魔王学院の不適合者

『魔王学院の不適合者〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜』はWEB小説サイト”小説家になろう”で連載されている、大人気小説。

今回は『魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~』を無料視聴する方法を紹介します。

さらにネタバレやあらすじも随時更新中!

魔王学院の不適合者の動画を無料視聴する方法

「魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~」を1話から見直したい、見逃した回を見たい!という方におすすめの方法があります。

それは動画配信サービスの無料期間を利用することで、今すぐ「魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~」を無料視聴することができます。

高画質でストレスなく見るには公式の動画配信サービスが絶対にオススメです♪

サービス名配信状況公式サイト

見放題

見放題

見放題

「魔王学院の不適合者」はU-NEXTやHulu、dアニメストアなどで配信されています!

その中でもU-NEXTでは登録後31日間無料体験をしていますのでお得に視聴可能!

さらに「魔王学院の不適合者」以外のアニメ作品の取り扱いも多く、マンガを読めたり映画も見れますのでオススメです。

「魔王学院の不適合者」をU-NEXTで無料視聴する方法
  1. 31日間の無料体験キャンペーンに登録をする。
  2. 魔王学院の不適合者を視聴する。
  3. 他のアニメ好きなだけも視聴する。
  4. 31日以内に解約すれば無料!

\スマホやテレビでも視聴可能!/

本ページの情報は2020年8月時点のものです。最新の配信状況は各公式サイトにてご確認ください。

魔王学院の不適合者の各話のあらすじ(ネタバレあり)

物語は2千年前、世界はまだ”神話”と呼ばれる時代。世界は絶え間ない戦争で荒んでいた。

そんな中、泰然自若で最強、圧倒的な魔力をもつ【暴虐の魔王】と恐れられていた魔王がいた。

 

彼の名前は”アノス・ヴォルディゴード”。

彼は【暴虐の魔王】と呼ばれ恐れられるも、実際は魔族を守るために己を顧みず戦い、誰よりも平和を願っていた。

 

二千年後___

アノスは前世の記憶を持ったままとある夫婦の子供として転生する。

一方、”魔王学院”では【暴虐の魔王】アノス・ヴォルディゴードの血を引く後継者、《魔皇(まおう)》を育成すべく、入試試験が行われていた。

そこへ現れたのは二千年前、戦争で荒れ果てた世界に呆れ、転生した”アノス・ヴォルディゴード”自身だった。

第1話「魔王学院の不適合者」

ミーシャと少年

ミーシャという名の少女が、父親に応援されながら、入学試験を受けに魔王学院へと向かう。その途中、ミーシャは手紙を落としてしまう。

一人の青年がミーシャの手紙を拾い、ミーシャに差し出す。その青年もまた、両親に応援されながら試験会場へと向かう途中だった。

親同伴で入学試験に来たミーシャと青年を、皇族のゼペスがあざ笑い、挑発するが、2人は何事もなかったかのようにゼペスの前を通り過ぎる。

それに腹を立てたゼペスは、闇の炎で骸骨にしてやると脅すが、その炎を青年はマッチの火を消すように、軽く息を吹きかけただけで消してしまった。ゼペスに対し、青年は圧倒的な魔力の違いを見せつけたのだった。

入学試験

実技試験は受験生同士の決闘で、敗者は不合格。5人勝ち抜いた者は魔力測定、適性検査を受けたあと、魔王学院への入学を許可される。

第1試合の相手はどんな魔法も封じる反魔の鎧と魔剣『デフリード』を装備したゼペスだった。

そんなゼペスをいとも簡単に降伏させることに成功した青年は、第1試合に勝利した。

実技試験の後、青年の魔力が強すぎて、魔力を測定するための水晶が壊れてしまうアクシデントがありながらも、無事に魔王学院の入学試験に合格した。

ミーシャは、合格祝いに青年の家へと招かれる。青年が家に帰ると、合否が気になって落ち着かない様子の母親が待っていた。

合格したことを伝えると、母親は青年に抱きついて喜んだ。その母親の話によると、青年はまだ生まれて一ヶ月だという。青年が母親にミーシャを紹介すると、まだ一ヶ月なのにお嫁さんを連れてきたと大騒ぎする。

そこへ、「でかしたぞ!」と父親が乱入してくる。食卓についたあとも、ミーシャに息子のどこが好きなのかと詰め寄る母親。その質問に、ミーシャは手紙を拾ってくれた「優しいところ」だと答える。

夜道の来襲

ミーシャを見送りに、2人は夜の街を歩く。ミューシャは朝の男性は父親ではなく、親代わりだと明かす。

そして、騒がしい姉との仲を聞かれ、「わからない」と答えた。心配した青年に、「やっぱり優しい」というミーシャ。そんなことを言われたのは初めてだと笑って返す青年。

ミーシャは青年にしゃがむように言い、青年もそれに従う。それでも少し高い青年の頭を、ミーシャは少し背伸びしながらなでた。2人はお互いを友人だと認め合う。

 

その時、ゼペスの兄であるリオルグが、奇襲をかけてくる。リオルグは喚き立てるゼペスの胸ぐらをつかみ、「惨めな敗者はインドゥ家には不要だ。」と言って殺してしまう。

リオルグは『起源魔法』を使い、青年を攻撃するも、傷一つつけることができなかった。

青年はゼペスの死体をゾンビとして生き返らせた。ゾンビになり、絶大な魔力を得たゼペスがリオルグに襲いかかる。

青年は「ゼペスを認め、共に力を合わせてかかってこい。」とリオルグにチャンスを与える。しかし、リオルグはゼペスを恐れ、信じることができずにゼペスに倒されてしまう。2人の最期を見て、青年は「この時代の絆はこんなものか。」と呟いた。

