刀を抜くと結界に立ち向かうが難なく跳ね返されてしまう。そして犬夜叉が刀々斎の修行の成果を信じて鉄砕牙を抜き、ナナフシの結界に風の傷を繰り出すと…。

第73話「紫織母子とアイツの気持ち」

奈落の強力な結界を破るため、冥加が犬夜叉に伝えた刀々斎の伝言とは強い結界を張る妖怪を斬り、その血を鉄砕牙に吸わせることだった。一行は早速、強い結界を張るという百鬼蝙蝠の巣へと向かった。しかし、犬夜叉はターゲットが百鬼蝙蝠と人間の間に生まれた半妖の少女・紫織と聞き…。

夜、森で野宿をしていたかごめは弥勒や珊瑚たちとトランプを楽しんでいた。しかし、犬夜叉だけは表情が暗い。奈落の強力な結界を破る方法がなく、一人で落ち込んでいたのだ。そこへ冥加が現れ、刀々斎から聞いた強力な結界を破る方法を伝える。その方法とは強い結界を張る妖怪を斬り、その血を鉄砕牙に吸わせて鉄砕牙の力を強くすることであった。翌日、一行は早速強い結界を張るという百鬼蝙蝠の一族の巣へと向かう。  百鬼蝙蝠の巣がある西の海辺に到着した犬夜叉たちは偶然、村人に迫害を受けていた女性・紫津を助ける。彼女から事情を聞いた犬夜叉は自分が斬らねばならぬ相手が人間の紫津と百鬼蝙蝠の長の息子・月夜丸との間に生まれた半妖の少女・紫織であると知り驚く。

紫津の話によると月夜丸が死んで以来、それまで控えていた百鬼蝙蝠が再び村を襲うようになったという。そんな中、村の子供たちからも半妖だといじめられていた紫織を不憫に思っていた紫津に月夜丸の父・大獄丸が紫織を引き渡せば村には手を出さないと交換条件を申し出てきた。大獄丸や月夜丸は代々、百鬼蝙蝠の巣の結界を守る役目をしており、その力は紫織に受け継がれてたのだという。しかし、紫織を手元に置いた大獄丸は約束を破り村への襲撃を再び始めたというのだ。

それを聞いた犬夜叉は紫津に大獄丸のいる洞窟へと案内させた。断崖を伝って百鬼蝙蝠の巣へと近づいた犬夜叉は光り輝く洞窟を見つける。その洞窟の入口で結界を張っているのは紫織だった。彼女を斬らねば鉄砕牙を強くすることはできない…、そう思うと複雑な心境になる犬夜叉であった。

紫織は母・紫津の姿を見つけると飛び出しかねない勢いで叫んだ。その声を聞いて大獄丸が洞窟の暗闇より、ゆっくりと姿を現す。犬夜叉は鉄砕牙を抜き、油断している大獄丸に向けて風の傷を発動させるが、大獄丸は無傷。百鬼蝙蝠の結界に風の傷が跳ね返されてしまった犬夜叉は…。

第74話「結界破る赤い鉄砕牙」

百鬼蝙蝠(ひゃっきこうもり)の長・大獄丸(たいごくまる)は紫織が里心を起こさぬよう、母親の紫津を始末するため村に大挙襲来した。犬夜叉たちはこれを迎え撃つが、紫織の強力な結界に守られた大獄丸には爆流破でさえ歯が立たない。しかも大獄丸は実の息子である月夜丸(つくよまる)を殺したのも自分だと明かす。父親を大獄丸に殺されたと知った紫織は…。

紫織は百鬼蝙蝠の月夜丸と人間の紫津の間に生まれた半妖の娘。百鬼蝙蝠の長・大獄丸は強い結界を張る力を受け継いだ孫の紫織を母から奪い、手元に置き、結界の守り役を務めさせる。だが、紫織が里心を起こさぬよう、紫津との約束を破り村ごと母親の始末しようとした。

村に大挙襲来してきた百鬼蝙蝠の大群を犬夜叉たち一行は迎え撃つ。その中には紫織の張る結界に守られた大獄丸の姿もあった。犬夜叉は鉄砕牙で大獄丸に襲いかかるが、やはり結界に阻まれてしまう。悲惨な村の状況を目の当たりにした紫津は大獄丸に村を襲わぬよう説得を試みる。そこで大獄丸は村を守ろうとした実の息子・月夜丸も自分で殺したと明かした。

怒り心頭する犬夜叉に大獄丸は怪音波を発射。迫る怪音波を避けようともせず、犬夜叉は鉄砕牙を振りかぶると、敵の妖力を風の傷で巻き込んで逆流させる爆流破を繰り出した。だが、それでも紫織の結界を突き破ることはできない。安堵する大獄丸だが、大獄丸が父の仇と知った紫織は、妖力を開放して大獄丸を結界の外にはじき出す。紫織の思わぬ反撃を受けた大獄丸は怪音波を紫織めがけて発射する。そこで犬夜叉が放った渾身の爆流破がついに大獄丸を粉砕する。

元々、強い結界を張る妖怪を斬り、より強い鉄砕牙を作るためにこの地を訪れた犬夜叉だが、紫織を斬ることはできない。そのまま村を去ろうとした犬夜叉を紫織が呼び止めた。紫織は宝玉・血玉珊瑚(ちだまさんご)を取り出すと、この宝玉を斬ってほしいと頼む。血玉珊瑚は百鬼蝙蝠の結界の守り役に受け継がれてきた宝玉であり、代々の守り役の妖力を蓄えているという。すると突然、玉から邪気が発生し、中から大獄丸の怨念が現れ、紫織を地獄に引き込もうとする…。

第75話「豹猫四天王の陰謀」

犬夜叉が現代に戻ったかごめを迎えにいっている間、楓の村に豹猫(ひょうねこ)四天王の夏嵐(からん)と名のる者が現れる。夏嵐はかごめがいないと知ると再来を告げ、姿を消した。その頃、四天王の冬嵐(とうらん)は殺生丸に接触。豹猫一族は50年前、殺生丸たちと闘った戦の決着をつけるため、再び西から大挙してきたのだという。封印されていたため、その事情を知らない犬夜叉の前に再び現れた豹猫族は、かごめをさらい…。

かごめが現代に戻ってすでに3日。待ちくたびれた犬夜叉は骨喰いの井戸を通ってかごめを迎えにいく。しかし、かごめの家族に引き止められ、その夜はかごめの家で過ごすごとになった。 その頃、楓の村でかごめと犬夜叉の帰りを待つ弥勒たちの前に八衛門狸が来訪。八衛門狸は化け猫妖怪の豹猫族が西から大挙し、四魂のかけらの在り処を探しているという。そこへ、豹猫四天王の1人、夏嵐が現れる。夏嵐の狙いは四魂のかけらを持つかごめだが、かごめが不在と知ると再来を告げ、姿を消した。

翌日、かごめが犬夜叉と戦国時代に戻ってきている頃、殺生丸の前に豹猫四天王の冬嵐(とうらん)が姿を現す。冬嵐は50年前、殺生丸の一族と豹猫族との間で行われた戦の決着をつけるべく城で待っていると伝えにきたのだ。殺生丸は邪見だけを連れて豹猫族の待つ城へと向かった。

いっぽう、50年間封印されていたため、豹猫族との戦を知らない犬夜叉の元に豹猫四天王の春嵐(しゅんらん)、夏嵐、秋嵐(しゅうらん)が現れる。犬夜叉は鉄砕牙に手をかけるが、突然、炎が犬夜叉を襲う。かろうじて飛びすさる犬夜叉の前にいるのは炎をまとった夏嵐。豪腕を振り回す秋嵐は弥勒と珊瑚の相手をしていた。その闘いを見ていたかごめだが、春嵐の放つ花びらが舞うと、かごめは意識を失ってしまう。3人は四魂のかけらごとかごめをさらうと、かごめを取り戻したければ、城へ来いと言い残し、姿を消した。 猫の匂いを頼りに豹猫四天王を追う犬夜叉たちは途中、鋼牙と遭遇。かごめがさらわれたと知った鋼牙も、豹猫族が待つ城へと向かうのだった。

第76話「標的は殺生丸と犬夜叉!」

西国から襲来した豹猫族から、かごめを取り戻すため犬夜叉らは結界に閉ざされた隠れ里に突入する。迎え撃つのは豹猫四天王。そこへ現れた殺生丸は犬夜叉に、豹猫族との戦に関わるなと言い残すと、豹猫族の待つ城へと1人で向かっていった。冥加と邪見から豹猫族との因縁を聞いた犬夜叉は…。

西国から襲来した豹猫族に四魂のかけらを持つかごめがさらわれてしまった。豹猫四天王を追いかけてきた犬夜叉と鋼牙だが、高くそびえる崖の前で見失ってしまう。しかし、そこが結界に閉ざされた空間だと気づいた犬夜叉が鉄砕牙を一閃させると、崖が霧のように消え失せ、狭い通路が出現した。弥勒と珊瑚も追いつき、一行は豹猫族の隠れ里へ突入する。  山間の城下町の様相をていしている隠れ里へ駆け込んできた犬夜叉たちを迎え撃つのは豹猫四天王の1人・夏嵐。強い臭気を持つ煙で犬夜叉の動きを封じた夏嵐は犬夜叉を捕らえようとする。が、そこへ闘鬼神を手にした殺生丸が現れたので、夏嵐は城で待っていると言い残し姿を消す。

静けさの戻った城下町で、なぜか犬夜叉に怒りを持つ殺生丸は豹猫族との戦に関わるなと言い捨てると、邪見と共に城へと向かっていった。  殺生丸の意図が分からない犬夜叉に冥加は、その昔、西国で犬夜叉と殺生丸の父妖怪が豹猫族と大戦をし勝利をおさめたと話し始めた。ただ、その時の豹猫族の恨みは凄まじく、一族すべてを呪い復讐を誓ったという。冥加の話を聞いていた一行に再び夏嵐が襲いかかる。夏嵐は無数の火の玉を放ち周囲が炎に包まれる。火の手の切れ目から突破していく弥勒と珊瑚だが、秋嵐の不意打ちに2人は捕まってしまう。