青年はゼペスとリオルグを蘇生させ、自分の前に跪かせる。リオルグの「貴様、一体何者だ」という問いに、青年は「俺こそが暴虐の魔王、アノス・ヴォルディゴードだ。」と答える。

魔王学院へと足を踏み入れたアノスは、皆の注目を集める。教室には手紙を見つめるミーシャがいた。

アノスは、なぜ自分が注目されているのかをミーシャに尋ねた。魔王学院の制服の左腕には印が刻まれている。

その印は魔力測定と適性検査の結果を表すものだとミーシャは説明する。多角形の頂点が増えるほど、優良。十字の形をしたアノスの印は、魔王学園初めての、不適合者の印だった。

感想と考察

主人公のアノスは、魔王の生まれ変わりだと言うだけあり、威圧感があります。でも、家族を大切にしたり、時々みんなからは理解されないジョークを言ったりするので、親しみやすい印象です。ただ、暴虐の限りを尽くしていたという魔王とは少しイメージが違います。

ミーシャと夜道を歩いているときに、昔は「そう振る舞っていた」と語る部分がありますが、そう振る舞わないといけなかった、ということでしょうか。魔王にも色々と複雑な事情があるみたいですね。

1話で出てきたキャラクターたちはそれぞれ個性的で魅力的です。悪役であるゼペスもリオルグも、憎みきれない性格をしています。皇族は試験が免除されるらしいのですが、ちゃんと試験を受けに来た(弱い者をいたぶる為かもしれませんが)ゼペスは案外、真面目な性格をしているのかもしれません。
2話では、新しいメインキャラクターが登場するので、アノスやミーシャとどう関わってくるのか、楽しみです。

第2話「破滅の魔女」

二千年前、魔王は勇者に和睦を持ちかけた。魔王は命のすべてを魔力に変え、種族を分断させ、それぞれの世界を壁で隔て、千年は開かぬ扉を築き上げた。

暴虐の魔王

ミーシャは、「これまで、魔王族で魔王の適性がないと判断されたものはいなかった。」と話した。
不適合者の烙印を押されたアノスは疑問を抱き、ミーシャに始祖の名前を知っているかと聞く。名前を呼んではいけない始祖の名前を思い浮かべたミーシャの思念をアノスは読み取る。すると、「暴虐の魔王『アヴォス・ディルヘヴィア』」という聞いたこともない名、間違った名が語り継がれてきたことを知る。
暴虐の魔王の人物像も、「冷酷さと博愛を併せ持ち、常に魔族のことだけを考え己を顧みず戦った」という誤ったものだった。

授業が始まり、班分けをすることになる。リーダーは立候補制だが、『ガイズ』という軍勢魔法を扱える者でなければならない。1週間後の班別対抗試験では、この『ガイズ』を使った戦闘を実践するという。
リーダーに立候補したアノスだったが、白服である混血の生徒にはリーダーになる資格はないと言われる。アノスは混血が皇族に劣らないことを示すため、『ガイズ』の魔法陣を少し書き換えた。
効果が2倍になる魔法陣を作り上げたアノスは、リーダーになる資格を手に入れることに成功した。

アノスの他にもリーダーに立候補する者が数名いた。そのうちの1人、破滅の魔女サーシャ・ネクロンはミーシャの実の姉だった。純血の証である赤服を着たサーシャを見たアノスは、なぜミーシャは混血を意味する白服を着ているのかと問うと、ミーシャは「家の人が決めた」と答えた。
自己紹介で、「暴虐の魔王『アノス・ヴォルディゴード』だ。貴様らの信じている魔王の名前は真っ赤な偽物だ。」と言ったアノスには、ミーシャ以外寄り付かず、アノスとミーシャ2人だけの班となった。
2人のもとへ、サーシャがやってくる。そして、ミーシャのことを「魔法で動くからくり人形だ」と言った。アノスがサーシャに「魔法概念の理解が浅すぎる。もっと目を凝らして深淵を見ることだ。」と助言すると、サーシャは怒りを顕にし、破滅の魔眼を発動する。アノスには全く効果がなく、逆にアノスも魔眼を発動してサーシャの魔力を鑑定した。なかなかの魔力を持つサーシャに、アノスは自分の班に入らないかと持ちかける。しかしサーシャは断り、班別対抗試験で、もしもアノスが勝ったら希望通りアノスの班に入る。サーシャが勝ったらアノスはサーシャのものになる。という勝負を持ちかけた。

班別対抗試験

班別対抗試験は、キングが戦闘不能、あるいは『ガイズ』を維持できなくなれば決着となる。
ミーシャが城を3つ建ててサーシャたちの目を奪った隙に、アノスは敵の城に接近する。反魔法を多重にかけられたサーシャたちの城に手をかけるアノス。外壁を掴んだかと思うと、城を軽々と投げ飛ばした。サーシャはアノスの力を認め、炎属性最上級魔法『ジオグレイズ』を発動させる。それを、アノスは炎属性最低位魔法『グレガ』で相殺させる。勝負に負けたサーシャは、アノスの班に入ることを渋々承諾するのだった。

アノスは家にミーシャとサーシャを招いた。騒がしいアノスの両親と共に食卓を囲み、美味しいキノコグラタンを食べ、サーシャは温かい気持ちになるのだった。
ミーシャとサーシャはは仲直りし、帰り際には手をつなぐほどになっていた。2人を家まで送り届けたアノスが帰ろうとすると、サーシャが仲直りできたのはアノスのおかげだと礼を言った。続けて、「もしも運命が決まっていたら、あなたはどうする?」と聞いた。アノスは「気に入らない運命はぶち壊せばいい。」と答えた。アノスを近くへと呼び、その手を取るサーシャ。背伸びをして、アノスに口付ける。サーシャはただの友達としてのキスだと言う。挨拶をして別れたあと、サーシャは「さいごにあなたに会えてよかった」と笑顔を浮かべるのだった。