いっぽう、かごめを助けるためにひと足先に隠れ里に侵入していた鋼牙は狼野干と遭遇。狼野干から50年前の戦の話を聞く。大昔の戦でお館様を失った豹猫族は恨みを晴らすため、50年前に再度西国から攻めてきた。その時、迎え撃ったのが殺生丸。狼野干らも助っ人するが、総崩れして殺生丸に迷惑をかけてしまったという。  その頃、殺生丸とはぐれた邪見から犬夜叉も50年前の戦の経緯を聞いていた。一族を殺しにきた豹猫族との戦中に、人間の女に封印されていた犬夜叉を殺生丸は快く思っていなかったというのだ。それを聞いた犬夜叉は…。

第77話「豹猫族とふたつの牙の剣」

豹猫族にかごめがさらわれ、助けに向かった弥勒と珊瑚も捕まってしまう。犬夜叉と鋼牙、殺生丸はそれぞれ豹猫族が待つ城にたどり着くが、待ち受けていた豹猫四天王に苦戦する。何とか四天王を退けた犬夜叉らは城に侵入。かごめたちの救出に成功するが、豹猫族の総大将・お館様が四天王3人の命を奪って完全復活を遂げてしまう。 犬夜叉と殺生丸に復讐を果たすため西国からきた豹猫族。四魂のかけらを持っていたかごめがさらわれ、助けに向かった弥勒と珊瑚も捕まってしまった。

かごめを助けるため犬夜叉と鋼牙はそれぞれ豹猫族の城にたどりつくが、門の前で待ち受けていた四天王に苦戦する。大手門に向かった犬夜叉の前に現れたのは幻術を使う春嵐。邪見の力も借りて春嵐を退けた犬夜叉はついに城へ侵入する。右手門の鋼牙は秋嵐と肉弾戦を繰り広げていた。秋嵐の雷撃をかわしつつ鋼牙は秋嵐を撃退。門をくぐりぬけ、かごめが捕まっている城へ向かった。いっぽう、殺生丸もまた、左手門で火の玉を放つ夏嵐を突破し、城へと歩を進めていた。

城の本丸で、お館様の前に終結している四天王。かつて、犬夜叉たちの父妖怪に戦って倒された豹猫族の総大将・お館様はミイラになり、結界を張りめぐらせていた。そのお館様が、かごめから奪った四魂のかけらを取り込んで動き出す。四天王はお館様を完全に復活させるため、かごめや隠れ里の人々を生贄にしようとしていた。そこへ、鉄砕牙で結界を粉砕した犬夜叉たちが駆けつけてきた。鋼牙らの助力もあり、かごめたちは城からの脱出に成功する。その間、犬夜叉は鉄砕牙をふるって四天王に応戦していた。しかし、殺生丸が現れ、犬夜叉ごと四天王を吹き飛ばす。四天王たちを差し置いて殺生丸と勝負をつけようとする犬夜叉との闘いで、図らずも四天王を撃退する2人。

だが、ミイラのお館様が突然、四天王3人の命を奪うと、弱々しかった身体が鮮やかな毛並みで覆われ、鋭い牙が生え並び、完全復活をとげる。お館様は圧倒的な力を取り戻し、犬夜叉と殺生丸に襲いかかった。

第78話「珊瑚目指してオンリーユー」

武田家の若殿・蔵乃介から珊瑚に妖怪退治の依頼が舞い込む。しかも、蔵乃介は6年前、妖怪退治の際に訪れた珊瑚に一目惚れしており、プロポーズまで申し込んだ。かごめはこの縁談を利用して弥勒の気持ちを確かめようとするが、弥勒は珊瑚のことを考えると蔵乃介と夫婦になって暮らしたほうが幸せだと考えていた。

初夏の雨が降る中、犬夜叉の一行は奈落を探す旅を続けていた。そこへ武装集団が現れ、珊瑚に妖怪退治の依頼が舞い込む。依頼主は武田家の若殿、蔵乃介。武田家では6年前にも1度、妖怪退治屋に依頼したことがあり、蔵乃介はその時、妖怪を退治する凛々しい珊瑚を見て一目惚れしていた。蔵之介は最近、再び妖怪が出没するので妖怪を退治してほしいという。しかも、妖怪退治を見事成し遂げたあかつきには、妻になってくれと結婚を申し込む。驚愕する一同。

しかし、珊瑚が好きなのは弥勒だと知っていたかごめは、この縁談話を利用して弥勒の気持ちを確かめようと考える。早速かごめは弥勒を呼び出して、珊瑚に対する気持ちを聞き出そうと試みる。初めは何も言わなかった弥勒だが、蔵之介と珊瑚が連れ立って歩いているのを見た弥勒は、奈落との闘いに身を投じるより、蔵之介と夫婦になって暮らすほうが珊瑚の幸せのためだとかごめに打ち明けた。何も言い返せないかごめだが、珊瑚の気持ちを考えると、やっぱり納得がいかない。