感想と考察
二千年前の魔王の最期が明かされました。この流れは、勇者の生まれ変わりも出てくるのでしょうか。今回は、良き友人になってほしいですね。
新しいキャラクター、ミーシャの姉のサーシャが出てきました。アノスのおかげで姉妹の仲違いは解決しましたが、未だにネクロン家内でミーシャが虐げられていることは変わりありません。今後、ネクロン家についてもなにか語られるでしょう。サーシャの最後の言葉の真意は…次話が気になります。

第3話「サーシャの真意」

班別対抗試験の後、アノスの家に招かれたサーシャとミーシャは、アノスが見送る準備をしている間に二人きりで会話をしていた。
サーシャが「アノスが好きなの?」と聞くとミーシャは「好き」と答えた。ミーシャはその理由を、優しいからだと言うが、サーシャには理解されなかった。
ミーシャがサーシャにアノスのことが好きかと問うと、サーシャは顔を赤らめながら「そんなわけない。ありえない。」と強い口調で答えた。続けて、俯きながら、自分の破滅の魔眼を恐れずにまっすぐ目を見て、その目がきれいだと言うなんておかしいと言った。
昔を思い出して、サーシャはミーシャに「貴方もアノスと同じく、私の目を見てくれた」と語った。

授業が始まる前、教室でミーシャはアノスに「サーシャの誕生日には何をあげればいいか」と聞いた。明日はサーシャの誕生日だと言う。
そこへサーシャがやって来て、アノスの隣の席に座り、「私の元班員もアノスの班に入れてくれないか」と聞くも、アノスはすでに断っていた。試験や試合によっては、大人数でしか参加できないものもあることを知らないアノスにサーシャは頭を痛めた。

七魔皇老 アイヴィス・ネクロン

特別授業として、始祖が自らの血を使って生み出した配下である『七魔皇老』による大魔法教練が行われる。この魔王学院は、七魔皇老が次代の魔王の育成のために作ったものだった。
『七魔皇老』の一人、アイヴィス・ネクロンにアノスは「久しぶりだな。」と声をかけた。アイヴィスは二千年前の記憶をなくしていて、アノスのことを覚えていなかった。アノスは「思い出させてやる」とアイヴィスの頭を掴みにかかる。

授業後、アノスとアイヴィスは廊下で話をする。アノスはアイヴィスの頭を掴んだときに、アイヴィスの記憶を局所的にさかのぼり、二千年前の記憶を引っ張り出していた。それにより、アイヴィスの過去そのものが改ざんされていた事実が発覚した。
アイヴィスは、アノスが暴虐の魔王に仇なす存在で、自分の記憶を消した可能性も捨てきれないと言いいつつも、中立の立場を取ると言い残して去っていった。

ダンジョン試験

ダンジョン試験では、デルゾゲードの迷宮の最下層の王笏(始祖が作った魔王の杖)を手に入れれば満点評価がもらえることを知ったアノスは、余裕綽々たる態度でゆっくりとダンジョンに立ち入るのだった。
デルゾゲードの迷宮をのんびりと進む中、アノスは、最下層の宝物庫にいいものがあるから、それを誕生日にプレゼントするといいとミーシャに提案した。この時、アノスは二人が双子だったことを知る。
隠し通路を通り、反魔法の扉を力づくで開け、安々と王笏のある最下層へとたどり着いた。
一目散に王笏へと駆け寄るサーシャ。一方、隣の宝物庫でミーシャは、不死鳥の法衣をサーシャにプレゼントすることに決めた。王笏の部屋に戻ると、ミーシャは法衣をサーシャに渡した。
サーシャは喜び、お礼を言った。着替えるから部屋を出るように言われたアノスは宝物庫で待つ。ミーシャはサーシャに法衣を着せながら、「今日が人生で一番うれしい日」だと笑みを浮かべて言った。

正直な目

アノスが王笏の部屋へ戻ると、頬を血に染めたサーシャと、胸に短剣が刺さり倒れ込むミーシャがいた。サーシャは、全てダンジョン試験で一位になるための芝居だったと言った。
息絶え絶えなミーシャに「何度騙されても信じる、いい子ぶりっ子なところが大嫌いだった」と吐き捨てるサーシャに、「お前の目は正直だ」とアノスは諭した。
ミーシャを蔑んだ時に、サーシャの魔眼が一度も発動しなかったことを理由に、演技であることを見抜いたアノスはサーシャの腕を掴んだ。
アノスの治癒魔法で回復したミーシャがサーシャを許してあげるようにアノスにお願いをする。すきを見て王笏を持って逃げ出したサーシャは、「あと7時間16秒。間に合わせる。絶対に。」と言い、目的の場所へ向かった。
アノスは、ミーシャ自身のことを聞かせてほしいと言った。「15歳の誕生日、午前零時に私は消える。」と語りだしたミーシャ。「ミーシャ・ネクロンは、もともとこの世界には存在しない。」

感想と考察
直系のサーシャでさえ、アイヴィスとは1度しか話したことがないと言っていました。ネクロン家は想像以上に格式が高く、大きな一族なのでしょう。王笏を持って逃げたサーシャは、運命をぶち壊すことができるのでしょうか。

第3話「十五の誕生日」

ミーシャの正体

アイヴィス・ネクロンによって胎児の頃にサーシャから分けられた、本来は存在しない存在。それがミーシャだった。1人を2人に分けたと同時に融合魔法をかけることで、より強い魔族を作ろうとしたのだ。
自らが消え、サーシャが残るという運命を受け入れているミーシャに、アノスは「俺には知らぬことが2つある。後悔と不可能だ。お前の願いを叶えてやる。」と言った。ミーシャはサーシャと仲直りすることを望んだ。

サーシャに追いついたアノスとミーシャ。ミーシャはサーシャに自分のことが嫌いかと聞いた。サーシャは何も答えず、アノスに勝負を持ちかけた。サーシャが書いた魔法陣をアノスが行使することができれば、質問に答えると言った。
サーシャが時間をかけて作り上げた魔法陣を見たアノスは、サーシャは初めから勝つつもりはなかったことを見抜く。サーシャでは行使できない大魔法をアノスに行使してもらうことが目的だったのだ。魔法を行使したアノスは、サーシャにミーシャの質問に答えてやるように言う。

サーシャの思惑

サーシャの魔法は自分が代わりに消えて残りの人生をミーシャに捧げるものだった。魔法が発動するにはミーシャがサーシャを拒絶することが条件だった。サーシャは今までミーシャに嫌われるよう振る舞ってきたのだが、ミーシャはサーシャのことを拒絶するどころか不器用なサーシャが好きだと言った。
いなくならないでとすがるサーシャにミーシャは「私はサーシャになるだけ。ずっとあなたのそばにいる。」とサーシャを優しく抱きしめるのだった。

アノスは、過去を書き換えて2人はもとから別々の魔族だったことすればいいと提案した。そして、それを成すには2人が魔眼で起源を見据えること、アノスを信じることが必要だと言った。
そこへアイヴィス・ネクロンが姿を現し、アノスの心臓を剣で貫いた。アイヴィスはミーシャとサーシャが融合した身体を始祖の器にしようと企んでいたのだ。しかし、アノスは死ぬどころか反撃してアイヴィスを吹き飛ばした。

誕生日の朝

零時になる直前に時が止まり、時を司る神『エウゴ・ラ・ラヴィアズ』が時間の流れを乱すアノスの前に立ちはだかる。エウゴ・ラ・ラヴィアスはアイヴィスの時間を戻して無傷の状態にし、時の神の力を与えてアノスを滅するように命じた。
時間を操れるようになったアイヴィスの前では炎属性最上級魔法ジオグレイズでさえも無に等しかった。アイヴィスに一方的に攻撃されたアノスは2人を庇って一度は消滅してしまうが、根源だけで蘇生した。時間を止めても動くことができるアノスを見て驚くアイヴィスに、アノスは「始祖とは、俺が俺であるということだ」と言った。アノスは始祖の魔剣でアイヴィスを討ち、サーシャとミーシャは過去を書き換えることに成功する。

アノスが自らの血で再び蘇らせたアイヴィスは記憶の大半が消されていた。アイヴィスは何者かに殺され、乗っ取られていたのだと話した。アイヴィスを乗っ取っていたのは、アヴォス・ディルヘヴィアの手の者と考えられる。
アイヴィスは死んだことにしておいて、他の七魔皇老に探りを入れるようアノスは指示をした。

ダンジョンから出たミーシャはふらつき、手紙を落としてしまう。アノスはその手紙を拾い、「何度でも拾ってやる」とミーシャに差し出した。15歳になると消えてしまうと思っていたから、手紙を読むのがこわかったと涙を流すミーシャ。
「大嫌いなんて言ってごめん」と謝り、仲直りをしたミーシャとサーシャを見てアノスは「平和というのも悪くない。ここは良い時代だ。」そう思うのだった。
アノスはミーシャに手を貸すように言い、左手の薬指に指輪をはめた。その指輪は宝物庫でミーシャが気になっていたものだった。誕生日を祝う言葉を貰ったミーシャは幸せそうに微笑んだ。
アノスは自分が始祖だということを知った2人に今まで通り接するように言い、今まで通り家に招くのだった。

感想と考察
確執が生じていたミーシャとサーシャでしたが、無事アノスの力で両者が歩み寄ることができ、2人とも消えることなく15歳の誕生日を迎えることができました。ネクロン家の問題は今回の話で一旦解決です。
殺しても死なない、時を止めても動くことができるアノスは今後窮地に立つことはあるのでしょうか。

第5話「転入生」

統一派

アノスが教室の席に着くと、サーシャが「楽しみね。」と声をかけてきた。アノスたちが王笏を持ち帰ったダンジョン試験の結果が発表されるのだ。サーシャが満点に間違いないと意気揚々と話していると、担任であるエミリアが教室に入ってきた。
エミリアから連絡事項が2つあり、1つは明日転入生が来るということ、もう1つはアノス班が持ち帰った王笏が盗まれたということだった。クラスメイトの1人が、王笏は偽物でバレないように自分で盗んだのではないかと言った。ミサというクラスメイトはアノスたちを庇うが、学院内での統一派の運動は禁じられているとエミリアに一蹴される。
アノスは瞬時に犯人を見つけ、王笏を取り戻した。その王笏をエミリアに手渡し、「盗ませるならもっとうまくやれ。」と耳打ちした。

アノスはミサが参加している『統一派』の活動に興味を示した。統一派は皇族と混血を平等にしようとする組織のことで、統一派はアノスが暴虐の魔王だと信じている。七魔皇老のメルへイス・ボランもその一人だとミサは話した。
放課後に生徒が集まっていろんな活動をするユニオン塔の一塔を『アノスファンミニオン』と銘打って、統一派の隠れ蓑としていた。それを見てアノスは無慈悲にも「堂々としていられないのは力がないからだ。」と言った。
ミサは見てほしいものがあるとアノスを別の部屋へ案内した。その部屋には父からミサへの贈り物である半分になっている魔剣が祀られていた。ミサは父が魔族、母が精霊の混血で、父には会ったことがないと話した。
皇族は純血の子孫を残すことが責務で、それ以外の血を入れた場合はその近親まで皇族から除外されるため、ミサの父親はミサの存在を隠したのだ。祀られた魔剣はミサの10歳の誕生日に贈られたものだった。
「魔剣の残りの半分は父が持っているのだと思う。皇族と混血が手をつなぎ、家族と笑い会える毎日がほしい。」そう言って、ミサはアノスの班に入れてくれと頭を下げた。それに対し、アノスは「お前達の覚悟を示してもらおう。」と言った。