いっぽう、珊瑚は蔵乃介を傷つけずに断る方法を探していた。そんな珊瑚に対し蔵乃介は深い求愛を示す。しかも、何年でも待っているという。 その夜、城内の廊下で弥勒にすれ違いざま「幸せにな…」という言葉をかけられた珊瑚はショックで硬直。その時、城内に妖怪が現れる。怒りに身を任せた珊瑚は1人で妖怪に立ち向かっていった。見事な体術と飛来骨で妖怪に止めをさしたかに見えたが、珊瑚が妖怪に背を向けた瞬間、再び手が動き出す。珊瑚は驚き振り向くが、妖怪はすでに手を振り上げている。珊瑚が死を覚悟し、目を閉じた瞬間、弥勒が前に飛び出し…。

第79話「邪見の鉄砕牙ブン取り作戦」

りんと2人で食べ物探しに出かけた邪見は、りんにいいところを見せようと、1人で犬夜叉から鉄砕牙を奪うことを試みる。初めに妖怪・無男を使って鉄砕牙を盗ませようとするが、あっけなく失敗。かつて、妖怪軍団の首領を務めていた邪見は殺生丸に命を救われ、いつか殺生丸に恩を返そうと思っていたのだ。さらに闘志を燃やした邪見は研ぎ師に化けて再び鉄砕牙の奪取を目論むが…。 邪見は殺生丸からりんの食べ物探しの手伝いを命じられる。仕方なく、りんに同行した邪見だが、りんから「殺生丸様のどんなお役に立ってるの?」という質問に、声を詰まらせる。そこで、りんにいいところを見せようと邪見は犬夜叉から鉄砕牙の奪取を目論む。

そのころ、犬夜叉の一行はのんきにジャンケンゲームで遊んでいた。そんな一行を竹林の影から見つめていた邪見は人間の無念が凝り固まった妖怪・無男に犬夜叉から鉄砕牙を奪ってこいと命令する。煙を利用して一行からいろいろなものを盗んできた無男だが、持ってきたのは七宝の玩具や小銭の束、ポテトチップスの袋など。その中には四魂のかけらもあったが邪見は気づかず、もう一度、鉄砕牙を盗みにいかせる。しかし、無男は犬夜叉たちにあっけなく見つかり、すべてを取り戻され失敗。邪見はかつて、大勢の配下を率いていたころを懐かしそうに思い浮かべる。当時、ミニ妖怪軍団の首領を務めていた邪見は危ないところを偶然、殺生丸に助けられて以来、家来になったが、いつか恩を返そうと思っていた。

さらに闘志を燃やした邪見は、刀研ぎ師の老爺に扮して鉄砕牙を奪うことを試みる。しかし、犬夜叉の一行から依頼されたのは錫杖や飛来骨、矢、そして七宝の独楽で鉄砕牙はなかった。すべての研ぎ味がよければ、犬夜叉も鉄砕牙をたくすだろうと考えた邪見は、ボロボロになりながらもすべての武具を研ぎ終えるが、疲れて果て眠りこけてしまう。その間に犬夜叉たちが戻ってきてしまい、かごめたちは眠っている邪見に感謝して錫杖や飛来骨を持ち去っていった。

あきれるりんを追い払った邪見は今度は温泉を用意して待ち受ける。そして犬夜叉が露天風呂に入っている間に、ついに鉄砕牙の奪取に成功するのだが…。

第80話「殺生丸とさらわれたりん」

りんが神楽にさらわれたことを知った殺生丸の前に奈落の傀儡が現れる。奈落は犬夜叉の命と引き換えにりんを返すと持ちかけるが、殺生丸はそんな傀儡を切り裂き、直接、奈落の城へと向かっていった。同じころ、奈落の匂いを感じ取った犬夜叉もまた、奈落の城を目指して森の中を疾走していた。

邪見からりんが神楽にさらわれたという報告を受けた殺生丸の前に、マシラの皮をかぶった奈落の傀儡が現れる。奈落は犬夜叉を殺せば、りんを返すと持ちかけるが、無表情の殺生丸は傀儡を切り裂くと、匂いを追って奈落の城へと向かった。

同じころ、奈落の匂いを感じ取った犬夜叉も奈落の行方を追って森の道を飛ぶように走っていた。その後を必死に自転車をこいで追っていくかごめは、途中、奈落の匂いとは別方向に四魂のかけらの気配を察知。かごめたちに四魂のかけらの行方をまかせた犬夜叉は1人、奈落の匂いを追って疾走した。

いっぽう、廃寺に閉じ込められていたりんは、見張りの琥珀が止めるのも聞かず、寺を出ようと戸を開ける。すると、外には無数の妖怪がうごめいていた。逃げるのをあきらめたりんは琥珀に一方的に話しかける。 そのころ、殺生丸は結界に閉ざされているはずの奈落の城のそばまでたどり着く。自ら結界を開き、殺生丸を招きいれた奈落は、りんは別の場所に監禁していると明かす。殺生丸が真っ先に自分を殺しにくることを読み切っていたのだ。再び結界に包まれていく城の中で、奈落は本性を現し始める。その姿はさまざまな妖怪の足や手、肉体で構成されていた。不敵な笑みを浮かべる奈落は闘鬼神を抜いた殺生丸に襲いかかる。そんな奈落の攻撃を難なくかわす殺生丸。その闘いをのぞき見る神楽は奈落が刻まれた肉塊で殺生丸を包み込み、自分の身体に取り込もうとしていることに気づく。

間もなく、四魂のかけらの気配を追って山の中腹にきたかごめらは、かけらの気配が1つということから珊瑚の弟・琥珀ではないかと思い始める。廃寺では、近付いてくるかごめたちに気づいた妖怪がざわめき始めた。琥珀も鎖鎌を構えながら扉の外をうかがう。 奈落の匂いを追って草原に立った犬夜叉は殺生丸の匂いがかき消したように消えていることから、ついに城の前までたどりついたことを悟る。そして真っ赤に輝きを増す鉄砕牙を大きく振りかぶると、結界を切り裂いて城へと突入していった。

第81話「断ち切れる奈落の行方」

りんをさらった奈落の目的は殺生丸にあった。殺生丸の完全なる妖怪の力を自らの身体に取り込もうとしたのだ。しかし、そこへ結界を破って犬夜叉が現れる。結界を破る鉄砕牙の新たな威力に驚きつつも、奈落は2人同時に肉体に取り込もうと触手を伸ばす。

が、犬夜叉と殺生丸に追い詰められ、奈落はその場から逃げ出そうとする。 りんをさらった奈落の本当の目的は殺生丸を自らの肉体に取り込むことだった。闘鬼神を振るう殺生丸の周りに散らばっていた奈落の触手のかけらが、一斉に殺生丸に飛びついていく。奈落は殺生丸の完全なる妖怪の力を手に入れようとしていた。そこへ、結界を破って犬夜叉が現れる。赤く輝く大きな鉄砕牙を両手で握った犬夜叉は、渾身の力をふりしぼり、風の傷を放った。奈落は周囲にドーム状の結界を張るが、犬夜叉の風の傷は、難なく結界を突破。鉄砕牙の新たな威力に奈落は焦りの色を隠しつつ、犬夜叉も殺生丸同様に自らの肉体に取り込もうとする。奈落の肉片を振り払った犬夜叉は再び鉄砕牙を構えると奈落に向け風の傷を繰り出した。

すると、凄まじい衝撃波が奈落を包み込む。同時に奈落の肉塊が内側から斬られ、中から無傷の殺生丸が現れた。 犬夜叉に切り刻まれた傷口から巨大で奇怪な手足が生えた奈落は巨大な足に支えられ、再び2人を身体に取り込もうと、鋭い触手を伸ばした。犬夜叉と殺生丸に幾十もの触手が接近するが、2人は鉄砕牙と闘鬼神を同時に振り下ろす。 身体の半分をバラバラにされた奈落は形勢不利と見て、瘴気を出し、その場を逃げ去ろうとする。本来の姿に変化して追い詰めようとする殺生丸だが、人質のりんの命を救うため追撃を断念した。

同じころ、四魂のかけらの気配を追っていたかごめたちは無数の妖怪と遭遇。そんな中、かごめはりんを連れた琥珀を発見するが、見失ってしまう。そこへ駆け付けた犬夜叉は奈落の暗示で琥珀はりんを殺そうとするだろうと、かごめに説明する。しかも、そんな琥珀を殺生丸が見逃すはずがないと。焦る犬夜叉は何とか殺生丸よりも先に琥珀に追いつこうとするのだが…。

第82話「現代と戦国のはざま」

犬夜叉は奈落を追い詰めながら、止めを刺す前に取り逃がしてしまった。以来、奈落の気配はまったくつかめない。いっぽう、現代に戻ったかごめは数学の授業を受けていた。そこで、明後日にテストがあることを知り、焦ったかごめは勉強に集中しようとする。しかし、なかなか帰ってこないかごめを迎えに犬夜叉が現代にやってきた。 ついに奈落を追い詰めた犬夜叉だったが、深手を負った奈落は城を残して消息を絶ってしまった。

いっぽう、数学の授業を受けるかごめは、1人で現代に戻ってきたことを犬夜叉たちに申し訳なく思っていた。しかし、明後日に模擬テストがあることを知り、あわてふためく。かごめは仲良しグループの3人からノートを借りてコピーをしようとするが、運悪くどこのコンビニでもコピーをとることができず、焦り始める。

その頃、戦国時代では死魂虫を使って奈落の気配を探る桔梗の姿があった。だが、やはり手がかりはまったくつかめない。また、楓の村に身を寄せている珊瑚は神楽に連れさられた琥珀の身を案じていた。そんな珊瑚を気づかって何とか元気づけようとする弥勒だが、いつものようにスケベ心を出したため、珊瑚の平手打ちを食らってしまう。 翌朝、前日に集中して勉強ができなかったことを後悔するかごめの前に犬夜叉が現れる。なかなか帰ってこないかごめを犬夜叉は迎えにきたのだ。しかし、かごめは明日のテストが終わるまで帰るつもりはないと断言。犬夜叉に外出しないようにと釘を刺すと、かごめは登校した。