アノス 対 転入生

この日の大魔王教練は地面に刺さった魔剣を抜くというものだった。触れただけで魔力が奪われる剣で、サーシャもミーシャも抜くことが出来なかった。
アノスが唯一抜けない剣は勇者が使っていた聖剣、そのただ一本だと語り、魔剣を抜く。もう一人だけ魔剣を抜いた者がいた。それは転入生のレイだった。

班のリーダーになる気のないレイはアノスの班に入れてほしいと頼んだ。アノスは「なかなかおもしろいやつだ。」と言いながらも、レイの班の加入を断った。アノスはどうしても配下に加わりたいのなら、班別対抗試験で相応の結果を見せろとレイとミサたちに傲然と言い放ったのだった。

班別対抗試験が始まり、皇族でありながらも謙虚な振る舞いをするレイをミサは変わっていると言った。「皇族が偉いと始祖は本当に言ったのかな。」とレイはずっと違和感を覚えていたのだ。みんなが言う暴虐の魔王が別人に思えてならない、と。
蓮葉氷の指輪の力で氷の城を建てたミーシャの魔力にサーシャは驚く。アノスは蓮葉氷の指輪の力だけではない、根源に聞いてみろと言うのだった。
アノスとレイの2人が対峙する。ミサたちに魔力を貸したレイと対等にするため、アノスは木の枝を剣代わりに使った。
苦戦するサーシャにアノスはミーシャと2人でジオグレイズを発動させろと命じた。サーシャは魔力が足りないのではないかと心配したが、過去の自分たちの根源と融合した2人は魔力が増幅していた。サーシャとミーシャは力を合わせ、アノスに認めてもらおうと食らいつくミサたちを打ち負かした。
「もう少しで剣の扱い方を思い出せそうな気がする。」レイはアノスと剣を交えながら成長する。「これ程力を叩きつけられる相手は久しぶりだ。」と楽しそうにするアノスと「こんなにも長い間、剣を交わせるのは初めてだ。」とまんざらでもないレイ。レイはこれで最後だと一撃を放ったが、勝利したのはアノスだった。

感想と考察
生徒に王笏をわざと盗ませたエミリアの思惑は何なのでしょうか。入学当初からアノスのことを目の敵にしていたので、今後エミリアがどう動くのかが気になります。
今までアノスの周りには敵しかいないのではないかと思っていましたが、レイやミサを始めとした「統一派」のメンバーがアノスを理解してくれているようです。アノスを暴虐の魔王だと信じている七魔皇老のメルへイス・ボランとは一体…
次話は魔剣大会です。アノスとレイが再び剣を交えることはあるのでしょうか。

第6話「魔剣大会」

祝勝会

班別対抗戦の祝勝会としてアノスの家にミサとレイは招かれた。ミサは水の大精霊と何らかの縁があるのだろうと考えたアノスは、ミサを班員に迎え入れることにした。
アノスは母のお腹にいる時に死にかけたことがあった。アノスは普通とはちょっと違うかもれないが、元気に生きているから関係ない。そう語った両親はアノスに優しく微笑みかけた。
夜風に当たりに出たミサはレイに感謝を述べた。レイは班の勝利よりも自分の感情を優先してしまったことをミサに謝罪した。ミサは「レイのような人こそ統一派の理想なのかもしれない。」と謙虚で差別をしないレイを見つめた。
突然、レイは半霊半魔のミサに体調が悪くなることがないかと質問した。ミサがどうしてかと聞くと「半霊半魔は長くは生きられない。精霊魔法を使ってピンピンしている半霊半魔はいない。」そんなミサをレイは特別な存在なのだと言った。

七魔皇老 メルへイス・ボラン

魔剣大会にはレイとアノスが選抜された。エミリアは二人に大会で使用する魔剣を用意するよう伝達した。アノスと再戦できることを嬉しそうにするレイだが、アノスは混血の自分が選ばれるのにはなにか裏があるに違いないと警戒していた。
ミサが七魔皇老のメルへイス・ボランと会わないかと誘うと、アノスは二つ返事でユニオン塔へと出向いた。アノスが姿を現すとメルへイスは頭を垂れて跪き、記憶を何者かに消されてしまったことを明かした。統一派の光であるアノスをよく思っていない皇族至上主義の者がアノスを魔剣大会に選抜したのではないかと予想した上で、アノスに魔剣大会の欠場を提案した。

アノスが家に帰ると待っていたのはミーシャとミーシャの手作りの料理だった。わざわざエミリアが足を運んで、アノスが魔剣大会に出ることを両親に知らせたと聞いたアノスは不審がった。嬉々とした表情の母にアノスは「出るかどうかわからない」と言うが、魔王になるには実績を積まなくてはならないことをミーシャから教わり、母の期待の眼差しに心が揺れ動いた。

物見遊山

食事のお礼として、アノスとミーシャは一緒に出かけることになった。ミーシャがアノスを連れて行ったのは、魔法模型店だった。その店の工房では模型を作ることができ、アノスが試しに作ってみると店主も驚くほど精密な魔法模型が出来上がった。それを気に入ったミーシャを見たアノスは、その模型を指輪にしてミーシャにプレゼントした。
ミーシャはアノスにお返しがしたいが、なんでもできるアノスに自分は必要ないと肩を落とした。しかし、アノスはミーシャの魔眼と創造魔法はアノスを越えることができるかもしれないと話した。アノスがこの世で誰よりも勝っているのは、ミーシャの得意とする創造魔法とは対局にある滅ぼす力だけ。ミーシャはアノスの力になるべく、必ず強くなると誓うのだった。