そこで、部屋に戻ろうとした犬夜叉にかごめの母親が、かごめが忘れていった弁当を届けてくれと頼む。母親の配慮で帽子をかぶった犬夜叉が、かごめの匂いを頼りに学校へ向かう途中、黒ずくめの強盗が警備員に追われて犬夜叉目掛けて走ってきた。犬夜叉は強盗を一撃でノックアウトし、逃げるようにその場を離れる。 再び、かごめを追って学校へ行こうとするが、見上げるとマンションの一室から煙が出ていた。燃え盛る炎の中、逃げ後れた子供を助けた犬夜叉はようやく、かごめの学校に到着する。

第83話「女妖狼族と月虹の約束」

妖狼族の長老の孫娘・菖蒲(あやめ)が突然、鋼牙の前に現れ、結婚を迫る。しかし、鋼牙は自分にはかごめという許嫁がいると、その場を逃げ出した。間もなく、鋼牙は奈落の城跡にたどり着くが、そこはすでに廃虚。犬夜叉の匂いを嗅ぎつけた鋼牙は犬夜叉の行方を追う。だが、鋼牙に埋め込まれている四魂の力で動き始める化け物がいた。 妖狼族の長老の孫娘・菖蒲が、突然、白い狼を従えて鋼牙の前に現れた。菖蒲は鋼牙に結婚して妖狼族の長になれと狼たちをけしかける。しかし、鋼牙は自分にはかごめという許嫁がいると言うと、菖蒲をふりきって逃げ出した。

川の水際で菖蒲は子供のころ、鋼牙が嫁にしてやると言った言葉を思い出し深いため息をつく。鋼牙も忘れているし、あきらめて山に帰ろうとする菖蒲だが、長老から縄張りを守るためには四魂のかけらを持つ鋼牙の力が必要だと言われたことを思い出し、再び鋼牙の元へと向かった。

いっぽう、奈落が捨てた城跡にたどり着いた鋼牙は邪気も奈落の気配もないことに不思議に思う。そこで、犬夜叉の匂いも嗅ぎつけた鋼牙は、犬夜叉なら何かを知っているはずだと見当をつけて城を後に走り去っていく。だが、鋼牙の足に埋め込まれている四魂のかけらの波動を受けて動き始めた化け物がいた。 間もなく、鋼牙を追っていた菖蒲が一歩遅れて城跡に到着。その瞬間、土塊を吹き上げて毛むくじゃらの化け物が地上にはいずり出てきた。逃げた菖蒲は鋼牙の手下の銀太と白角に追いつき、城跡から化け物がでてきたと告げる。すると、菖蒲を追ってきた化け物が銀太と白角を目掛けて突っ込んできた。

その頃、犬夜叉の一行に追いついた鋼牙は、犬夜叉から奈落が城から消えた理由を聞く。奈落の結界を鉄砕牙で斬ってやったと得意気に話す犬夜叉だが、鋼牙は止めを刺すことができなかった犬夜叉にあきれ果てる。今にも大ゲンカが始まりそうな2人の前に、化け物に追われた銀太と白角が現れた。森の木々を吹き飛ばし現れた化け物は、かごめの持つ四魂のかけらを狙ってきたのだ。

第84話「超速の花嫁候補」

奈落の城跡からはいずり出てきた毛むくじゃらの化け物が鋼牙とかごめの持つ四魂のかけらを狙って襲ってきた。犬夜叉が化け物と戦っている間に、鋼牙はかごめを連れて退却。そこへ妖狼族の長老の孫娘・菖蒲(あやめ)が現れる。しかし、化け物も追いつき、鋼牙と菖蒲は髪の束にからめとられてしまう。

奈落の城跡で鋼牙の持つ四魂のかけらに反応して、うごめき始めた毛むくじゃらの化け物が、かごめの持つ四魂を狙って襲ってきた。鋼牙は犬夜叉が戦っているすきを見て、かごめを連れて退却。そこへ、妖狼族の長老の孫娘・菖蒲が現れる。彼女から幼いころ、鋼牙と結婚の約束をしたという経緯を聞いたかごめは、菖蒲の応援モードに突入。しかも菖蒲によると、最近北の山の方からただよい始めた邪気のせいで、縄張りを押された妖狼族の仲間たちが争いを始めたという。菖蒲は長老に言われて、仲間をまとめるために力のある若者、つまり鋼牙を連れ戻しにきたと明かした。

菖蒲は鋼牙の許嫁と主張するが、まったく覚えていない鋼牙は、奈落の首を取ることが一番やりたいことだと言い、菖蒲を山へ返そうとする。しかし、かごめと鋼牙のやりとりを見た菖蒲は、鋼牙の一方的な片思いだということに気づく。

そこへかごめと鋼牙の持つ四魂のかけらを追って化け物が追いついてきた。菖蒲にかごめを託した鋼牙は、1人で化け物に立ち向かっていく。しかし、髪束に巻きつかれてしまった鋼牙は身動きがとれない。さらに菖蒲にも髪の束にからめとられてしまう。かごめは破魔の矢を放ち、菖蒲に巻きついた髪をふりほどこうとするが、かごめにも髪束が襲いかかってくる。その瞬間、飛び出してきた犬夜叉にかごめは救われる。

いっぽう、髪に巻きつかれ、妖気を吐き出す化け物の口に引きずりそうになる鋼牙と菖蒲。犬夜叉はかごめに言われて、渋々鉄砕牙に手をかけると、鋼牙たちを救うため化け物に斬りかかった。だが、飛散するのは化け物の毛ばかり。犬夜叉も髪束に巻きつかれてしまう。 化け物が、奈落は何人も手出しができぬ場所に逃げ込んだということ以外、何も知らされていないと知った鋼牙は自由を取り戻し、化け物に反撃する。しかし、再び髪の束に覆い尽くされた鋼牙と菖蒲は化け物にのみ込まれてしまい…。

第85話「邪気が満ちる鬼の首城」

イタチ妖怪を退治しようとして、反撃にあっている老婆の祓い屋を救った犬夜叉たちは、彼女と鬼のたたりがあるという城へ向かうことになった。城内に招かれた犬夜叉たちは、すさまじい邪気に辟易。日が暮れると、ついに鬼の首が出現し、犬夜叉たちは攻撃を加えるが、鬼の首にはまったく効かなかった。

姿を消した奈落の行方を探して旅を続ける犬夜叉の一行は偶然、イタチ妖怪を退治しようとして失敗し、反撃にあっている老婆の祓い屋を助ける。最近、妖怪が増え、引退していたにもかかわらず、駆り出されたという祓い屋の推測によると原因は鬼の首城のたたり。城主の先祖が退治した鬼の首を魔除けがわりに埋め、その上に城を建てたという。犬夜叉たちは彼女の誘いに乗り、鬼の首城に向かうことになった。 早速、城内に招かれた犬夜叉たちは老家臣から、鬼のたたりにより殿が乱心されたのではないかと事情を聞く。その間、城の中にただようすさまじい邪気に辟易する犬夜叉たちだが、何も感じない祓い屋だけはぴんぴんしている。

日が暮れ、城を取り巻く邪気がさらに濃くなってきたころ、庭の空中に大きな鬼の首が現れる。しかし、珊瑚の飛来骨も、犬夜叉が放った風の傷でも傷1つつけることができない。その正体を幻だと見破った弥勒が2枚の札を投げつけると、邪気が四散して鬼の首は霧のように消え去っていった。

その夜、乱心した城主こそ鬼の正体ではないかと疑いを持った犬夜叉たちは、こっそり城主の寝所をのぞく。しかし、弥勒の見立てによると城主は鬼に取りつかれているだけで、鬼の本体ではないという。 間もなく、客間にいた弥勒が城の姫に呼び出された。祓い屋の老婆は用心のためにと、お清めの灰塩を包んだ紙を渡し弥勒に持たせる。姫に案内され、地下の階段を降りていき、退治した鬼を祀ってあるという鬼の首塚に案内された弥勒は、はっと息をのむ。そこにはかすかな明かりで浮かびあがる無数の人骨があった…。

第86話「依り代の姫の秘密」

たたりがあるという鬼の首城で鬼退治を依頼された犬夜叉の一行と老婆の祓い屋は城内へ案内される。そこで弥勒は、城の姫と2人だけで地下にある鬼の首塚へ向かうが、姫こそが鬼の本体だった。僧の法力を好んで食う鬼姫は弥勒を邪気しばりにかけ身動きを封じてしまう。

そのころ、犬夜叉は城主が化けた鬼に足止めされ…。 犬夜叉の一行は老婆の祓い屋と、たたりがあるという鬼の首城で鬼退治を依頼される。城の姫に案内され、地下にある鬼の首塚に向かった弥勒は、そこで無数の人骨を発見。法力を持つ人間を好んで喰う鬼は、鬼祓いで城にきた僧侶や巫女をすべて喰っていたのだ。姫の姿から正体を現した鬼は邪気しばりで弥勒の身動きを封じ、食おうとする。 そのころ、地上では城主が変化した鬼と犬夜叉が戦っていた。連続攻撃で鬼に攻撃を加えるが、鬼は逃げるだけで反撃をしてこない。城主が変化した鬼は犬夜叉を足止めするための罠だった。

いっぽう、弥勒が姫と地下の首塚に向かったと聞いた珊瑚は老婆の祓い屋と首塚へ向かう。そこで、姫の姿をした鬼を発見し飛来骨を振り上げるが、珊瑚も邪気しばりで身動きを封じられる。そして弥勒が鬼姫に食われようとした瞬間、祓い屋の老婆が追いついてきた。鬼姫は老婆にも邪気しばりをかけるが、彼女は邪気を感じない体質で全く効かなかない。弥勒の指示で老婆が清めの灰塩を鬼姫にかけると、弥勒は印を結び念を込めた。すると灰を媒体に弥勒の念が炸裂。鬼姫は首だけになって逃げていった。