アノスとミーシャは猫喫茶に訪れた。アノスのそばに一匹の猫が近寄り、喋り始めた。その猫はアイヴィスの仮の姿だった。アイヴィスの話では、統一派のトップはメルへイスではない。その正体は統一派の誰も知らない。また、魔皇エリオが建てたログノースという魔法医院のトップも正体不明なのだという。その二人を結びつけるには情報がまだ少ないため、アイヴィスは調査を引き続き行うことになった。
アノスとミーシャは帰りに街一番の病院であるログノース魔法医院へ立ち寄った。そこで出会ったのは母親の見舞いに来たレイだった。アノスは、いつもと様子の違うレイのこともアイヴィスに調べさせることにした。

魔剣大会

魔剣大会当日、応援に駆けつけた母と別れると猫の姿のアイヴィスがアノスのもとへやってきた。魔剣大会にメルへイスは無関係であること、七魔皇老のガイオスとイドルが関わっていること、レイの母親は「精霊病」という重い病を患っていることをアノスに伝えた。
アイヴィスがアノスに魔剣大会を辞退するのかと聞くと「アヴォス・ディルへヴィアの出方を探るならそれも悪くない。」と答えた。

アノスの一回戦の相手はログノース魔剣協会に所属している、エミリアの兄クルト・ルードウェルだった。なかなか会場に入ってこないアノスに対して皇族達が誹謗中傷の言葉を投げつける。それを見かねたアノスの母は「私の子供の夢を笑わないで!」と叫んだ。その時、アノスのもとに父親が自作の魔剣を持って駆けつける。
アノスは両親の喜ぶ顔を見るため、魔剣大会に出場することを決めて会場へと足を進めた。

感想と考察
今回は家族愛を一層強く感じた話でした。アノスと両親のやりとりを見ていたレイの微笑みの意味が気になります。いつも穏やかながらも掴み所がないレイは一体何を抱え込んでいるのでしょうか。
ログノースという皇族派の団体が怪しいのは明らかですが、魔剣大会でアノスを打ち負かすためにどのような策を講じてくるのでしょうか。魔剣大会でも一波乱ありそうですね。

第7話「母の言葉」

レイの契約

アノスはちょうど1分でクルトの魔剣を破壊して圧勝した。控室で休憩していたアノスとミサは、初戦を勝ち抜いたレイが皇族派の組織であるログノース魔剣協会に所属していることを知って驚く。控室に入ってきたレイは「何も聞かないでもらえると助かる。」と言うが、ミサは黙っていられずにレイを問い詰めた。
控室を出ていこうとするレイはアノスに「僕は君を殺す。」と宣言し、アノスは「死を覚悟して挑むことだ。」と返した。もともと命がけだと言ったレイは剣を抜いてアノスに切りかかり、アノスは覚悟を試すためにレイの心臓を鷲掴みにする。
お互いに致命傷を負わせることができなかったが、決勝で相対することを約束してレイは控室を出ていった。アノスはレイの心臓を掴んだときに、レイの体内に何らかの条件で根源を滅ぼす仕掛けの契約の魔剣がつけられていることに気づいた。

父の思いのこもった剣で決勝まで勝ち抜くことが出来たアノス。父は仕事に戻り、アノスも所用を済ませてくると言って、母イザベラに剣を託した。魔剣大会では代用の剣は認められていないため、なにがあっても剣を守ると誓うイザベラに統一派のメンバーが付き添ってくれた。
アノスとミサは精霊病により身体が透けたレイの母親、シーラのもとへとやってきた。根源が希薄になって消滅しかねない状態のシーラは、ミサと同じ半霊半魔だった。
シーラは目を覚まし、レイが自分の治療と引き換えに皇族派の言いなりになっていることを明かした。レイは昔から剣術が大好きだったけれど、思い切り剣を振るう相手がおらずにつらい思いをしていたという。レイはアノスに負けたことを嬉しそうに話し、アノスと思い切り戦うことが望みなのだとシーラは語った。
精霊と魔族の根源は異なるため、アノスにはシーラを救うことはできないが同じ半霊半魔のミサであれば助けることができる。ミサの根源を消耗しすぎるとアノスでも蘇生することができずに両者とも滅びてしまう危険なものだったが、ミサは少しでも回復できればと実行する。
シーラの回復が始まってすぐにアノスは窓の外へと視線を向け、険しい表情をした。

エミリアの襲来

帰宅途中のイザベラと統一派のメンバーたちはアノスの話で盛り上がっていた。そこへエミリアが現れ、運営委員会は決勝戦だけ選手の剣を預かる規定があり、自分が運営委員会に持っていくからアノスの剣を渡すように言った。
イザベラはそれならば自分が運営委員会に直接持っていくと伝えると、エミリアは剣に手をのばし、力づくで取り上げようとする。それを拒んだイザベラに対してエミリアは攻撃を仕掛ける。
何度も攻撃を受けながらもイザベラを庇う統一派のメンバーだったが、力及ばず倒れてしまう。ついにエミリアがイザベラを追い詰めたところで、間一髪でアノスがイザベラを救出する。
アノスはエミリアの動きを封じ、イザベラや統一派のメンバーを治癒した。そして、イザベラを守った統一派のメンバーの名前を生涯忘れないと感謝を伝えた。アノスは身動きが取れないエミリアに近づき寛容な自分は怒りに身を任せた愚かな真似はしないと思っていたが、それは間違いだったと気づいたと怒りを顕にした。
転移魔法で闘技場へと連れてこられたエミリアは、アノスに致命傷を負わされる。アノスのことを暴虐の魔王だと認め命乞いすれば気が変わるかもしれないとアノスは微笑を浮かべた。しかし、エミリアは暴虐の魔王がアノスであると信じることができずに殺されてしまう。アノスによって蘇生されたエミリアは何度死んでも混血に転生する呪いをかけられて絶望した。