地上ではかごめが城主の寝所で本物の姫の亡骸を見つけていた。すると突然、蚊帳を突き破り鬼姫の首が襲来。姫の亡骸が光りだし、体から法力の玉が、たくさん飛び出し鬼姫の口の中へ飛び込んでいく。鬼は姫の亡骸に法力を貯めていたのだ。パワーアップした鬼姫は、かごめが四魂のかけらを持っていることを知ると、かごめに襲いかかってくる。かごめは救急箱から消毒用のアルコールを取り出すと、鬼姫にぶちまけ、すかさず七宝が狐火を浴びせかけた。鬼姫が燃えているすきに逃げ出そうとするが、鬼姫の力で天井が崩落。かごめたちは逃げ道をふさがれてしまい…。

第87話「めぐる桔梗の孤独な迷路」

城を残したまま、結界を解いた奈落の邪気を追っていた桔梗は、ある村で亀妖怪の退治を頼まれる。そこで、勘助と名乗る老夜盗と遭遇。勘助は50年前、野盗・鬼蜘蛛の罠にかかり、四魂の玉を守る巫女を襲うが、彼女を守る半妖に片目を奪われたという。さらに、その恨みを晴らすため鬼蜘蛛を焼き討ちにしたと語り…。

犬夜叉たち一行が奈落の邪気を追っていたころ、桔梗もまた、城を残したまま気配を絶った奈落の行方を探していた。しかし、以前は奈落がどこに隠れていようが気配を感じ取れた桔梗でさえ、奈落の邪気を感じ取れない。

そんな中、ある村で桔梗は村人から妖怪退治を頼まれる。山間にある静かな沼を訪れた桔梗は、大きな水柱と共に現れた亀妖怪と遭遇。破魔のオーラをまとう矢を放つが、甲羅に弾かれてしまう。そこで、桔梗は亀妖怪を尻目にくるりときびすを返すと、無防備な背中を見せてゆっくりと沼を離れていった。そして亀妖怪が首を伸ばして桔梗に襲いかかろうとした瞬間、振り向きざまに桔梗が破魔の矢を放つと、亀妖怪は木っ端みじんに破裂する。亀妖怪を退治した桔梗は、川沿いの山道で勘助と名乗る老夜盗と出会う。重い病にかかり四魂のかけらで命をつなぎ止めている勘助は、死に場所を探しているという。さらに、50年も前に桔梗とそっくりの巫女を見たことがあると語り始めた。

当時、野盗の鬼蜘蛛から、何でも願いがかなう四魂の玉の話を聞いた勘助は鬼蜘蛛にそそのかされ、玉を守る巫女を1人で襲ったという。だが、それは勘助から手下を奪おうとした鬼蜘蛛の罠だった。鬼蜘蛛は勘助に桔梗を襲わせ、桔梗を守る半妖(犬夜叉)に勘助を殺させようとしたのだ。桔梗を狙って犬夜叉に右目を奪われた勘助は、恨みを晴らすため、鬼蜘蛛を焼き討ちにし、さらに火傷を負った鬼蜘蛛を谷底へ突き落とした。そして、今になって四魂のかけらを手に入れるが、望みは何もかなわず、病で死にかけた寿命を伸ばすだけだったという。

そんな勘助の話が終わりかけたころ、奈落が捨てていった身体の一部から成る残骸妖怪が、四魂のかけらを狙って桔梗たちの前に現れ…。

『犬夜叉2期』出演声優

犬夜叉/声優:山口勝平

妖怪の父と人間の母を持つ半妖の少年。
桔梗がかけた封印をかごめが解いたために復活し、かごめと共に「四魂のかけら」を探している。
その旅の途中、父の形見の刀「鉄砕牙」を手に入れる。

日暮かごめ/声優:雪乃五月

日暮神社の娘で、中学生三年生。
自宅の神社の隠し井戸を通って、現代と戦国時代を行き来することに。
桔梗の生まれ変わりで「四魂の玉」を体内に持っていた。
犬夜叉と共に、砕け散った「四魂の玉のかけら」を集めることになる。
犬夜叉を言霊で抑える事ができる、唯一の人間。

七宝/声優:渡辺久美子

父を雷獣兄弟に殺されてしまった子狐妖怪。
父の敵を討つために「四魂の玉」を狙っていたが、かごめたちと行動を共にすることに。変化の能カや狐火などの狐妖術が得意。

弥勒/声優:辻谷耕史

放っておくと自らも飲み込んでしまうという、何でも吸い込む「風穴」を右手に持った法師。
その原因を作った奈落を探す途中、かごめたちと知り合い、行動を共にする。金好きで、女好き。

珊瑚/声優:桑島法子

妖怪退治屋の頭の娘で、里一番の手練。
巨大ブーメラン「飛来骨」の使い手。奈落の罠で、父と、里の仲間たちを失ってしまう。
二股の尻尾を持つ猫又の雲母を連れている。奈落の手に落ちた弟の琥珀を取り戻そうとしている。

『犬夜叉』シリーズ・関連作品