一方、ミサとシーラのもとにレイがやってくる。根源を削って力を分け与えているミサにレイは感謝を伝えてから眠らせた。レイにシーラが「私のことは気にしないで。」と声をかけた。貴方と出会えただけで十分幸せだ。自由に生きなさい。そう伝えると、シーラは再び瞳を閉じた。
レイが病室を出たタイミングでアノスが病室に姿を現す。窓の外のレイを見送るアノス。レイはアノスの姿をひと目確認してから去っていった。

魔剣大会決勝戦が今、始まる。

感想と考察
レイが契約を交わしたのは誰なのかが、気になります。さすがに正体不明といわれているログノース魔法医院のトップではないと思いますが…
前にもレイが話していましたが、半霊半魔は元々力が弱い存在だということがわかりました。半霊半魔でありながらも強い力を持つミサは、やはり特別な存在なのでしょう。
魔剣大会の決勝でアノスとレイはどのような戦いを繰り広げるのでしょうか。

第8話「二人の決勝戦」

魔剣大会決勝

大勢の観客に見守られる中、アノスとレイの戦いが始まる。決勝戦は、左手に付けられた腕輪が破壊されると敗北となる特別ルールだった。アノスの腕輪には吸魔の円環がついていて、アノスの魔力を吸い続ける。
吸魔の円環が吸う魔力が途絶えるとシーラが滅び、アノスがレイに勝てば契約の魔剣によってレイの根源が滅びるという。
アノスのものとは違い、ただの腕輪をつけたレイはアノスに斬りかかる。皇族派から試合を長引かせるように言われていたレイだったが、レイはそれを望まず契約に背いた。
思い切り戦い、自分が勝つことを宣言したレイに対してアノスは「それでこそ我が友だ。」と微笑んだ。余計なことを何も考えず、ただ剣を振るう2人。レイの最後の一撃はアノスの左腕を切り飛ばしたが、アノスの剣はレイの心臓を一突きにしていた。

対メルヘイス

レイが地面に膝をつくと、アノスは倒れたレイと共に次元の牢獄に閉じ込められてしまった。レイに契約の魔剣を仕込み、魔剣大会にアノスを選抜したのはメルヘイスだった。吸魔の円環により魔力が半分以下になったアノスの前に七魔皇老3人が相対する。
突如として、メルヘイス以外の七魔皇老ガイオスとイドルの首筋から血が吹き出る。その攻撃はレイによるものだった。アノスはレイの心臓を貫いたのではなく、レイの心臓につけられた契約の魔剣を破壊したのだった。
メルヘイスはシーラを人質にとり、レイに皇族派に忠誠を誓えばシーラの治療をすると交換条件を出そうとした。アノスはその言葉を遮って「殺したければ殺すが良い。」と言い放った。レイはメルヘイスの不意を突き、シーラのいる次元へと飛び込んだ。
メルヘイスは二千年前にアノスが世界を四つに分けた「全てを拒絶し滅ぼす壁<ベノ・イエヴン>」の一部を次元牢獄に取り込んで保管していた。ベノ・イエヴンの力と吸魔の円環で吸収したアノスの魔力で、メルヘイスはアノスを窮地に追いやる。
レイによって切り落とされたアノスの左腕がメルヘイスに奇襲をかけるも、失敗に終わる。メルヘイスは術者以外が入れない絶対空間に逃げ込みながら、魔力の一割しか使えないといわれている転生後すぐの状態のアノスが力を取り戻していることに驚いた。
レイとシーラのいる次元に発動されたベノ・イエヴンを防ぐために、アノスは反魔法を展開した。レイはアノスに強い剣を作ってくれと頼みその剣でベノ・イエヴンの斬るも、剣は粉々に壊れてしまう。
アノスの魔力も限界に近づきここまでかと思われたところに、死を前にして真の力を思い出したシーラが剣に姿を変えた。半霊半魔であるシーラがそのようなことをすれば、根源が滅びてしまうがシーラは承知の上だった。
涙を浮かべながらシーラの剣をとり、ベノ・イエヴンも空間をも切り裂いたレイ。シーラは消えてなくなってしまった。
「ベノ・イエヴンの貯蔵はまだある。無駄死にだ。」と言ったメルヘイスの背後をとるアノス。アノスが絶対空間に入ってきたことに驚きを隠せないメルヘイスだったが、アノスを捉えることに成功しベノ・イエヴンでアノスを消滅させた。
しかし、消滅させたはずのアノスはそこに存在していた。メルヘイスが何度攻撃しても、結果は同じだった。吸魔の円環とベノ・イエヴンにより滅びの根源が叩き起こされたアノスにとって、メルヘイスを討つことは容易かった。

剣の伝承

メルヘイスの脳に隷属の魔剣が刺さっていることに気がついたアノスは、それを破壊してメルヘイスを正気に戻した。メルヘイスはアノスと会った夜に何者かに襲われ操られていたようだ。
メルヘイス以外の七魔皇老は根源を融合され、乗っ取られていた。アノスがガイオスとイドルを蘇らせようとすると、それを邪魔する者がいた。仮面をつけた何者かに対しアノスが「お前がアヴォス・ディルヘヴィアか。」と聞くが、その者は答えずに去っていった。
魔剣大会はアノスの優勝で幕を閉じた。アノスは「優勝できたのはこの剣のおかげた。」と父の作った剣を天高々と掲げたのだった。アノスはレイの治療をしながらシーラの無事を伝え、シーラを蘇らせた。アノスが魔剣大会で父の打った剣で優勝したことにより、シーラの真体である剣の噂と伝承を広めることができたのだ。
魔剣大会の優勝者であるアノスに、サーシャは記念品を授与し頬にキスをした。サーシャはアノスが優勝すると信じていたからこの役割を受けたのだと頬を赤らめた。ミーシャに楽しかったかと聞かれたアノスは「なかなか愉快な大会だった。」と答えたのだった。

感想と考察
今回は今までになくアノスが窮地に追い込まれましたが、それにより更に力を増すことになりました。手も足も出ないのではないかと思った状況から、レイとシーラを助けることに成功し魔剣大会に優勝したアノスは流石としか言いようがありません。
ついにアヴォス・ディルヘヴィアと思わしき人物が登場しました。次はどのような手を使ってくるのでしょうか。アノスの配下たちの成長にも期待したいところです。

第9話「勇者学院の謎」

「何を言っている。一秒で着く」
魔剣大会も幕を閉じ、アノス達は勇者学院との交流授業のため、人間界・アゼシオンへと赴く。現地で各自行動をとる中、「調べ物がしたい」というアノスは、勇者学院へ向かい、“部外者立ち入り禁止”の学院内に堂々と侵入しようとする。するとそこに「ボクと一緒ならお咎めなしだぞ」といたずらっぽく笑う、勇者学院三回生エレオノール・ビアンカが現れ、特別に学院を案内してもらうことに。

第10話「学院別対抗試験」

「——あとは俺に任せておけ」

アノス達は勇者学院との学院交流初日を迎えた。しかし“学院交流”とは名ばかりで、勇者学院の面々は、歓迎ムードとは程遠い雰囲気。魔王学院三回生首席のリーベストが魔法の発動に失敗すると、勇者学院の面々はくすくすと笑い声を漏らす。不愉快そうに表情を歪める魔王学院の生徒達。そんな状況をアノスの一言が切り裂く。「——相変わらず、罠を仕掛けるのが好きだな、人間は」。学院交流は、不穏な雰囲気で幕を開けた。

第11話「命の輝き」

「……ほう。なかなか歯ごたえのある者もいるようだな」
学院別対抗試験第二戦が開始された。ハイネ達に敗北したリーベストの悔恨を引き受け、アノス達は勇者学院の面々と対峙する。作戦は必要なら考えると、莫大な魔力を用いて、正面から相手を叩き潰しに行くアノス。たが、都市を覆う結界『デ・イジェリア』と、少女・ゼシアの聖剣エンハーレの斬撃によって攻撃は防がれてしまう。そして次なる攻め手に欠ける状況下で、ミーシャがある打開策を提案する。

第12話「禁忌の魔法」

「全員まとめて、幸せにしてやればいいのだろう?」
「お願い。ゼシアはボクにしか止められないぞ」。ディエゴによって瀕死まで追い詰められたミーシャを抱き上げ、神殿の奥間へと向かうアノス。そこにはエレオノールの姿があった。自身が“魔法そのもの”であるという彼女は、その真意について、そして勇者学院の狂気に満ちた真実について語っていく。

第13話「世界が愛に満ちるように」

「生きよ!! 魔王が戻る、その日まで……!!」
全ては二千年前から始まっていた。黒い仮面の男・アヴォス・ディルヘヴィアの正体が明らかになり、事態は急転する。二千年を経ても癒えぬ魔族と人間の禍根。その果てに、暴虐の魔王アノス・ヴォルディゴードが取った選択とは――。

U-NEXTには31日間の無料トライアル期間があります。
この無料期間を使うことで魔王学院の不適合者を視聴できます。
登録したときにもらえる600ポイントで最新コミックやアニメ映画を視聴することも可能♪
過去作や他のアニメ作品のラインナップも豊富で長期に楽しむとができます。
\期間内に解約すれば月額料金は一切不要/

魔王学院の不適合者の声優情報

アノス・ヴォルディゴード/CV.鈴木達央さん

本作品の主人公。

二千年前、人間・精霊・神々を滅ぼした【暴虐の魔王】と恐れられた魔王の始祖である。

現代では人間の夫妻の間に転生する。

転生後は身体こそは人間だが、知能・魔力・魔法における技術・身体能力は転生前と変わらない。

入学試験での魔力測定では規格外の魔力に魔力水晶が耐えきれず爆破してしまい測定不能に。そのため「不適合者」との烙印を押されてしまう。

ミーシャ・ネクロン/CV.楠木ともりさん

サーシャの双子の妹。

ネクロンの家系に生まれるも皇族として扱われていない。

故、制服は白色。

魔力水晶による魔力測定では周りの生徒は3桁ほどしか出せないのに対し10万以上もの数値を叩き出す。

〈創造魔法〉を得意としている。

サーシャ・ネクロン/CV.夏吉ゆうこさん

ブロンドツインテールの少女。ミーシャの姉。

ネクロン家直系の第16代目。

視界に写るものを自滅させる〈破滅の魔眼〉を持つ。

そのことから周囲からは【破壊の魔女】と呼ばれている。

魔眼が発動する際は眼に魔法陣が浮かぶが、まだ自身で能力のコントロールができておらず、感情が昂ってしまうと無意識に発動させてしまうことがある。

魔王学院の不適合者の作品情報

作品概要

魔王学院の不適合者〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜』は、著者:秋(しゅう)によるWEB小説サイト”小説家になろう”で2017年4月から連載され、KADOKAWAの”電撃文庫”より2018年3月から刊行されているライトノベルです。

シリーズ累計100万部を突破している大人気シリーズです(2020年1月時点)

 

アニメ他にもコミックスや小説も連載中のため、今後も目が離せない作品です。